12月15日レポート

ジャンプトレーニング
50m基本ドリル3種
50m(フォーム確認)
50m×5(タイム計測)
100m×1(タイム計測)
30m×4
アジリティトレーニング

個別アドバイス

【まさき】
スタートから加速段階で腿が上がるようになり、鋭い加速が出来るようになっている。この動きを持続出来れば良いが、50mのラスト付近から体が前に倒れて足が流れやすくなるので、最後まで焦らずに丁寧にフォームを意識できると◎。200mなどの長い距離は強く、体力的には余裕はあるので技術面での伸び代はまだ残っている。8秒台は出せるようになってきているので、次は8秒5を目標に頑張って欲しい。

【しゅん】
シュンはどんな練習メニューに対しても文句を言わず、真剣に取り組めており、何事も本気でやることが一番楽しいと理解している様子。その甲斐もあって順調にタイムを伸ばしてきており、8秒前半〜中盤でタイム安定させている。まだ腕振りのダイナミックさに欠けるがフォームにも大きな崩れはなく、ここ数ヶ月での成長が素晴らしい。この成功体験を自信に今度は地道な筋トレやストレッチにもモチベーションを向けて欲しい。

【かずま】
フォームについて、顎を引いて縮こまってしまうような形で力んでしまっていたため、先輩のセイゴウからアドバイスをもらったところ改善できており、すぐにタイム短縮に繋げることが出来ていた。力を入れ過ぎると逆にスピードに乗らないことを理解し、ちょうど良い力感の調整を意識して習得していって欲しい。アップの腿上げなどの動き作りも真面目にやっており、速くなりたいというモチベーションが最近高まってきているのでこの調子でフォームもテンポ良く改善していきたい。

【けいた】
「45m付近からスピードが落ちる気がする」と、トップスピードになってからの骨盤の傾きを意識して改善を狙っていた。自分の弱点に気付く能力も素晴らしいが、改善方法まで自分で考えられるのは普段から考えて練習に取り組めている証拠。実際正しい改善方法なので、そのまま継続してみて欲しい。フォームを変えたときにタイムが一時的に下がることもあるが、気にせず今、正解だと思っている動きをまずは無意識レベルにまで習得してみて欲しい。

【とらのすけ】
足首を捻挫しているとのことで、無理なく参加するよう促したが50mは全力で走れており、8秒台まで出せていた。怪我があると、例え走れたとしても良いタイムは出ないので、まずは完全に治してさらにタイムを伸ばしてほしいところ。今回、お尻周りの筋トレや骨盤を動かすエクササイズを教えたので、継続してやってみてほしい。地味で気乗りしにくいかもしれないが、まずは1週間でも継続することで、感覚に変化が出てくると思うので頑張ってみて欲しい。

【せいじ】
最近腕振りがさらに横振りになってきており、上体のブレが大きくなってきているので、もう少しだけ脇を締めて腕を振れると、より推進力を感じて進める。ただセイジは自分のやりたい動きで気持ちよく走りたいという純粋な想いもあるので、あまりこちらも口うるさくならないよう、段々と促していきたい。走りはもちろん勝負形式のトレーニングにもモチベーションが高く、純粋に楽しむという気持ちで周りのメンバーを引っ張っていけているので、この勢いを長く維持させていきたい。

【たいせい】
せいじと切磋琢磨する中で、練習の質が向上してきている。せいじ取り組んでいる体の全景や腕振りの方法を自身も試してみるなど、友達を介して練習の楽しみ方を見いだすことができている。
グループワーク形式のトレーニングの中で人に対して怒ってしまうなど、少し癇癪を起こしてしまう場面が見られた。正義感が強いあまりに、ルールから逸脱した行動をとる人を許せない様子。考え方に間違いは無いからこそ、冷静にコーチに報告することや話し合いで解決するような姿勢を提案していきたい。

【りひと】
和馬と話し合いながら練習の質を高めることができている。今回の練習では2人で、腕振りについて研究を行った。前に腕を振る場合と後に腕を引く場合ではどのように動きやすさが変わるかを試すことができていた。このように1つずつ動作に興味を持って、意識できる部位を徐々に増やしていきたい。現場意識しているつま先設置や、体の前傾、腕を後ろに引く意識を継続して動きを自分のものにしていきたい。

【るお】
練習開始時などにサッカーや学校の友達と遊び出してしまい、陸上の練習開始が遅れてしまうなど場面がみられる。集中してしまえば、誰よりも濃い内容で練習するため、遊びから練習開始までの切り替えを意識したい。
コーチから指摘された後は、きちんと気分を入れ替えて練習に参加。走りの中でスタートを中心に積極的に取り組めていた。さらに上のレベルを目指す上でも、より集中できるように声かけを行い、応用的動作の習得を図っていきたい。

【かい】
チームリーダーを買って出るなど、まとめ役としてチームメイトに対して積極的に声かけを行う場面が見受けられた。大会以降、練習したい内容が明確になることや、練習を積み重ねたいと言う意欲が高まるなどの変化がみられている。この思いが個人で終わるだけでなく、チーム全体に声をかけることで自身の練習の質も上げようとするなど周りへも意欲を派生させようとできている。
練習の内容としては、400mを積極的に走るなど自身の強みである後半の伸びを最大限に伸ばそうと考えることができている。この要素を伸ばしていきたい。

【せいごう】
右鼠径部に痛みがあったため、出力を落として練習に取り組んでもらう。また、右足を庇って走った影響か、左のふくらはぎに急激な痛みが見られた。痛みがかなり強かったため、肉離れを疑ったがその所見はなく、筋肉が攣ってしまった状態と考えられる。可能性は低いが、明日の朝の時点でふくらはぎに赤みがある、または熱を持っているなどの腫れ症状がみられた場合は整形外科受診の必要あり。
腫れがない場合は、本人に指導済みの内転筋&内側広筋ほぐし、アキレス腱ストレッチ、股関節ストレッチを毎日行い、柔軟性の向上を図りたい。

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