重心に近い着地を体に覚えさせるマーカー走



本日のフィジカルトレーニングは変形スタート!
様々な姿勢でスタートし、約10mの順位を競います。




柔軟性と、不安定な姿勢から走り出すバランス力で勝負を制したのはナナコ!
ナナコがなぜ速かったのか動画で確認し、全員でシェアしました!



【本日のメニュー】
50m×2(フォーム意識)
50m×3(タイムトライアル)
マーカー走
50m×2(タイムトライアル)
100m×2(タイムトライアル)
リレー

本日は全体的にフォーム意識寄りのトレーニングを行いました。



マーカー走では、約80cm感覚にマーカーを置き、追い越したマーカーのなるべく近くに足を着地させる意識で走り抜けます。
重心に近い場所に着地させる意識を養い、ブレーキの少ない着地の感覚を体に覚えさせます。





個別アドバイス

【みこと】
怪我明けからタイムが伸び悩んでいる。元々出来ていた基礎的フォームが崩れるようなことはないが、空中での足の入れ替え速度が落ちている。腿を素早く上げる意識を持てると入れ替え速度が上がるので、その為に腕振りをより大きくダイナミックに振れるようにしたい。プラス面として、タイムが落ちてもやる気をなくすようなことはなく、最初から最後まで力を抜かず真剣に走れていた。この努力が早々に結果に繋がるようこちらからも慎重にフォローを行なっていく。

【りんたろう】
マーカー走で着地足を重心側に引きつける動きの意識付けを行った後は、真上から足を下ろせて着地できるようになり、ブレーキの少ない着地が出来てきている(着地時にスネの角度が垂直に近い)。速くなるための目的が明確になった時は、集中力が増すと共に目的を意識をして練習に取り組めるのがリンタロウの大きな強み。目的がやや専門的でもなるべく理解できるようこちらも工夫して伝えていく。

【ゆう】
外遊びやフィジカルトレーニングでも高い瞬発力を発揮しており、ポテンシャルの高さを感じる。走りのフォームについて、顎が上がり重心が後ろに行きがちであったが、本人も弱点を理解し、顎を引く意識を行っている。まだ意識的ではあるため100%行うことは出来ないが、小まめに動画確認、声かけを行い、無意識レベルにまで落とし込んでいく。

【はるま】
身体の近くでの腕振り、つま先接地など基礎的フォームが順調に身に付いてきている。次なるステップとしては腕の前振りの高さを上げ、腿も上げられると◎。本日のマーカー走では着地時の音を意識させたところ、ブレーキの少ない着地ができていた。スピードを上げて腿を上げる動きには筋力(腸腰筋)が求められるため、マウンテンクライマーなどの筋トレを宿題として出していく。

【しゅんき】
フォームのレベルが非常に高くなってきている。つま先接地、着地足を重心側に引きつける動き、真っ直ぐダイナミックな腕振り。これらの意識を崩さず練習を最後までやり切れていた。またレベルの高い一組目で走り、疾走後も人一倍タイムに関心を寄せていた。正しいフォームで走れていると速く走るための筋肉が発達していくので、今の意識とモチベーションを長期に渡り維持させていく。

【こうた】
顎が前に出る、接地が前に出るなど、基礎的なフォームの崩れがみられる。まだ怪我明けであることもあり、焦らず基礎から少しずつ思い出すように練習を積み重ねていきたい。少しずつスピードは戻ってきているため、一つ一つフォームを修正していきたい。

【だん】
ダイナミックな腕振りが可能となってきており、回旋動作というねじるような動きも出てきている。これはトップアスリートに見られるものであり、今後も強みとなる動き!基本的なフォームができているため今後のためにも応用的な動きに取り組ませていきたい。

【ななこ】
変形ダッシュなど多様性のある動きが必要な種目においてNo. 1の動きを見せていた!柔軟性や筋力は高いレベルなので、走りに活かすためにも基礎フォームの徹底を図っていきたい。

【はる】
ドリルなどのフォーム練習に積極的に取り組めていた。地味ではあるが重要な練習に対してひたむきに取り組めるのがはるの強み。走りの中でも学んだら動きが見られており、今後も大きく伸び代がある。


【すみれ】
つま先接地、足のたたみ、大きな腕振りなど基礎的なフォームが習得できている。少し長い距離になるとフォームがくずれる傾向があるが、短い距離では正確に行えている。今後は足の入れ替えなど応用的ドリルに取り組ませていきたい。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

アルファプラス

東京都杉並区の済美山陸上競技場で活動する陸上クラブ/かけっこ教室!
練習を強制されず、自ら楽しむ自立したアスリートを育成します!
アルファプラス

ケンちゃんTwitter