6月11日レポート

フィジカルトレーニング
技術練習(着地時の反発)
鬼ごっこ
50m×5(タイム計測)
変形ダッシュ

個別アドバイス

【はるま】
どんな練習を行う時も体の軸を真っ直ぐにすることと腿を高く上げて走る姿はお手本になる。
最近は大きな腕振りで安定してきたことでフォーム全体のバランスも良くなりスピードの加速がとてもスムーズになっている。目線が下がりがちなので加速区間を抜けたら高く先を見て走ると体の軸が折れる事なく腿も高くあがりスピードに磨きがかかる。

【しゅん】
鬼ごっこや複雑な動きをするフィジカルトレーニングでは体の軸がブレることなく素早い切り返し動作なども出来ているので、体幹を安定させる力が身に付いてきている。50mのタイム計測では安定したタイムの連発しているが、疲労が重なると頭部の揺れが目立つ。その原因でもあるが、肩の位置が高く腕振りが小さくなっているので手のひらが腰の横を通過するように振れると◎。

【りゅういち】
走る時に必要な反発をもらう技術練習の中で地面をしっかり蹴り反発をもらえていた。その反発を走る際の推進力に変えられるように、体の真っ直ぐな軸とダイナミックな腕振りで腿を高くあげボールが弾むように前に進めるとさらに良い。りゅういちは腰が落ちやすいので、今回の技術練習で学んだ弾むような走りはとても重要。弾みやすい姿勢を自分の中で探りながら走りにも活かしていってほしい。

【実土】
ゴム紐を飛び越えるフィジカルトレーニングでは素早い身のこなしで上級生に混ざって果敢に挑戦できていた。最近は特に終始笑顔で夢中にトレーニングに参加できており、途中抜けるようなこともなくなって取り組めている。散々疲れた後の50mでも9秒台を出すことが出来ており、走力も上がってはきているが、それ以上に集中力が増したことでタイムを伸ばしてきている印象。

【美都】
ゴム紐を飛び越えるトレーニングや最初の鬼ごっこ等は参加は出来ているが一歩引いたところにいることが多い。しかし気持ちが乗ってくると鬼ごっこでも果敢に大人を追いかけたりチームに大きく貢献した働きを見せていた。”全力で取り組んだ方が楽しい”という経験を積んで、段々と焦らず美都のペースでスポーツの楽しさを学んでいってほしい。50mでは他の子達と競るように走り、勝ち負けを意識して全力で取り組めていた。

【ここね】
今回技術練習で行った”反発”はココネにとって重要な技術となる。地面からの反発を得るには、重心近くに着地させることが必要で、足が後方に流れたり腰が落ちているフォームでは反発を得て跳ねるような走りは行えない。今回伝えた反発を得るドリルは行えていたので、より高く跳ぶための姿勢やタイミングなどを自分の中で探って、走りにも活かしていってほしい。

【そうすけ】
今回はゴム紐を飛び越えるフィジカルトレーニングだったり、チーム戦の鬼ごっこ、変形ダッシュなどゲーム要素のあるトレーニングが多かったが、ソウスケはルールはキチッと守って誰よりも楽しそうに参加するので、周りの一歩引いてしまっている子たちも思わず参加したくなるような雰囲気を作り出してくれている。全力で取り組んだ方が楽しいとわかっているソウスケだからこそ、緊張しているメンバーや低学年の子たちを積極的に引っ張っていってほしい。

【こう】
グループワーク形式のトレーニング、負荷の高いフィジカルトレーニングなど様々な種類の練習に対しても臆せずに積極的に取り組んでいる。年上が多い中でもきちんと協調しながら練習を楽しむことができるのがこうの強み。
走りのフォームに関しては、依然としてかかと接地になってしまうことが多いため、ウォーミングアップなどの走る以外の場面でもつま先接地を意識させて定着を図っていきたい。

【りょうた】
以前は受け身で学ぶ姿勢が多く見られたが、最近ではコーチと一緒に自分自身も考えながらトレーニングを行う姿が多く見られてきている。今回の練習では腕振りを前に振るフォームと後ろに引くフォームでどちらがタイムが速いかや走っている感覚がいいかを考えてもらった。タイムに大きな差はなかったが、前に振るフォームの方が感覚が良い様子であったためその走りの定着を図る。その中で背骨が丸まってしまっていることや、腿が上がりきっていない点などを少しずつ修正していきたい。

【はるき】
ダイナミックな腕振りや腿上げ、スタートで深い前傾姿勢を取れるなど走りに関する基礎的なフォーム全般を安定して行うことができている。現場でも平均よりも速いタイムを記録することができているが、さらに向上して陸上大会に出ても通用するレベルを目指していってほしい。そのためにも応用的なドリルやフォーム修正を積極的に声かけてしていきたい。走り初めから終わりまで少しずつピッチを上げていくことや、スタートで作った前傾姿勢を徐々に上半身を起こしていくなどの姿勢の変化を身に付けていきたい。

【るか】
走るたびに積極的にコーチに質問をすることが習慣になってきている。また、以前は消極的であった負荷量の高いフィジカルトレーニングに関しても全力で取り組み、自分の中で意味を見出そうとする姿勢も見られてきている。
走りのフォームは、腕振りを顔の前まで行うこととつま先接地等の基礎フォームが少しずつ定着してきている。これに加えて体を前傾姿勢にすると、フォームの崩れが見られるため少しずつ修正を繰り返していきたい。

【りんたろう】
ジャンプ系のフィジカルトレーニングで好成績を収めるなど、顕著に筋力の向上や瞬発力の向上が見られてきている。また、練習終了後に400メートル走の居残り練習を行うなど端に対する意欲も高まってきている様子。
また、腿上げや足の入れ替えのドリルの際にきちんと姿勢や足の軌道のコントロールすることができている。走りに関する重要な技術が定着してきている様子であるため、引き続き練習行って欲しい。

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