6月29日レポート

フィジカルトレーニング50m(フォーム確認)
50m×5(タイム計測)
技術練習(スタート)
25秒間走
鬼ごっこ

個別アドバイス

【まさき】
最近は特に自分のペースで練習を組み立てることが多く、50mのタイムを狙うべく何本か休んで一本に集中するなどをしている。自分の考えがある上でペースを組み立てていくのは良いが、全体への指導の場から離れてアドバイスをもらえず損をしてしまうこともあるので、周りにペースを合わせることも大切だと認識しておいてほしい。

【すみれ】
スタートから10mくらいはつま先着地が出来るようになったと、自分でも意識していた。ただ以降は踵からになっているので、引き続き意識を強めてほしい。こちらからアドバイスしたことをその場で試すというよりは、後から自分の中に落とし込んで黙々と行うタイプなので、知識の引き出しが増えるようにこれからもいろいろな角度からアドバイスしていきたい。

【けいた】
タイムを落としても50m7秒台では安定するほどに底上げされてきている。最近の伸び代としては、着地の角度が前に滑り込むようにツンのめってしまっているので、腿をもう少し高くあげたり、地面に足を素早く下ろす動作を弱めたり(意識しない)などで改善していきたい。常にどうしたらタイムを伸ばせるか考えて取り組めており、トレーニングに向かう姿勢は◎。

【せいじ】
最近は高学年の子と一緒に走ることが多くなり、今回も負けじと競る形で50mを全力で走れていた。ただ技術練習になるとなかなか集中出来ないのが課題。速くなりたいという欲はあるが、それが学ぶことへ繋がっていないので、そこの説明をこちらも入念に行っていきたい。スポーツを長く楽しめるよう奥深さも知っていってほしい。

【たいせい】
最近の50mは同学年同士ではなく、学年ごちゃまぜで走ることが増え、より自分のタイムに集中して走れている。8秒台が見えてきたということもあり、技術練習の説明も積極的に聞いて試せており、取り組み姿勢は良い。ただ度々、別の物に集中が移ってしまうこともあるが、以前よりは減ってきており、周りを巻き込むこともなくなってきたので◎。

【りひと】
50m8秒台を出せることが当たり前になってきており、最近は8秒台でも悔しがるほどになってきている。現状に満足せず常に右肩上がりの成長を求める姿勢はとても良い。フォームの伸び代としては、腕を後ろに振った時に肘が伸びてしまっているので、後ろでも肘を曲げたまま引けるようになるとピッチを上げやすい。最近出てきた癖なので、今のうちに改善しておきたい。

【じゅんいちろう】
最近は50mでの勝ち負けに対する興味が薄れてきており、力を抜いて走ることが増えてきている。鬼ごっこやゲーム形式のトレーニングでは、勝ち負けに拘り、全力で取り組めているので根本の競争心がなくなっている訳ではないと思う。じゅんいちろうのタイムだけでなく、周りのメンバーのタイムも伝えてあげるなどして、よりタイムを意識するよう促すなど、こちらも工夫していきたい。

【かずま(前)】
最近の走りは素早くピッチを回すことに意識が行き過ぎており、ダイナミックさに欠けてきている。ピッチを回すと体感スピードはあるが、実際はあまり進んでいなく、もう少しピッチを落としても手足を大きく動かした方がタイムは伸びてくる。20m〜30mくらいまで加速したら、それ以上は無理に加速させようとはせず、スピードを維持する意識にするとダイナミックに動けるかもしれない。

【かずま(関)】
最近は50mで8秒台を出すことが増えてきており、一本当たりの出力が高まってきている。これから暑くなってくると練習量を積みにくくなってくるので、本数を減らして休みながらでも一本一本集中して取り組んで行ってほしい。かずま含め周りの友達もタイムをどんどん伸ばしてきているので、今の勢いをなるべく維持できるようこちらも技術的なアドバイスをテンポ良くしていきたい。

