8月18日レポート

50m基本ドリル3種
50m×1(フォーム確認)
50m×5(タイム計測)
100m×3 (タイム計測)
200m×1(ペース走)
リレー
クラウチングスタート練習

個別アドバイス

【すみれ】
スタートが上手く行く時は低い前傾角度で飛び出し、段々と重心を上げていく形でまとまっており、上手くいかない時は一歩目が着地した時点でツンのめるような形で上体が起き上がってしまっている。ツンのめってしまう原因は前傾角度が低すぎることだと思われるので、飛び出し角度を調整できると毎回安定してスタートすることができる。そうするために腕振り、股関節、頭の位置などどこを意識したら再現性が高まるかを相談しながら答えを見つけていきたい。

【りさ】
大会後でモチベーションが持続していたようにいつも以上に全力で取り組めていた。200mのペース走では上の学年の子達が落ちていく中、りさはトレーナーから離れず最後まで走り切れていた。周りの集中力が切れていても自分に集中することが出来るのが、りさの強みでもある。これから筋肉の成長にも伴ってますます走力が伸びてくるので、努力が報われるということを、メンバーにも伝えられる存在になっていってほしい。

【りょうた】
本人曰く靴が緩く、なかなか全力で走れていなかったが気持ちが乗らない時や調子が上がらない時などはフォームの一つにテーマを絞って取り組めると◎(例えば着地など)。タイムが上がることが一番わかりやすいが、フォームが改善されたり走りの感覚が変わることもスポーツの楽しさであるので、この楽しさに気付いてもらえるとさらに練習の質は高くなってくる。フォームも最初に比べだいぶ改善されてきているので、こちらから質問などをして感覚の言語化を行っていきたい。

【たいせい】
地面に手をつくクラウチングスタートに興味津々で積極的に学ぼうとしていた。見本を見せて学ぶことが得意で、自分の感覚で形を作っていく傾向にある。1から10まで説明するより、ポイントだけを伝えて自分でカスタマイズできるようなアドバイスをこちらも心掛けていきたい。100mや200mなど長めの距離を6割〜8割程度の一定のスピードで走ることもフォームのリズム感を習得するのに適しているので、こちらも積極的に取り組んでタイセイなりの気付きを得てもらいたい。

【けいた】
今回伝えたクラウチングスタートを早々に習得していた。低い前傾姿勢で飛び出して段々と重心を上げていく効率の良い形で走れていた。最近は特に骨盤あたりから足を動かせており、非常にダイナミックな下半身の動きを実現できている。それに上半身が振り回されがちでもあるので、脇腹の腹斜筋を含めた体幹トレーニング等を行い安定性の向上を図っていきたい。また、腕振りがやや横振りで体から離れているのでこちらも改善できると同じく上半身の安定感が増す。

【りんたろう】
前回50mを7秒台を出し、今回は100mでも好記録を出せており上り調子が継続できている。「今回は着地と腕振りを意識する」と発言しておりテーマを持って練習に取り組めていた。どの程度意識することによってタイムがどう変わるかを何度も実験していくことで正解のフォームを見つけていってほしい。走る前はヘラヘラしていてもスタート地点に立った時は急に集中モードに入れるので、同じ組のメンバーにも刺激を与えている。この上り調子の時の楽しさをより感じてモチベーションを長期的に維持させてほしい。

【とらのすけ】
50mや、100mなどよ基礎的な練習においては一緒に取り組むことができていた。しかし30mを使ったスタートフォームの分析や、200mで自身のフォームを考えながら走るメニューにおいてはうまく集中することができていなかった。自身の努力と成果が釣り合わなく感じる時にも努力できるようになっていて欲しい。

【りひと】
たいせいに対して手を出してしまうなど、練習以外に気をとられてしまうトラブルが多い。練習に集中できているときには、ストライドを意識して走るなど目的意識を持って練習に臨むことができている。走る番を待っている際など、練習以外の時間でも自身の考えを整理することやコーチに質問するなど、学ぶ意識を持って過ごしてみて欲しい。

【せいごう】
なかなか調子が上がってきてない様子であるものの、その中で何をすべきかを考えながらトレーニングすることができている。なぜ調子が上がらないのかや、どのようにフォームを意識すると改善できるのかを考え続けることで、フォームの選択肢が増えてきている。大人の競技者も大会では、その時によってフォームを変更するスキルが必要となる。そのため、今後もこの考え方を大事にトレーニングしていって欲しい。特にスタートでの前頃や重心移動によってタイムが左右される印象なので、ここに注力してフォーム修正していきたい。

【るお】
大会を明日に控えているため、100mなど実践的な距離においてのフォーム作りを入念に行う。せいごう等の自分よりもタイムの速い子と並走していても、自身のフォームを崩さずに走ることができている。大会においても周りの選手に影響されずに自身の走りができる事は、重要なスキルであるため、今後も磨いていきたい。最近継続して取り組んでいるスタートフォームもリラックスして走り切ることができており、これによ。後半の伸びが作られている。今日のイメージで大会にも臨んでみて欲しい。

【かずま】
クラウチングスタートに関して入念にフォーム確認を行う。コーチにも積極的に質問をし、スタート時の重心の置き方や足の踏ん張り方を見事に習得できていた。理解力とコミュニケーション能力の高さが、かずまの強み。今後も積極的にコーチや仲間に対してコミニケーションをとりながら、練習を積んでいってほしい。スタートにおいては前傾姿勢は習得できてきているが、依然として肩がすくんでしまい、腕振りの可動域が減っている様子。改善して、更なるレベルアップを図りたい。

【しゅん】
練習のたびにベスト記録を更新することができている。特に100mなどの長い距離の走りにおいても減速しないで走りきれる技術が身に付いてきている。課題はスタートからの加速力。以前から取り組んでいる前傾姿勢に関して熱心に取り組んでいるが、改善の余地があるため継続して取り組んでいきたい。スタートが得意なせいごうの走りを観察し、自身のフォームに取り入れようとする姿が見られた。今後とも他者の分析や意見交換を大事に練習してきて欲しい。

【かい】
大会での順位が悔しかったのか、目の色を変えて高い集中力で練習に臨むことができていた。他の子がなんとなくこなしてしまう基礎練習においても、要点をコーチに質問して目的意識を持って取り組もうとしていた。特にストライドに関して本日は様々なバリエーションを試すことができていた。大きなストライドだけで走りきるパターンや、スタートは大きく後半は小さくといったように自身に合ったストライドの走りを試行錯誤していた。こ自身の強みを活かせる走りを身に付けていってほしい。

【りゅういち】
いつもは最後尾のグループでしか走りたがらないが、本日はタイムも好調であったため自分よりも速い子たちとトレーニングを行ってもらった。以前は自身よりも速い子とは走りたがらない事が多かったが、少しずつ積極的な姿勢が見られてきている。速い子に負ける経験は学びを深めるため、少しずつこの機会を増やしていきたい。
フォームに関してはアゴを前に出さないように気をつける、つま先接地を心がけるなど基礎を大事に取り組めている。姿勢が安定したおかげで、腕振りを以前よりも大きくダイナミックに行えているため、意識を継続してトレーニングしてほしい。

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