12月11日レポート

ジャンプトレーニング
リレー各種
アジリティトレーニング
坂道ダッシュ50m(タイム計測)

個別アドバイス

【せいごう】
走っている際に右ふくらはぎ痛の訴えあり、その後のトレーニングは7割程度の走りの負荷で行ってもらった。ふくらはぎの筋肉にストレッチをかけられても痛みはなく、ジャンプなどの強い収縮を行った際に軽度の痛みがある様子。肉離れの可能性は低いものの、筋肉に軽微な損傷があると考えられる。痛みが完全になくなるまでは全力でのダッシュを避けることや、もも裏や足の裏のケアを行ってもらいたい。また、万が一痛みが増強した際には整形外科受診等を検討する必要がある。

【もりかい】
今回も得意としているクラウチングスタートを中心として意欲的にトレーニングに取り組んでいた。加速については腕振りや前傾姿勢など細かく興味を持ってフォーム修正に取り組めているため、継続した意識で努力を積み重ねてほしい。
フィジカルトレーニングではジャンプ系や、腿上げ型の動きの際にうまく動けない場面が多く見られた。少しずつ強化されてきたお尻の筋肉と同様に、桃上げる筋肉も同じように強化してバランスの良い走りを身に付けさせていきたい。

【はるま】
フィジカルトレーニングや、グループワーク形式のトレーニングが多いメニューとなり、直線を走る本数は少ないレッスンとなったがその中でも高い目的意識を持って取り組むことができていた。漠然とした意識で走るのではなく、一歩一歩に意味を持って走ろうとしているからこそホームが洗練されてきている。正確なフォームになってきているからこそ、今後はいかに体が前に進むかといった観点でいろいろな動きを試していってほしい。近日取り組んでいる骨盤の動き等は、いまだに習得しきれていないため継続して練習していきたい。

【りんたろう】
坂ダッシュの際などに集中力を切らしてしまい、遊び始めてしまう場面が多く見られた。少し足首茎に疲労が溜まってしまい、それが集中力の切れてしまった要因の1つとして考えられる。
しかし、グループワーク形式や、鬼ごっこ形式等の楽しみながら行えるトレーニングにおいては誰よりも集中して取り組む姿が見られた。楽しめるときには誰よりも力を発揮するからこそ、基礎的な練習もどのように考えてもらえれば楽しめるかをこちらも考えて、りんたろうに提案していきたい。

【ひろ】
全体のリーダーを務めるなど、積極的にチーム全体に声をかけるなど中心的な役割を担ってくれている。走りに関して真摯に努力している人だからこそ、周りのメンバーに対して高い説得力を持つことができている。今後も自身の真摯に学ぶ姿勢や、真面目にトレーニングに取り組む姿をチームメートたちに見せ続けていってほしい。
フィジカルトレーニングにおいてはジャンプ型のトレーニングの際に、空中でバランスを崩す場面が多く見られた。高く跳躍する下半身の筋力は十分についてきているため、ジャンプ中等の不安定な姿勢の中でも力を発揮できるようなバランス能力を身に付けていきたい。

【りゅういち】
鬼ごっこ形式のトレーニングにおいて上級生や大人の動きについていくなど、筋力や瞬発力の向上が見受けられる。以前は苦手としていたジャンプ系のトレーニングにおいても、きちんと及第点を取るなど改善が見られている。依然としてジャンプをする中でももを上げるといった動作が苦手ではあるため、今後も積極的に行っていきたい。坂ダッシュも同様な能力を向上させる練習であるためを多く経験を済ませていきたい。

【しゅん】
ジャンプ系トレーニングや、鬼ごっこ形式のトレーニングにおいて非常に良い成績を収めることができていた。お尻周りや、腿上げの筋肉の発達が見受けられる。今後も走りの中でストライドを拡大するためにも、もも上げに必要な筋肉の強化を重点的に行わせていきたい。特に坂ダッシュではももが十分に上がっておらず、ストライドが減少してしまっていた。坂ダッシュやジャンプ系のトレーニングの中でももをあげる感覚作りを行っていきたい。

