2月26日レポート

フィジカルトレーニング
技術練習(骨盤動作)
三点スタート練習
鬼ごっこ
50m×5

個別アドバイス

【そうすけ】
今回の技術練習で行った骨盤動作について、苦戦する人が多い中、諦めず何度も確認を求めてきてその場では習得できていた。腰を足より先行して動かす感覚を今回のような動きで覚えて走りでも活かせると大きくタイム向上が狙える。習得した動作を他の人に伝える場面もあり、最近はより多くのメンバーと交流できている様子。メンバー同士で感覚の共有が出来ると競技力アップにもつながってくる。

【こうへい】
技術練習を黙々と取り組み、なんとか自分のテクニックとして落とし込もうと努力できていた。走りについてタイムだけでなく技術にも興味を持てているので、「今回はこの技術を習得する」と目標を持って取り組めると、建設的にトレーニングを楽しんでいける。走りは全て全力で走れているが、数本は技術を意識した走りを入れるのも◎。自分の成長を楽しみながら取り組んでいって欲しい。

【しょうへい】
技術練習は苦戦しながらも何度もチャレンジしており、出来ている人の動作をじっくり見て観察していた。今回は三点スタートという地面に片手をついてスタートするテクニックを指導したが、トレーナーの動作を真剣に見てから実践していた。見て習得しようとする場面が多いので、今後はこちらが指導する時も見本を見せながらアドバイスしていきたい。こうへいと同様にタイムだけでなく、技術にも目標を置いて練習に取り組めると◎

【るお】
今回、高松(野菜さん)トレーナーに1対1でアドバイスをもらっている場面があり、真剣に聞き実践していた。スタートで膝蹴りをするイメージ、と習ったことを他のメンバーにも伝えており、学んだことをすぐにアウトプット出来るのはるおの強み。もともとスタートには得意意識があるので、さらに磨いていき走ることへのモチベーションを高めていって欲しい。

【そら】
フィジカルトレーニングや技術練習への興味が薄い傾向にあるが、今回の技術練習で行う骨盤動作が走りへ繋がっていくイメージを伝えると、黙々と取り組み始めていた。走りへのモチベーションは高いので、今のトレーニングがどう走りへ繋がるからを明確に理解できると興味を持てる様子。今回の骨盤動作はすぐに走りへ繋げるのは難しく、継続して無意識下で行えるようになってから走りにいかせるので、やる気を絶やさず継続していって欲しい。

【りんたろう】
最近は鬼ごっこでもチームメイトと協力して追い詰める頭脳プレイが出来るようになってきている。ただ走りに関しては最近は特に全力でガムシャラ傾向にある。全力で走ることを楽しむのは良いことだが、長期的にモチベーションを維持するためにも技術やタイムの成長を感じてほしい。今は歩幅を広げようと上半身が足に振り回されているので、腕振りを大きくしつつ視点をゴールに固定するなどして上半身を安定させたい。

【はる】
今回50m7秒6と自己ベストを更新。最初こそ調子を伸ばせていない様子であったが、途中から走りが全体的にダイナミックになり、タイムを伸ばせていた。回転数を上げようとするあまり、動きが小さくなってしまうことは陸上でありがちなので、今回のように一旦冷静になってフォームを見直すことはとても重要。この調子で新しい技術に積極的に挑戦していって欲しい。

【ひろ】
今回は技術練習で骨盤動作を学んだが、特にヒロは骨盤や胴体部を固めやすいので、今回の技術は積極的に習得して欲しい。ドリルも苦戦していたが、最終的には足よりも骨盤を先行して動かす感覚が掴めていた様子。ヒロは元の瞬発力や筋力が高いので、今の走りでも7秒中盤まで出せているが、フォームにはまだ多くの伸び代を残しているので、さらなる飛躍を期待して技術習得に向け頑張って欲しい。

【かずま】
高松(野菜さん)トレーナーが三点スタートを指導してくれたが、積極的に挑戦していた。片手を地面についてスタートする方法だが、重心が後ろにいきやすいので、両足と片手に体重が均等に乗ることを感じてスタート姿勢を取れると◎。また、骨盤動作の技術練習でも足に力が入りやすく固くなってしまうので、不必要な部分の力を抜くという脱力の意識を段々と習得していって欲しい。

【けいた】
骨盤動作の技術練習ではかなり高いレベルで行えていた。歩きやその場で行える技術練習を行なってすぐに「走りだったらこう?」と走りに繋げていくセンスが高い。ただ10割の走りになると繋げるのが難しく、反復して体に染み付かせていく継続性が大切になる。一時期タイムを大きく伸ばせていたが、今は落ち着いてきているので本人もなんとか調子を取り戻したいと足掻いているので、新しい動きを継続するという方向で頑張ってみて欲しい。

【りさ】
高松(野菜さん)トレーナーが指導してくれた三点スタートを50mでも早速実践していた。通常のスタートより低く出やすい一方、着地が潰れやすいので(踵まで着いてしまう)一歩目で腕を高く振ったり、腿をより上げる意識を追加できるとバランスが取れてくるかもしれない。スタートは練習で何度も行えるので、自分の感覚で良いと思うフォームを見つけていって欲しい。

