9月28日レポート

フィジカルトレーニング
ゴム紐ジャンプトレーニング
50m×5(タイム計測)
100m×2〜3
リレー

個別アドバイス

【かずま】
50mで途中までは全力で取り組めていたが、良い記録がなかなか出ず、途中からは流してしまっていた。ただ腕振りをダイナミックに振るなどフォームを意識的に作ったり積極的な一面もあるので、タイムは出ずとも新しい感覚を得るだけでも収穫となる。走る前に集中する時間を数秒でも作れると練習の質はさらに上がってくる。

【りひと】
1本目で良い記録が出ないと集中力が一気に下がってしまう傾向にある。他の子のタイムが気になる様子もあり、勝ち負けを意識していて勝負を放棄してしまいがちなので、今一度自分に集中出来るようにしていきたい。またフォームを一点だけ意識し続けて、「今日これだけは改善する」と自分自身に目的を持って取り組めるよう技術的なアドバイスもしていきたい。

【たいせい】
2年生グループのセイジ、ジュンイチロウに追い付こうと毎本全力で出来ており、おかげでその二人も刺激され、全員本気の勝負が出来ていた。50mも9秒1と確実に底上げされてきているので、この調子で8秒台で安定させていきたい。まだつま先からの着地が半々くらいの完成度なので、引き続きフォームも意識しながら走っていきたい。

【けいた】
腰の回転を使ったフォームだからこそ、上半身がブレたりレーンの中でも左右にズレたりなど、横への動きが多くタイムロスになっている。足を上げる位置や腕振りの角度など体の中心軸に集めるように動かせると横ブレが抑えられてくる。それが出来た時はタイムが顕著に伸びるので、大会までに無意識レベルにまで習得させていきたい。

【かい】
今回も練習後に800mを走ると宣言しており、大会への意識が高まって来ている。短距離でも最近は重心を前に倒せて走れており、50mでは素早く加速できている。ただ100mの後半では足が後ろに流れてしまっているので、中間ではもう少し上体を起こして重心を上げられると◎。フォームの微調整が出来、体力もあるカイだからこそ、本数を重ねる中で出来るだけ多く修正を繰り返していきたい。

【るか】
50mでは「どうしたら速くなる?」と聞いてくるなどタイム更新を諦めず積極的な姿勢で取り組めていた。前傾姿勢を伝えたところ、空き時間で試しており、黙々と練習が出来ていた。100mでは少しでも多く走ろうと、走ってはすぐに戻り計3本を全力で走れていた。言葉使いが荒いところはあるが、練習に向き合う姿勢は素晴らしいので、他のメンバーへのリスペクトの気持ちを持ちつつ取り組んでいってほしい。

【すみれ】
基礎的なフォームを身に付けてきているからこそ、応用的なフォームや目標に着手していって欲しい。いつも並走する友達が固定化してしまっているため、いろいろな友達と走ってもらうことでモチベーションを引き出していきたい。また、他の友達の走りを分析することが非常に得意であるため、周りの走りの中で自分に取り入れられるところがないかを考えてもらう癖を身に付けていきたい。特にトップスピードに乗った後の減速が大きいため、トップスピードの姿勢について学びを深めたい。

【せいじ】
前回と引き続きスタートでの前傾姿勢に注目してトレーニングを行ってもらう。体全体で前傾を取ることが少しずつ身に付いてきてはいるが、依然として頭や胸を丸めることがあるため、改善を図りたい。また得意とする中盤での加速力を減速せずにトップスピードに生かすためにも、ジャンプ系のトレーニングやスキップなどのドリル練習も多く経験させていきたい。

【じゅんいちろう】
せいじと良いライバル関係を築けており、集中してトレーニングに臨むことができていた。タイム等の数字に関する指標よりも、目の前の友達に勝ちたいと言う良い意味での負けず嫌いさによりモチベーションが向上することが多く見られる。本人が意欲的に練習に取り組めるような環境設定を模索していきたい。
走りに関してはつま先接地や足の入れ替え等の応 基礎的な技術は安定して行えてきているため、腕振りの方向や骨盤の動きなどの応用的な動作の習得に入っていきたい。そのためにも自分の走りだけでなく他の人のフォームにも関心が持てると◎

【れお】
スタートの加速はトップクラスの加速力を見せており、走り始めから20メートル程度まではチームでもトップクラスのスピードを見せている。走り出しからさらに加速する部分で減速しているため、姿勢等に注意してフォーム修正   を行っていきたい。依然として腕振りを力みすぎる、背骨が丸まってしまう癖が見られるため、走る前に肩甲骨や背骨を整えるルーティンを指導した。その後は自分自身で走る前に肩甲骨ほぐそうとするなど、創意工夫する姿がみられた。今後も自主的に学びを深められるように声かけを行っていきたい。

【とらのすけ】
基礎的な技術をきちんと習得し、また目標とした50メートル8秒台も安定して記録できている。ある程度目標達成できているからこそ、次のステップとなる目標を明確に設定していきたい。50メートル走では7秒台を目標とし、ライバルとなる友達を見つけ、良い意味で人と切磋琢磨できる環境設定を行っていきたい。
走りのフォームに関しては最近前傾姿勢を深くして状態でも腕振りをダイナミックに行えるように肩甲骨の使い方が上手くなってきている。伸びている腕振りや肩甲骨の使い方をさらに深めれるようボディーワークやフォーム指導を行っていく。

【はるき】
100メートル走に置いて、自己ベスト記録大きく更新した。その後も15秒台を連発するなど、タイムが安定していることから技術を正確に身に付けることができていることがうかがえる。最近取り入れている前傾姿勢でスタートした後に、徐々に骨盤を前に突き出すことで重心をを上げていくイメージが正確に行えるようになってきている。今後も、100メートルをどのようなピッチの変化や姿勢の変化で走れば良いか、腕振りはどのようなイメージで行えば最適な腕振りとなるかなど、大会に向けて調整していきたい。

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