フィジカルトレーニング
50m基本ドリル3種
50m×5(タイム計測)
100m×1
スタート練習or鬼ごっこ
個別アドバイス
【せいごう】
着地時に肩と骨盤を同時に落としてより垂直方向の力を大きくする動きを伝えた。トップスピードに乗った時に、この動きをするとリズムを取れて減速しづらくなる。実際100mを走った時も、かなり力感を抜いた流しでも14秒フラットあたりで走れており、本人的にも手応えを感じている様子だった。一旦、この動きを継続して定着させてみても良いかもしれない。
【れお】
今回は特にトレーニングへのモチベーションが高く、技術練習を重点的に行った。最後、鬼ごっこか技術練習かでグループを分けたが、少人数の技術練習の方に参加し、6秒台〜7秒台の速い子たちと積極的に意見を交わし合っていた。技術的な課題として、スタート時に足が後方で回転しているので、より前で回転させる意識。さらに着地時に腰が引けないよう、姿勢の意識を伝えたので、次回以降も継続していってほしい。
【けいた】
着地時に肩と骨盤を同時に落としてより垂直方向の力を大きくする動きを伝えた。動きは出来ていたが、背骨が横に曲がる側屈という動きが入ってしまい、側屈は走りのフォームでは好ましくない場面が多い。もっと器用に体幹部分を動かせるようになると新たな技術を習得できるので、様々な動きをするフィジカルトレーニングにも意味を見出して参加していってほしい。必ずしも走りに直結する動き出なくても、様々な動作に挑戦していってほしい。
【せいじ】
”胸を前に出す意識で走る”とチャレンジしている子が多いが、せいじの場合、強調しすぎで顎が上がり、背中が反って重心が後ろにいってしまっている。同時に腿を高く上げて体の前で足を回転させる意識を入れると改善されるかもしれないが、アドバイスされたことを加減する調整力を身につけられると様々な動きに挑戦していける。調整は都度こちらからアドバイスをするので、あとは集中力を持続させられるよう、こちらもアドバイスの仕方を工夫していきたい。
【りひと】
最近の練習ではトレーニング前の腿上げやスキップなどのウォーミングアップに関してもきちんと姿勢や、接地位置を正確に行おうとするなど高い質で基礎練習を行うことができている。この成果として100メートルでもタイムを徐々に伸ばしきており、長い距離でも減速せずに走ることができている。これは基礎技術が身に付いてきた証であるため、今後とも姿勢や基礎フォームに注意してトレーニングを積み重ねていってほしい。
【たいせい】
スタートから胸を丸めてくしまう癖があるため、真っ直ぐな背骨の姿勢をとって走り出すことを中心にトレーニングを行った。みぞおちを前後に動かすワークを行ってもらった後に、スタートでみぞおちから前に動き出すイメージを持ってもらうとフォームに大きな変化が見られた。
少しずつ自身のフォームに向き合いながら成長を楽しむ姿勢が見られてきている。自身の努力と成功体験を積み重ねてもらい、トレーニングする楽しさを感じてもらいたい。
【かずま】
またトレーニング終盤のグループワークでは中心となってメニューを決めるなど高い協調性を発揮している。細かなフォームを映像から分析することや、基礎的な技術練習に関しては苦手意識があるものの、友達と一緒であれば楽しんで練習を行うことができてきている。かずまが楽しんで練習を行うとチーム全体も良い意味で士気が上がる傾向があるため、かずまなりの方法でチームを盛り上げていってほしい。
フォームに関しては引き続き腕振りとつま先接地について練習を繰り返していきたい。
【りゅういち】
腕振りやつま先接地だけでなく、絶対時の姿勢について意識しながら練習を行っていた。以前は自身と友達を比べすぎてしまい練習に集中できない様子も見受けられることもあったが、最近ではマイペースに自分のやるべき練習を整理して黙々と取り組むことができている。スキップやもも上げなどのウォーミングアップの際にも意識できると◎。
また幅広く友達とコミニケーションをとることができる性格から、グループワークでは中心を担うことが多い。今後は楽しむだけでなく、後輩の友達に指導を行うことやまとめることにも挑戦していってほしい。
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