【りょうた】
今回技術練習で行った骨盤動作をかなり高いレベルで習得できていた。腰を回転させてから足がついてくるという腰の先行動作を体で理解できていた。それを50mでも活かそうと、タイムよりもフォームに重点を置いて取り組めていた。とても良い取り組み方なので、次回以降も継続して同じ動きに取り組めると◎。自主練でも腰の回転の動きを継続して、わからなくなった際はまた会った時に聞くなどして継続していって欲しい。

【まさき】
タイムを順調に上げてきており、8秒台を出すことは珍しくなくなってきており、調子が良い時は8秒中盤にまで上げられている。ただ50mも本数が重なってくるとタイムが極端に落ちてくる。常に全力で取り組めているので良いことではあるが、練習に緩急をつけるイメージで、全力だけでなく技術習得に振り切った走りをしたり、もしくは疲れてからは何か技術1つにテーマ〜を絞って取り組むなどして、より質を高めていきたい。

【なな】
今回は7秒台こそ出なかったが、8秒0を連発しており「7秒出す」という強い思いを持って全力で取り組めていた。今回技術練習で行った骨盤動作は走りだけでなく他の球技などにも活きてくる。どのスポーツもレベルが上がってくると手足の動きだけでなく胴体部からいかに力を伝えるかが重要となってくるので、今後も継続して取り組んでみてほしい。

【もりかい】
今回はリーダー役を引き受けてくれ、メンバーを集合させたり号令をかけたり進行に協力をしてくれた。最近は遊びよりも、真剣に練習に取り組んで自分の成長を楽しむ方向にシフトしてきており、今回行った骨盤動作の技術練習にも積極的に取り組めていた。いつも周りを笑わせるキャラクターであったが、その中でも真剣に取り組むところは真剣になっており、取り組み姿勢としてはとても良い。

【たいせい】
高松(野菜さん)トレーナーが指導してくれた三点スタートの動きを活かして、50mのスタートも腕振りをダイナミックに振り、素早い加速を行えていた。たいせいは学んだことを自分なりにアレンジして走りに活かせるので、習得までのスピードが速い。ただその一方、他の取り組んでいた動きが疎かになる。今回で言うと踵着地になっていたので、基礎的フォームは早々に無意識下に習得させていきたい。

【りひと】
最近はダイナミックな腕振りを意識しており、段々と全力のフォームにも馴染んできている。同じテーマを反復して取り組める継続力があるのはリヒトの強み。フォームで大きな伸び代としては、手足に胴体が振り回せれているので、今回技術練習で行ったような骨盤動作で、胴体部から手足に力を伝えられるテクニックを習得できると大きくタイムを伸ばせるので、やや難易度は高いが骨盤動作も継続して取り組んでいって欲しい。

【とうわ】
今回も7秒0〜1で安定しており、もう一段階上げていきたいところ。今回技術練習で行った骨盤動作について、歩きやドリルでは大きく骨盤を動かせているが、走りではやや制限されている印象があるので、走りでもより骨盤を大きく動かす意識をしてみると、さらなる速さに繋がってくるかもしれない。最初はそれによって手足が振り回されてしまう可能性もあるが、馴染むまで継続してみてから判断してみて欲しい。

【ゆうご】
足を前で回転させて重心を上げる動きはクラブ内でもトップレベルに上手い。あとは離地位置が重心に近く、力が上に抜けてしまうことがあるので、もう少しだけ重心を前に倒した状態で同様の走りができるとさらにスピードが上がってくる。ユウゴは人の動きを見て真似ることが得意なので、今回来た高松(野菜さん)トレーナーは100mを10秒前半で走る実力者なので、走りを観察して何か学びを得てみて欲しい。

【せいごう】
高松(野菜さん)トレーナーから「もっと直線的に進む動作に振り切る」とアドバイスをもらい、大きな手応えを感じた様子。かなり力感を抜いた走りでも7秒1で走れていた。正剛はとても器用で新しい動きをスムーズに習得して、さらに感覚を言語化する力がある。ケンちゃんのような捻るフォームと、直線的なフォームは異なるが、どちらがハマるかは選手次第なので、両方試した結果で判断して取り組んでみて欲しい。

【りゅういち】
今回技術練習で行った骨盤動作を黙々と取り組み、歩きやドリルでは習得できていた。足が前に行くよりも先に腰を回転させ、腰に足がついてくるという感覚が走りにおいてもとても重要。まずは今回のドリルを継続して、50mでもフォームを意識した走りを入れてみるなど、数週間は技術習得に振り切って取り組んでみてもいいかもしれない。その際は、こちらからも都度アドバイスをするので、何度も確認を求めてきて欲しい。

【はるま】
今回は骨盤動作を技術練習で行ったが、はるまは周りを先行するように高いレベルで出来ていた。腿上げから骨盤を回転させ、走りに繋げていく方法では骨盤から力を伝えられている走りができている。ただ10割で走ると動作が小さくなるので、まずは9割程度のスピードで意識的にさらに骨盤を大きく動かせるかチャレンジしてみて欲しい。今回の技術練習を継続することも重要となる。

【ゆう】
最近は手足の動きがよりダイナミックになり、タイムを伸ばしてきている。伸び代としては骨盤や胴体部を固め過ぎており、力を伝えられていないので、今回技術練習で行った骨盤動作が、ゆうにとって大きな課題となっている。腰が回転してから足がついてくるという感覚が今回のドリルで感じられると走りでも習得しやすくなるので、まずは自主練も行いつつ、レッスン中には確認を求めてくるなどして習得していって欲しい。

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