12月25日レポート

ジャンプトレーニング
技術練習(腿上げ、着地動作と肩甲骨の連動)
アジリティトレーニング
50m×5(タイム計測)
リレー

個別アドバイス

【とうわ】
フィジカルトレーニングにおいて高い成績を示していた。低重心の中で方向転換や家族を繰り返すメニューであったが、見事に体をコントロールすることができていた。スタートでの加速を行う際に必要な体の使い方となるため、引き続きこのようなメニューを行っていきたい。50メートル走の中でも6秒台記録するなど、調子は上向きになってきている。現状のトレーニングやホームの意識を固めていきたい。

【せいごう】
徐々に体力や、本来のフォームが戻ってきている印象。練習復帰時点では、お尻が後方に残ってしまい重心移動がスムーズに行えていなかった。腿上げの際にお尻のポジションを修正するなどして、重心移動がスムーズに行えるように改善している。しかし、無意識レベルで行えるように自動化されてはおらず、競った勝負の中ではフォームが安定していない。繰り返し意識して練習していきたい。

【りゅういち】
地道に基礎フォームを意識して練習を積み重ねることができている。何を意識して走るかを尋ねるとすぐに返答が返ってくるほど、明確に目的を持ってトレーニングを行えている。この意識でトレーニングを積み重ねていきたい。
最近で最も成長した能力としては、社会性やリーダーシップに関する能力。グループワーク形式のトレーニングでは、積極的に議論を行い、皆とコミニケーションを行うなど積極的な姿が多く見られている。スポーツを行っていく上で非常に重要な要素の1つであるため今後も伸ばしていきたい。

【けいた】
50メートル走での自己ベスト記録を連発するなど、順調に成長を積み重ねることができている。がむしゃらに練習を行い結果が出ているのではなく、きちんとフォームを分析して、自身で何を上達していくかを明確に設定できていることが成長の要因となっている。また、タイムが順調に出ている現在でも、さらに成長するためには何を考えて練習すればいいかと言う目線も持つことができている。
今後は、大会で走る100メートルを想定して、前半と後半で走りのフォームや姿勢を変化させていけるとさらなる成長が期待できる。

【ここね】
フィジカルトレーニングにおいては高いポテンシャルを見せており、エース級の活躍をしていた。低い姿勢で方向転換を繰り返す、急激な加速を行うことを求められるフィジカルトレーニングであったが見事に能力を発揮できていた。短距離におけるスタート動作につながるフィジカル能力であるため、今後も強みとして伸ばしていきたい。50メートル走で見られた勿体無い点としては、自分と同等か自分よりも早いこと走ることを避けてしまう傾向が見られること。自分よりも高いレベルの走りを見ることでより学びを深めてほしい。

【なな】
常に自分よりもスピードが高い友達と積極的に練習しようとする姿勢が見られた。その中でも、スタートが速い友達につられて走りが力んでしまう事を自ら修正点としてあげることができていた。自分の陥りやすいミスの傾向をきちんと分析し、修正につなげるなど練習の質を自ら上げることができている。後半の走りが強みのななだからこそ、前半ではリラックスして走るフォームを見つけてきた。

【しょうへい】
体力的に負荷が高いフィジカルトレーニングや、50メートル走の中でも自ら楽しもうとする姿勢が多く見られている。トレーニングを楽しんで行えると言う能力は、運動学習していく上で最も必要な能力の1つであるため今後も大事にしていってほしい。走りのフォームに関しては、いまだに基礎が完璧には身に付いていない様子。今一度、つま先接地や腕振りの角度など再確認していきたい。その日に何のフォームを意識するかを決めれると◎。

【こうへい】
仲良し三人組の中でも、実力が伸びてきており唯一9秒台に達していた。やや顎が上がり気味ではあるが。つま先着地や腕振りなど基礎的フォームは抑えて走れている。ストイックに新しい技術を習得しようとする気持ちもあるので、いつものメンバーにもそれを伝えていってほしい。遊ぶことも真剣にやった方が楽しめるということを知っている様子なので、この調子でいろいろな経験を積んでいってほしい。

【あやの】
やや専門的な技術練習を今回行ったが、仲良し三人組も集中して行えており、出来ているかの確認をこちらに求めてくるなど積極的に参加できていた。50mに関して、気温も低い中ではあったが10秒前半でタイムが安定しており、あと一歩で9秒台というところまでいっている。三人同士でバチバチに勝負をするような雰囲気ではないが、技術練習なども一緒に楽しみながらやろうというスタンスでいるので、この調子で高めあっていってほしい。

【はるま】
「フォームを改良している」と50mでは感覚を変化させて、試行錯誤していた。その間は同世代の子と走っても勝負に徹したり気を散らすこともなく、自分に集中して取り組んでいた。最後の一本は全力で走って勝負を楽しみ、8秒1台をマークしていた。なんとなくの感覚を言語化して周りに話してもらえるとヒントがもらえるかもしれないので、どんな抽象的な言葉でも良いので表現できると◎。

【かずま】
チーム形式のゲームやリレーなど、リーダーとして作戦を立ててメンバーをまとめる役を担っていた。メンバーもそれに付いていく形で上手くチームがまとまっていたので、かずまの普段からの人望があるからこそでもあった。50mは同世代同士と競る形で8秒前半で安定。7秒台まであと一歩のところであった。技術練習では出来ていた肩から地面に圧をかけるテクニックを走りでも試してみてほしい。

【りんたろう】
今回、技術練習で行った着地足側の肩を落として、地面により圧をかけるテクニックを練習。積極的に参加し、ドリルではその動きを習得できていた。走りでは、りんたろうの良いところでもあるがメンバーと勝負を楽しみ、夢中になって走れていたが、タイムが停滞していることもあるので何本かは新しい動きを試す疾走を入れても良いかもしれない。長期的にモチベーションを維持できるよう、建設的な楽しみがあると◎。

【たける】
同世代の組ではほぼトップで8秒0台を何度か出していたが、7 秒台を目標としていた様子で不服だった様子。着地がまだ踵からになることも多く、着地位置が前方に外れ気味で腰が上がっていない印象。今回技術練習で行ったように姿勢を意識した腿上げから走りに近づけていき、重心を上げる感覚を掴めると◎。高い瞬発力は持っているので、地面からの反発やアキレス腱の腱反射を活かせるとタイムを大きく伸ばしていける。

【そうすけ】
「今日は50m8秒を出す」と宣言しており、地味な技術練習にも黙々と取り組んで、自分で立てた目標に対して努力することができていた。結果8秒2と大幅に自己ベストを更新、同世代ではかなり上位の実力となってきた。自分より実力が上の選手に対しては「凄い…」と素直に実力を認めて走りを観察するなど、真っ直ぐな気持ちでスポーツを楽しめているので、この調子で引き続き頑張ってほしい。

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