12月29日レポート

400mJOG
50m基本ドリル3種
50m(フォーム確認)
50m×4(タイム計測)
200m+150m+100m
エンドレスリレー(一人当たり100m×4)
アジリティトレーニング

個別アドバイス

【せいじ】
今回行った胸を斜め上に上げるイメージで走るという意識付けについて、せいじは元から腰が反り気味に走りであるので、やり過ぎは注意。そのことを伝えると丁度良い加減で行えていた。以前は顎が上がってしまったり頭部が安定しないことが多かったが最近は安定してきている。腕を縦に振れるようになったことが関係しているように見えるが、改善点として前に振っているので体からあまり離さないところで振れると上体のブレも安定してくる。

【ゆうま】
ゆうまはスタートから後半まで重心が高く、体力効率も良いので後半勝負の選手で確立してきつつある。「腕振りを滑らかに」というようなことをイメージしているとのことで、確かに腕振りが力みがちの時もあるので、腕が鎖骨や肩甲骨、背骨から生えているようなイメージでより中心部から力を伝えられると◎。特に肩甲骨周りの柔軟性を上げたり、いろいろな方向に動かすワークをすることでさらにしなやかな腕振りが可能となる。

【たいせい】
たいせいはこの一年でメンタル面の成長が著しかった。何事も全力で取り組んで楽しみ、ルールを破る子には厳しいという真っ直ぐなメンタルを持っている。最近は特に同い年のセイジと意見が合うようで「アレがやりたい」と意見をより主張するようになってきている。楽しんでいる状態が一番練習の質が高い反面、やりたくないことに関しては参加しない場面もあるので、チーム編成やルール変更は可能なので、どうしたらタイセイが楽しめるかを探っていきたい。

【りひと】
以前は自分とその周りが楽しいことが一番というスタンスではあったが、最近はさらに視野が広くなりメンバー全員が楽しめるようにゲームの展開や自分のポジションを考えて取り組めている。また、後輩に走り方のアドバイスをするなど先輩らしい行動も増えてきている。新しいフォーム技術に興味があり、インプットも積極的に行っているので、自分で試した結果を他の人に伝えていくという流れを今後も繰り返していってほしい。

【とうわ】
今回技術練習で行った胸(みぞおち)を斜め上に上げるという意識はとうわには必要な動きであるので取り入れてみてほしい。特に後半競ると重心が落ちやすいので、今回の意識で重心を高く保って後半競り合いに強くなってほしい。重心が落ちる理由はいくつかあるが、ハムストリングの硬さで骨盤が後傾しやすくなっていることも挙げられるので、ストレッチを継続的に行うことも重要となる。

【りんたろう】
基礎的なフォームに関する理解が深まってきており、大方の練習を正確にこなすことができている。だからこそ、このレベルに満足するのではなく陸上大会で勝負できるような高い目標を本人に意識させていきたい。りんたろうの一番大きな伸び代は、”人と競ろうとする意識”。自分が興味のある部分に関して没頭できる能力を持っているからこそ、来年は人と競争する中でさらに上の次元を目指そうとする心を育んでいきたい。練習の声かけもこれらを意識して行っていきたい。

【りゅういち】
寒さもあり、少し練習に集中できていない様子であった。いろいろな友達と強調して仲良くなれるりゅういちだからこそ、楽しい雰囲気を持ちつつも友達を練習に巻き込めるような存在になってほしい。コーチに指摘された後には、きちんと切り替えて練習に集中することができていた。映像の分析する能力も高く、走るさんに1つずつ丁寧に意識して練習を行うことができている。来年も丁寧に練習することや、友達と積極的にコミニケーションを行えると言うりゅういちの強みを存分に活かしていってほしい。

【かずま】
今回の練習においても、練習前に目的とする動作をコーチと確認することでトレーニングに対する集中力が高まっている様子が見受けられる。また、映像分析においてはりひととともに意見交換を行うだけでなく、他の友達のフォームを分析して意見を伝えるなどして学びを深めることができている。
練習時に教わった背骨のポジションに関して、何度も確認しながら端の中で再現しようと試みていた。かなり良い姿勢で走ることができていたため、次回の練習でもこれらを意識させていきたい。

【しゅん】
50メートルにおいて自己ベスト記録を連発するなど、学んだフォームが確実に自分のものになってきている。特に今回学んだ背骨の姿勢を意識するフォーム作りで良い感覚を掴めていた様子。今まで腕振りを意識すると肩が上がってしまう子が見られたが、やや猫背姿勢の背骨を少し反らせる方向に意識してもらうと肩回りのリラックスも得られていた。次回の練習でも背骨のポジションを意識してフォームを固めていきたい。

【せいごう】
やや疲労が溜まっている様子で、思い通りの動きができていない状態であった。中学生に入り、体が大きく成長や変化していく時期でもあるため、体のケアや栄養の管理・睡眠の管理にも関心が持てると◎
走りのトレーニングにおいては、調子がうまく上がらない中でも丁寧にフォーム練習を行うなど、意味のある練習にすることができていた。走りの練習において質が高い意識を持てているからこそ、食事や健康管理などの走る以前でのパフォーマンス作りにも興味を持って取り組んでほしい。

【りさ】
トレーニング開始前から、今回意識すべき点をコーチに話すなど目的意識を持った練習を堪えるようになってきている。また、楽しく遊ぶ時と、真剣に練習する時で意識の切り替えをきちんと行えるのもりさの強み。楽しみながらの練習中は、積極的にコーチに質問するなど質の高いトレーニングを行うことができている。
最近意識しているおへその向きをやや下に向けることに加え、今回学んだ胸を前に突き出す意識も取り入れることで重心移動がスムーズに行えている。引き続き取り入れていきたい。

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