12月18日レポート

ジャンプトレーニング
400mJOG
50m基本ドリル3種
フォーム技術指導(膝下で地面を引っ掻く動作を排除)
50m(フォーム確認)
50m×5(タイム計測)
200m+80m
エンドレスリレー(一人当たり100m×4)

個別アドバイス

【りゅういち】
寒さでなかなか体を大きく動かせていない様子だったが、練習へは集中力を切らさず取り組めていた。走っていない時は上着を着ておいたり軽く動いておくなど体を冷やさないようにしておくことも重要。今回技術指導で、膝下の蹴りで地面を引っ掻かないようにと伝えたところ、実際の走りでも意識して行えていた。りゅういちは特に後半に状態が倒れて、足が流れたり地面を引っ掻く動作があるので、最後まで意識してみて欲しい。

【すみれ】
今回技術指導で、膝下の蹴りで地面を引っ掻くような走りはしないようにとアドバイス。本人も自覚しているが上体が前に倒れやすく、足が流れたり引っ掻く動作が入るので、まずはゆっくりのスピードから腿上げで段々と歩幅を広げていく方法で、引っ掻く動作を排除していきたい。冬になると100%の出力で走ることが難しくなってくるので、フォーム改善に意識を振って取り組むのもOK。

【かずま】
フォームについて途中から上体の前傾が強くなりすぎるので、もう少し上体を起こして足を前方で回転させるイメージを持てるとバランスが取れてくる。そのために腕を前で高めに振ることも選択肢の一つ。今回エンドレスリレーというバトンパスの位置がややこしい種目を行ったが、かずまは素早く流れを理解し、低学年の子にも伝えることが出来ていた。途中、300mという長い距離を走ることになってしまったがチームのために最後まで走り切れていた。

【ゆう】
今回エンドレスリレーで、他チームを圧倒する走りが出来ていた。特にコーナーでは腰の位置を高くして走れていた。ゆうは腰の位置が下がることが大きな伸び代となっているので、コーナーを利用して改善していくことが出来るかもしれない。120mや150mなどで最初はコーナーからスタートし、そのまま直線の走りに繋げていくという練習が合う可能性があるので、冬季中にチャレンジしてみてほしい。

【りさ】
今回、膝下で地面を引っ掻くような動きを入れないようにと指導。りさはその場で何度もトライし、実際の走りに反映させることが出来ていた。今回はたまたまレーンに葉が大量に落ちており滑りやすい状況だったので、”滑らないように地面を押す”という意識を作るには好条件であった。今後も”地面が滑りやすい”とイメージして行うだけでも良い走りが出来ると思うので、継続してみて欲しい。

【りょうた】
今回の技術指導についても何度も確認を求めてきて貪欲に知識を習得しようとしていた。「大事な話をするよ」と前置きがあると集中して聞けるが、練習のルール説明などは聞き逃してしまうことが多々あるので、意識の切り替えのタイミングをこちらからも出来るだけ促していきたい。1年生にとって練習量がやや多めであっても全部をやり切る強さがあるので、技術指導もテンポ良く行い、練習の質を段々と上げていきたい。

【ひろ】
以前は苦手としていたつま先接地等の問題は、着実に改善してきている。また、体を前傾させる意識も生まれ、中盤での加速力が向上してきている。コーチに指導された内容を正確に理解し、体で再現できることがひろの強み。
次の段階として身につけたい能力は、自主性。自ら映像分析や友達の走りを観察することで、自分にはどのようなフォームが最適かを考えて練習してみて欲しい。今まで教わったフォームを自分なりに改良し、腕振りの位置や前傾角度の深さ、接地の角度など、自分自身の感覚に落とし込んでいけるように手助けしていきたい。

【なな】
女子のチームメイトを始め、後輩たちに積極的にコミニケーションを取るなどチームのまとめ役として役割を担ってくれている。また、最近の大きな成長と言えば、自分よりもタイムが格上の選手とも積極的に走ろうとする姿勢が見られる事。以前は避けていたが、勝負に負ける中でも学びを深めようとする意識が見られる。
走りに関しては、基礎フォームは習得できているため、本日行ったようなロングブリントの中で下半身の筋力や姿勢を直立に保つ能力を身に付けていきたい。

【もりかい】
今回の練習においてもクラウチングスタートを中心としたスタートの練習を熱心に行っていた。前傾姿勢を深く取れる時間が延長してきており、長い時間加速することが可能となってきている。今後の課題としては、前傾姿勢でスタートした後に徐々に直立姿勢へと変化させるフォーム作り。ジャンプ系のトレーニングなので、姿勢を保持する能力の向上を図っていきたい。

【そうすけ】
本日は、腕振りに着目してトレーニングを行っていた。腕を前に振る意識を持つ腕振り、腕を後ろに引く意識を持つ腕振りでどちらの方が良い感触かを、熱心に探求することができていた。腕を引く意識を持つことで桃が前に出やすくなっている印象。継続した意識でトレーニングを積み重ねていきたい。
1つもったいない点としては、走る時間以外のタイミングで集中を切らしてしまい、競技場のコース内で遊びだしてしまう姿が見られたこと。走る時間以外にも他の友達の走りを観察することなど、そうすけが取り組める内容を明確に提示し、楽しんで練習をしてもらえるような声かけを行っていきたい。

【ここね】
トレーニングを行う中で周りの友達を笑わせるなど、ムードメーカー的な役割を果たしてくれている。また本日初めて行ったエンドレスリレーなどの負荷が高いトレーニングにおいても手を抜くことなく取り組めている。練習に対して真摯に取り組む姿勢があるからこそ、周りの友達からの信頼も厚くなっている。
依然として前傾姿勢を作る際に顎が前に出てしまうことや、足が後方に流れる癖は見受けられる。200メートル等のロングスプリントの中でフォームを固めていきたい。

【ゆうま】
中学生に向けてこの冬でどのようなトレーニングをしたらいいのかと言うことに関して明確なイメージを持てている様子。体が最も大きな変化をする時期であるため、胡椒を最小限防げるような筋力をロングスプリントの中で身につけていきたい。
また自身のトレーニング内容だけでなく、チームメイトの走りに関しても積極的に意見交換を行うことで学びを深めている。体が変化していく中で理想とするフォームは常に変化していくからこそ、いろいろな走りに関して関心を持ち、理解を深めていってほしい。

【せいごう】
漠然とトレーニングをするのではなく、常に問題意識を持って練習を行うことができている。今回の練習では、中盤でうまく推進力を得られない点に関して気づき、コーチや仲間に対して質問をすることができていた。
ももを上げる際に腰が後見つけてしまうことで私送り出す力をうまく推進力にいかせていない。腿上げやドリルの中でお尻の位置を前方に位置する意識作りを実施。改善が見られていたため、継続して練習を行いたい。

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