【とらのすけ】
50mタイムが8秒台で安定して出せているものの、次の段階に進むために明確な目標を提示していきたい。背骨の姿勢を正確に作ることを得意としているからこそ、スタートにおける前傾姿勢が大きな伸びしろとなっている。前傾を深くとると股関節を大きく動かすことができなくなり、ストライドが減少している印象。無理なく体を傾けることができる姿勢を探求し、重心移動を使った動き出しを身に付けさせていきたい。

【かい】
フォームが専念されてきており、特にトップスピードに乗った際の姿勢の作り方は非常に正確に行えている。その成果も明確に出てきており。25秒間走に置いて自己ベストとなる距離を記録するなど、特にストライドの拡大が著明に見られている。それに加えて苦手としていた前傾姿勢も少しずつ上達が見られるため、今後は前傾姿勢からいかに円滑にトップスピード姿勢に移行できるかについて練習を繰り返していきたい。

【そうすけ】
最近では練習を引っ張る存在として、チーム内での役割を担ってくれている。どんなトレーニングにも楽しんで、全力で取り組むそうすけの姿勢は周りの友達に良い影響を及ぼすことができている。今後もムードメーカー役としてチーム全体を引っ張っていってほしい。
走りに関しては、依然として強みとしている前傾姿勢から、徐々に上半身を起こしていく姿勢の変化が未完成となっている。ジャンプトレーニングやもも上げ系のドリルの際に直立姿勢をきちんと意識してもらえるように声掛けしていきたい。

【しゅん】
依然として肩が上がってしまう癖や、前傾姿勢が短くなってしまう傾向が見られている。しかし腕振りの方向やピッチを上げる際のももを上げる意識など、自身の得意な動きをきちんと認識して走りに取り入れることができている。体の柔軟性に関しては大きな伸びしろがあり、これにより前傾姿勢の浅さや、姿勢の変化が起きるとバランスを崩すことが多いなどのフィジカル的な問題が見られる。ウォーミングアップで行ったジャンプ系のトレーニングなどで姿勢の変化について多くの刺激を体に入れ、動かすことのできるパターンを増やしていきたい。

【こう】
今回の練習ではつま先接地に絞って練習を実施した。走る前にコーチからきちんと内容を伝えられれば、正確にフォームを再現することができていた。2つ以上のことを意識するとフォームが崩れてしまう傾向があるため、1つずつ着実に定着を図っていきたい。また競争を意識してしすぎてしまうとつま先接地に関しても意識の外に行ってしまうことがあるため、まずは7割程度の力でフォームを意識して走ってもらう練習を大事にしていてもらいたい。

【はるき】
スタートから深い前傾姿勢をとることで重心移動をうまく使った加速を行うことができている。深い前傾姿勢を取った状態でもダイナミックに腕振りや腿上げ行うことができており、非常に高いバランス能力を発揮している。今後も前傾姿勢を強みとしていきたいが、伸び代として大きく挙げられるのがトップスピード時の姿勢。トップスピードに乗った後に直立姿勢をとることで反発を受けやすい姿勢をとることが非常に重要となる。200メートルなどのロングスプリントの中で身に付けていってほしい。

【れお】
最近ではトレーニングを行う上での目的意識を明確に持って練習に臨むことができている。コーチから確認されなくても、自ら腕振り時に肩が上がってしまう癖を口にして修正を試みている。胸を張る姿勢を取ったり、腕振りの位置を下げようとするなど様々なフォームを自ら試行錯誤していた。基礎フォームに関しては少しずつ定着してきているからこそ、そこから自分の感触の良いオリジナルの本を見つけていってほしい。

【るか】
走りの練習にうまく集中できていない様子が見られた。チーム外の友達を同伴させて談笑してしまい、トレーニングに参加しようとしない場面が見られた。コーチ陣から注意を促されるものの改善が見られなかったため、一度個別で練習に集中してほしい旨を伝える。その後は、チーム外の友達と遊んでしまうことなく、トレーニングに集中するよう意識を切り替える事ができていた。普段はコーチにも積極的に質問するなど、意欲的にトレーニングに取り組むるかだからこそ、遊びとトレーニングのメリハリをつけて練習に臨んでほしい!

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