8月10日レポート

フィジカルトレーニング
ゴム紐トレーニング
50m基本ドリル3種
技術練習(足の回転位置)
50m×5(タイム計測)
スタート10m対決
鬼ごっこ

個別アドバイス

【はるき】
向かい風の猛暑の中で全員がタイムを落とす中、7秒台をマーク出来ていた。一緒に走っているメンバーとの差を見ても確実に実力は上がってきている。他のメンバーがバテて集中力を切らしている中でも、気合の入った走りで周りに刺激を与え、ハルキがいる組はみんな真面目に走る傾向にある。それぞれフォームの課題は持っているので、仲間同士でも感覚の話し合いなどが出来るとより視野が広がって実力にも繋がってくる。

【そうすけ】
50mではなかなかタイムがを出ず、集中力を切らしているかのように見えたが、その後に「100mを測りたい」と強く意思表示をしてきた。他の子がやらずとも、1人で100mを測り目標タイムを出そうと奮闘していた。「りんたろう達は15秒台で走ってるから15秒を出したかった」と他の子を意識してそれをモチベーションに繋げられていた。その場の勝ち負けだけでなくタイムの目標を持てているのは自分を奮い立たせられる場面が多いので◎。

【しゅん】
50mでケイタに勝とうと競り合うようなレースが出来ていた。勝負に夢中の時は何も意識せず突っ込む走りになっており、今、無意識に身に付いているものが実力なので、それはレースとして正解の走り。ただやはり腕があまり振れず上半身が回転してしまっているので、まだここは意識しないと再現できない部分ではある。勝ちにこだわったレースを別として、引き続き意識を継続して行ってほしい。

【こう】
今回、足の回転位置を上げるために「お尻にミカンが付いているイメージで、それを踵で潰すように」という指導をイラスト付きで行った。すぐに試しており、足の軌道がよりダイナミックで行えるようになっていた。その後の50mでは11秒1〜13秒て乱高下していたが、意識がハマった時はいつもよりタイムを伸ばせている因子だった。人一倍悔しがれているコウだからこそ、良かった時の感覚を覚えて建設的に練習をこなせていけるようにしたい。

【まさき】
10mタイム測定では男子や6年生を抜かしトップのタイムを記録していた。一歩目が大きく、前傾姿勢を10mまでキープできており、技術的にも見事だった。加速区間においては50m7秒台は十分に狙える速さなので、あとは重心を上げてからのトップスピードに大きな伸び代を持っている。スタートに自信を持って引き続き磨く形でショートダッシュを繰り返しているだけでも瞬発力は上がってくるので、自信を持って練習に取り組んでほしい。

【すみれ】
向かい風で気温も高くタイムを出しにくい環境ではあったが、その中でも気持ちを折らずに全力で走れていた。仲の良いマサキが最近実力を伸ばしてきており、スミレの近くで走れるようになってきたので良い練習仲間となってきている。誰かが自分の近くにいるということはスピード感を感じやすいので、フォームを試していくには絶好の場となる。

【りさ】
気温が高い中でも最後まで集中力を保ち、全力で参加できており、さらに練習終わりには自ら400mや50mを走るなど、体力とモチベーションの高さに驚かされた。50mは1年生〜3年生と同じ組で走っていたが、トップ争いをしていた。体の小さいリサに負けじと他のメンバーもやる気になっており、迫力のあるレースを何度も行えていた。

【かずま】
練習の際にけいたから腕振りに関して意見をもらい、修正を試みている姿が見られる。楽しくトレーニングをすることが得意なかずまだからこそ、友達と意見を出し合いながら学びをつけられるように今後もグループワーク形式で学びを深めていってほしい。今回の練習で腕振りの角度に関して、鼻に触れるイメージで走ると改善が見られた。

【かい】
グループワーク形式のトレーニングや、フィジカルトレーニングでは中心的な役割を担い、皆をまとめる存在となってきている。黙々とトレーニングに取り組む姿勢で周りに良い刺激を与えている。今後も継続した取り組みを行っていて欲しい。
今回は苦手としているスタートから10メートルの距離に置いてのフォーム考察を中心に練習してもらった。前傾姿勢や接地位置について考えながら練習行っていた。

【れお】
前回の練習から自身のフォームについて自発的に考える癖が身に付いてきており、腕振りや前傾角度について考察しながらトレーニングを行っていた。肩周りの力みや前傾角度の浅さに自ら気づき修正を行うなど、内観する能力が身に付いてきている。ウォーミングアップから練習まで自らの体に注意を向けて、自発的に考える癖をつけていきたい。

【るか】
ジャンプ系のトレーニングでは高い成績を収め、常に質の高い動きを行うことができている。この瞬発力を生かして、ストライドの広い走りを身に付けようと走りのフォーム修正を行っている。少しずつ自身で考える癖ができてきており、コーチにも積極的に質問する傾向が見られている。今回はスタートにおいてどのような歩幅や接地位置だとタイムが上がるかを研究してもらった。今後も自身で考えでもらえる練習を行っていきたい。

【けいた】
自身の走りのスタイルを明確に持ち、常にタイムも向上してきている。しかし、現状に満足せずに少しでも50メートル6秒台に近づくために変化させようと考えるなど、常に成長しようとするマインドを持って練習できている。
今回の練習でスタートの前傾角度を深めに設定する走りに挑戦していた。微妙な前傾角度の違いによってバランスを崩すこともあったが、自身にとって最適な角度を見つけることができタイムの向上が見られていた。

【りゅういち】
引き続き基礎フォームに注意して練習を行ってもらう。腕振りやつま先接地は正確に行えている。1番苦手としている基礎フォームである、かかとをお尻につけることに関して繰り返し練習を行ってもらう。腿上げと両立してかかとにお尻をつけることが困難であるため、走りではなく腿上げのドリル練習の中で着実に習得してもらう。焦らずに基礎練習から丁寧に習得していってほしい。

【こうへい】
足を降り出す際にかかとをお尻につけるフォーム作りに関して熱心に取り組んでいた。つま先接地や腕振りに関しては丁寧に行うことができているが、足を踏み出す際に膝が伸びてしまうことで疲労の大きな走りとなってしまっている。タイムが伸び悩んでいる段階でこそ、少しずつ基礎の習得を行っていきたい。基礎練習を楽しんで行ってもらえるようなトレーニングを実施していきたい。

【しょうへい】
スタートのフォームについて熱心に考えて練習行っていた。特に10メートルのタイムを計り、どのような腕振りや姿勢で走ればタイムが向上するのかを考えて自ら修正を行う練習では、積極的に考えながらトレーニングしていた。今後は自分で考える習慣に加えて、コーチや友達と積極的にコミニケーションを行いながら練習を行えると◎。コミニケーション取りやすい環境設定やトレーニングの方法を提示していきたい。

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