【せいじ】
苦手としていたスタートに関して大きく成長を見せている。セット時の姿勢や、1歩目の際の腕振りの大きさが大きく改善してきている。坂道ダッシュにおいてもスタートから遅れることなく、得意の中盤の加速につなげることができていた。この意識で走りを積み重ねていってもらいたい。
フィジカルトレーニングにおいてはジャンプ系トレーニングの際に腿上げの筋力がやや弱い傾向が見られた。腿上げジャンプや、腕立て姿勢からのもも上げ等を行っていきたい。

【なな】
チーム戦の対決では、仲間にルールを説明したり、話し合いのまとめ役になるなど高学年らしく立ち回れていて、ななのいるチームは常にまとまっている印象。白熱して取り組めた結果ではあるが、最後の50m坂ダッシュでは疲れを感じ、休みながら取り組んでいた。その中でも、今回は重心を左右に動かす側軸の動きが良く出ていた。大会の時からもフォームがまた変わってきているので、100mを全力で走った時のタイムと比較して、フォームを決めていけると◎。

【すみれ】
今回はチーム戦で行うゲーム形式のトレーニングが多かったが、最近はメンバーに慣れてきたのか人の好き嫌いが若干マシになってきた。割り振られたチームメンバーで勝利しようと、話し合いにも参加し、全力で取り組めていた。50mの坂ダッシュでは、周りが疲れている中、全力でタイムを狙えて走れていた。途中から疲れが見え始め、流してしまっていたが、雰囲気に飲まれず全力の走りが出来たのは◎。

【ゆう】
今回も鬼ごっこや、回転しながら走るフィジカルトレーニング等では、持ち前の切り替えし能力でかなり高いレベルで行えていた。不安定な姿勢からでも走り出せるバランス感覚が優れており、これは走りの中でも重要なスキルとなる。次のステップとしては、例えば切り返す時に、骨盤をどう捻っているか、足の裏のどこに力が加わっているか、腕の振りはどこで行われているかなど、改めて自分の動きを感じてみて、常に最高の動きが再現できるようになると◎。

【ここね】
今回もチーム戦で行うゲーム形式のトレーニングが多かった。ここねはルールに対し「ここはこうしたい」などの拘りがあるので、さらにその考えを深めてゲームが成り立つルールを作ってみてほしい。それを全員に伝えることに関してはこちらも手伝うので、自分が考えたゲームをメンバーにやってもらい意見をもらうことはとても良い経験になるのでチャレンジしてみてほしい。走りに関して、女子メンバーで競る形で全力で取り組めていたので、女子メンバー同士は良い関係が築けてきている。

【りさ】
二人組のフィジカルトレーニングでは、同学年のせいじとチームを組んで、ルールの確認やアドバイスなどりさがリードする形で行えていた。アルファプラスでの経験が長いこともあるが、低学年の中ではルールを素早く理解出来るので、低学年のまとめ役として活躍してくれている。走りに関しても格上の選手に追い付こうと全力で走れており、その気迫から他のメンバーへも良い刺激を与えられている。

【そうすけ】
初参加でありながら、持ち前の運動神経の良さでゲーム形式のトレーニングを楽しめており、チームの勝利にも大きく貢献出来ていた。全体での打ち解け方は上手いが、まだ緊張しているのか、1対1のコミュニケーションにはまだ不慣れな様子だったので、こちらからもサポートをしつつ、そうすけがコミュニケーションを取りやすい環境となるトレーニングも提示していきたい。走り方について、上体が前に倒れ過ぎて足が後方で回転しているのでもう少し腿を上げるイメージで走れるとバランスが取れてくる。

【とうわ】
手を負傷していたので手を動かさずに走る予定だったが、段々テンションが上がって来てほぼ全力で参加していた。(すみません)
チームで競う形のトレーニングが多かったが、その中でもやはり勝ちに貪欲なとうわがいるチームは集中しており、今回もチームリーダーとして活躍していた。とにかく本気でやることが楽しいということを知っているので、それが強みではあるが、一旦は安静にして怪我を早々に治し、また全力でスポーツを楽しんでほしい。

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