9月21日レポート

フィジカルトレーニング
技術講習(着地)
50m基本ドリル3種
50m×5(タイム計測)
100m×1
600mリレー
400mリレー

個別アドバイス

【とらのすけ】
リーダー役を担い、チームメイトを整列させる事やグループワークでは皆に声をかけるなど、上級生としてチームのために振る舞ってくれている。
安定して基礎フォームを行えており、タイムも好タイムを継続して記録することができている。今後はバスケットボールにも生きるような走りを身に付けるために10メートルを急加速できるような重心移動を身に付けさせていきたい。
また大腿部の痛みの訴えがあったため、大腿四頭筋のセルフケア方法を指導した。この痛みが継続するようなら、さらに詳細にストレッチなど指導していきたい。

【とうわ】
スタートからの力感がうまく作れず、力強く地面をキックできてないと言う課題意識をもって練習に取り組んでいた。この原因としては、地面を蹴るために体の末端を意識しすぎており、足だけの力で地面を蹴っている点。地面を蹴る際に同側の骨盤を下げる動きを接地のタイミングで行えると◎。次回、足だけでなく体幹部の力をキックにプラスできるように、骨盤の動きを学習するフィジカルトレーニングと合わせて指導していきたい。

【せいごう】
スタートからのリアクションや、重心移動をうまく使って加速す?の再現性が高まってきており、並走する友達にかかわらず自分の走りに自信を持って行うことができている。課題としては、2次加速であり、胸椎を丸めたままトップスピードで走り、減速してしまっている点。みぞおちを前に突き出す意識を持ってもらったところ、スムーズに加速してトップスピードを維持できていた。大会に向けてこの意識を大事にしてフォームを作り上げていってほしい。

【じゅんいちろう】
フィジカルトレーニングや、ウォーミングアップメニューなど熱心に取り組んでいた。大会出場を予定して少しずつ、当日のウォーミングアップや行いたいフォームに関して考え深めていきたい。少しモチベーションが下がっている様子で、100メートルの練習を棄権してしまうなどの場面も見られた。良い意味で負けず嫌いを発揮できる場面や、よりモチベーションが向上する環境設定を模索していきたい。

【すみれ】
フォームが定着し、150メートル以上の距離も減速せずに走り切る技術を身につけてきている。
基礎的な技術は自安定して行えているが、課題としては応用的なフォームを身につける事。例えば100メートルを最速で走れるためには常に全力で走るのではなく、緩やかなピッチからスタートし徐々に回転数を上げていくことや姿勢を変化させるなどが必要となる。円滑な加速やトップスピードを維持するためにどのようなフォームが必要か、考えながら練習する習慣を身につけさせていきたい。

【まさき】
最近では、スタートでの加速と言う持ち味が明確になってきており、自分自身の走りのスタイルが明確になってきている。深い前傾姿勢は走り出しからの加速には必要な要素ではあるが、トップスピードに乗る際には反発を十分にもらえない姿勢となってしまう。まさきの走りは加速力は高いが、その後に減速の大きな走りとなってしまっている。ジャンプやスキップなどで脱力しても反発をもらって体を跳ねさせる感覚を身につけて、走りをレベルアップさせて欲しい。

【りひと】
一時期は50m8秒台を出せたことでモチベーションも高く練習に取り組めていたが、最近はその喜びや目標が薄れてしまったのか、やる気が落ちてしまう場面もある。リヒトは低学年の子への面倒見が良い一面もあり、そのおかげで低学年からの信頼も厚く注目も集めやすい存在なので、それを自覚出来ると自身の集中力にも繋がってくるかもしれない。

【かずま】
周りの雰囲気に飲まれやすい一面があり、一緒の組で走るメンバーの集中力が切れているとそれに引っ張られる傾向にある。今回もなかなか50mや100mで全力で走り切れず良いタイムを出すことができなかった。自ら奮い立たせることが理想ではあるが、そのような時は走るメンバーを変えるなどして環境から変えていけるようこちらも工夫していきたい。

【たいせい】
8月休みからのブランクも明け、アップやフィジカルトレーニングでは素早く動けるようになってきたが、走りのフォームに伸び代があり記録はイマイチ停滞している。重心が後ろにあることで踵寄りの着地になっているので、胸を張る姿勢とセットで前傾姿勢を取れるとバランスが取れてくるかもしれない。タイムを意識して練習出来ているからこそ、フォームへの関心も高めていきたい。

【かい】
今回は長めの距離でリレーを行ったので話し合いが重要であったが、低学年の子の話もよく聞いてあげながら周りのバランスを考えて話し合いをまとめられていた。その後の誘導もスムーズでチームのリーダー的存在となっていた。練習後も一人で800m走るなど大会を意識して一層緊張感を高めて練習出来ており、高い質で練習に取り組めている。

【けいた】
今回も上半身のブレを抑えることに意識置いて練習に取り組んでいた。「今日は調子が良い」といつもより脚を素早く回転させられていたが、着地の角度がツン飲めるような形でブレーキがかかってしまっている場面もあった。ケイタは走るのが大好きでウォーミングアップから常にハイペースで走っているが、たまにはゆっくりのペースから段々と上げていって丁寧にフォームを作っていく練習も重要となる。

【るか】
50mでタイムは伸び悩んでいたが、今回はそれでも「次こそは…!」と前を向けて頑張れていた。リレーではそれぞれ走る距離が違っていたが、自ら長い距離を走ると志願し、チームに貢献していた。子供達同士のコミュニケーションも最近は円滑に出来るようになり、それぞれの希望をぶつけ合うリレーの話し合いでもスムーズに進めることが出来ていた。

【れお】
つま先着地が定着して来たので次のステップとしては着地の角度をツン飲めらず、真上からの角度で着地できるとブレーキが少なくスピードに乗りやすくなる。走りだけでなく、スキップや腿上げなどのドリルから常に着地を心掛けることにより、改善しやすくなる。柔軟にフォームを変化させていける強みがあるので、これからも試行錯誤を繰り返していって欲しい。

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