6月8日レポート

変形ダッシュ
50m(フォーム確認)
50m×6(タイム計測)
200m
100m
80m
鬼ごっこ

個別アドバイス

【まさき】
全力疾走の時も自然な形でつま先から着地することが出来るようになり、バネバネしい走りとなってきている。タイムも8秒4と前半を出すことも多くなり、技術に伴ってタイムを伸ばしきた。伸び悩んだ時期を経験したまさきだからこそ、この成功体験を周りのメンバーにも伝える形で、基礎的なフォームは周りにも積極的に指導していってあげてほしい。

【すみれ】
今回はトップスピード時につま先から着地出来ており、スピード感のある走りができていた。しかしスタートでは前傾が深すぎることもあり、踵から着地しており加速に乗り切れていなかった。スタートから加速区間はピッチが早くフォームを意識しにくい区間でもあるので、まずは今回のようにトップスピード区間だけでも自分が描く理想のフォームで走り、身体に動きを覚えさせていくことが重要。

【しゅんぺい】
初の参加であったが50m7秒6とメンバーを圧倒していた。非常にリラックスしたフォームで全身を大きく使う走りで200mなどの長い距離でもスピードを維持して走れていた。伸び代としては足が体の後方で回転しているので、腿をもう少し上げる意識で走れるとより素早く足を回転させることが出来る。タイムを聞いて一喜一憂するほど純粋に走りが好きという気持ちは伝わってきたので、より具体的な目標を立てて取り組んでいってほしい。

【けいた】
6年生のシュンペイに付いていく形で7秒6にまでタイムを上げられていた。勝負に負けても良いタイムが出れば素直に喜べており、ケイタがタイムに強いモチベーションを持っていることを改めて感じた。勝つか負けるかよりも「誰と走った方が自分のタイムを上げられるか」というストイックな考えを持っており、常に自分を高められる環境を探せているのがケイタの大きな強み。

【かい】
ここ最近上り調子ではあったが、今回もさらに調子を上げ、7秒6にまで自己ベストを更新できていた。ただ7秒6を出したことで体への負担や気持ちの燃え尽きで、以降はなかなかタイムを出すことは出来なかった。その中でも最善を尽くそうと努力出来ていたのはカイの強さ。カイはトップスピード時の重心の高さが強みで、後半詰めるレース展開が多いので、この自分の特徴を覚えて次回以降も取り組んでほしい。

【りひと】
今回は疲労が残っていたのか、後半の伸びがあまりなく9秒台前半〜中盤で停滞していた。その中でもなんとか更新しようとフォームを変化させたり、最後まで全力で走り切っていた。リヒトは調子の悪い日でも諦めることはなく、毎回タイムを聞いて一喜一憂出来ており、負けた悔しさを言葉にしたりなど、その気迫は周りへも良い影響を与えている。

【たいせい】
同級生に競り負ける場面が多く、心理的に落ち込み、トレーニングを投げ出してしまう場面が見られた。勝負に勝ちたいから生まれた感情だからこそ、自身の意欲に変化させていけると◎。
特に走りの速さ変化は地道なフォーム修正を繰り返すことで見られるもの。だからこそいつかはまわりを見返してやると言う長期的な努力を継続しみてほしい。コーチ人もしっかりと寄り添いながら指導を行っていきたい。

【とらのすけ】
率先してチームのために声を出し、集中しきれない低学年の子に対しても積極的に声をかけるなど、上級生としてチームを盛り上げてくれている。高い協調性やコミュニケーション能力はとらのすけの大きな武器のため、今後もチームのために役割を担っていってほしい
走りに関しては、安定して8秒台で出せてきているからこそ次のレベルを狙っていきたい。8秒前半を狙うためにはピッチの変化や前傾姿勢を徐々に上げていくなど、姿勢の変化が求められる。応用的動作に取り組んでいってほしい。

【れお】
周りが集中力を切らしている場面でも自分自身で黙々と練習を行うなど、良い意味で周りに流されずに自分のペースでトレーニングをすることができている。また、最近ではコーチに対して積極的に質問する場面が増えてきており、受け身ではなく自発的に学びを深めようとする姿勢も実に付いてきている。
今回の練習ではスタートで前に出た後にうまくスピードが乗らずに抜かれてしまうことについて一緒に改善策を考えた。加速後に腕振りが力みすぎて肩が上がってしまう点について修正を試みた。継続して取り組んでみてほしい。

【せいじ】
じゅんいちろうと知り合う中で自身も成長していくなど、良いライバル関係が築けている。負けず嫌いの性格を持ちながらも、勝負に負けることでくじけずに次は負かしてやろうと努力を継続することができるのがせいじの強み。以前は勝てなかった相手にも競り勝つ場面が増えてきている。
今後その負けず嫌いな部分を努力の質に変えていけると◎。踵接地になることや顔がすぐに上がってしまうことなど自身に起こりやすい癖を自分自身で築けるように映像を確認しながらフィードバックしていきたい。

【じゅんいちろう】
前回の練習では集中力を切らしてしまったが、今回の練習では高い集中力を持ってすべてのトレーニングに全力で取り組むことができていた。今回の練習では同級生だけでなく、自分よりも年上でタイムも上の存在と競争する場面が多かった。良い意味で競争心が強いじゅんいちろうは上級生と走ることで高いモチベーションが維持できている様子。今後も本人がモチベーションを最大限発揮できるような環境設定でトレーニングを済ませていきたい。

【かずま】
グループワーク形式のトレーニングでは中心的な役割を務めるなど、高い協調性を持ってリーダー的な役割を担うことが増えてきている。高い思考力だけでなく、下の学年の子にも合わせて言葉を選べるなど、周りをまとめるための能力が高く発揮されている。今後も継続してチームを盛り上げてほしい。
以前は後半のトップスピードに乗った際に肩が上がってしまい、減速する場面が見られた。最近ではこの要素が改善されている。50m以降においても高いスピード維持することができている。今後も姿勢に留意してフォーム修正していきたい。

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