8月7日レポート

坂道ジャンプ、スキップ、腿上げ
着地時の足首固定ドリル
坂道50m×1(フォーム確認)
坂道50m×5(タイム計測)
50m×3(タイム計測)
リレー

個別アドバイス

【とうわ】
骨盤から足を動かす動作が馴染んできたのか、より重心が高くなっているように見え50m6秒74と自己ベストを大幅更新。クラブ内トップの実力となってきている。坂道ダッシュは平地に比べると足の回転数を上げにくく、逆を言えばフォームを意識しやすい。骨盤や胴体部から手足を動かす動作を習得するには適しているので、自主練でも取り入れていって欲しい。大きく走りに感覚が変わってきている段階でもあるので、感覚の言語化も並行して行っていきたい。

【まさき】
直線的な動きが強調された走りとなってきており、50mでは8秒台を記録。順調に走力を上げてきている。今回坂道で行った”着地時に足首を固める”動きについて、マサキは特に伸び代を残している。この動きができると、地面からの反発が活かしやすく跳ねるような走りが可能となる。まずは意識で習得を目指してもらい、それでも難しい場合は、必要となる筋肉トレーニングを提案していきたい。

【せいごう】
フォームがより直線的な動きが強調され、前から見るとコンパクトにまとまった走りになってきている。個性が特化されてきているので、壁に当たるまでは今のフォームを磨いていく形で進めていく。50mも6秒74とベストを更新。常に右肩上がりの成長を続けられているのは、感覚を言語化できる強みと、新たなフォームを取り入れ続けれるチャレンジ精神があるからだと思うので、今の正剛の考え方や取り組み方などを他のメンバーにも広めていって欲しい。

【もりかい】
自分が笑われる役となり、いつも場を和ませてくれているが、自分自身のモチベーションを長期的に維持するには記録や自分の成長に集中することが重要となる。楽しむ時は楽しみ、記録を狙うときは集中するなど気持ちのON/OFFをより明確にできると◎。最近はタイムも上り調子であり、今が競技の楽しさを掴むチャンスでもあるので、こちらからも集中できる雰囲気を作れるよう促していきたい。

【りゅういち】
低学年のメンバーを走りでも引っ張る存在として、毎回全力で取り組めており、まとめ役としても活躍してくれている。段々とその場の遊びを楽しむことよりも、競技での成長を楽しむことにシフトしてきている。フォームについて、手足の基礎的な動きは習得できてきているので、段々と骨盤などの胴体部から足を動かす意識を持てるようになってくるとよりダイナミックになり、タイムへと繋がってくる。次のステップに進むために骨盤動作のドリルも伝えていく。

【かずま】
ここまで順調に走力を伸ばしてきたが、最近はやや停滞してきている。新たなフォームを習得してもう一段階レベルアップして欲しいところ。今回坂道で行った”着地時に足首を固定する”という動きはカズマも伸び代を残しているところなので、継続的に取り組んで欲しい。着地時に、足首、膝、股関節を固定させられることで地面からの反発を活かしやすくなるので、スピードも体力効率も良い走りになってくる。研究熱心なカズマに期待して、一緒に感覚を話し合いながら習得していって欲しい。

【りさ】
リョウタと良いライバル関係であり、良いアドバイスもしてあげられている。リサのおかげもあり、リョウタも実力が伸びてきておりリサと良い勝負が出来るようになってきている。リョウタに負けた際も「速いね!」と実力を認める発言もあり、アスリートとしてのメンタルも素晴らしいものを持っている。お互いに50mが10秒台で安定してきており、実力も伸ばしてきているのでこの調子で練習に取り組んでいって欲しい。

【すみれ】
スタートから中盤にかけての加速力は依然として高いレベルを発揮している。以前は足が流れるクセが見られていたが、前傾姿勢をしている状態でもきちんと足を振り出す事ができている。伸び代は、後半の走りの中で減速してしまう事。トップスピードに乗った際に、少しずつ上体を起こして走れると◎。ウォーミングアップでのジョグ、スキップや、腿上げの際に体を起こした姿勢での走りを試していって欲しい。

【りんたろう】
友達に対して指導を行うなど、周りに学んできた事をアウトプットする場面が多く見られている。技術に対しての理解力向上や、後輩チームメイトに対して関わろうとする積極性が見られてきている。それによる影響か、以前よりも自身の走りに対して深く考える事ができてきている。
走りに関しては足の入れ替えや、前半と後半の走りでのピッチの変化を意識できると◎。50m7秒台をコンスタントに出せるレベルを見つけていきたい。

【てつし】
練習に対して先陣を切って取り組み、チームメイトからも慕われている。今後もムードメーカーとして、アルファプラスでも海外でもこの姿勢やキャラクターは大事にしていってほしい。
走りに関しては、姿勢が安定して後半の走りが向上してきている。トップスピードでも減速する事なく走れている。伸び代としては、スタートや中盤での姿勢。わずかに前傾姿勢を作れるとさらにトップスピードが向上できる。

【ゆうき】
練習に対して少し集中力を切らしてしまっていた。自分がいつも一緒に走っているメンバーがおらず、勝てるか不安であった事が原因のようであった。少しずつ自身の走りに自信を持ち始めてはいるが、未だに勝ち負けに固執してしまう事が多い。自身でフォームを考え、自身の成長を考えてトレーニングしていってほしい。
得意としているスタートをさらに磨き、自分でも誇れるストロングポイントを作っていきたい。腕振りに加えて、足の振り出しを推進力に使えると◎。

【りょうた】
つま先接地や腕振りの基礎フォームが身に付いてきている。以前は7割程度のスピードでしかフォームをコントロールできていなかったが、全力で走るスピードでもきちんとフォームをコントロールできていた。
一番の伸び代は、腰が低い位置になっている点。腿上げやスキップで腰を高く保つ事を意識して走っていきたい。そこから徐々に全力の走りでも感覚を掴んでいきたい。

【るお】
最近は自分よりも速い子と積極的に走る場面が多く見られる。以前は自身が負けてしまう事が予想できると、走るのをやめてしまうことや全力で取り組まない場面が多かった。しかし、自身の走りに自信を深める事ができたことや、速い子に負かされる事で自身が成長するを理解できた事で行動が大きく変化してきている。
100m走においてスタートから後半にかけて前傾姿勢やピッチを変化させるフォームに進化している。自己ベスト記録も更新し続けているため今後も、この姿勢で取り組んでほしい。

【はるま】
中盤での走りに注目し、体幹や骨盤の操作を工夫して加速力を向上にチャレンジしていた。映像を見て自分なりに修正することや、コーチから客観的な意見を聞くことをバランス良く行なっている。
骨盤の操作などは非常に難易度が高く、成果が現れるまで多くの時間を要す。無意識でも走りの中で出るまで繰り返していきたい。またスタートでの前傾姿勢が安定しない事が多いので、視点を決めて再現性を高めると、その後の加速力も安定する。


【ゆう】
踵の痛みが増幅している印象。踵の痛みが増悪すると、骨に異常をきたす可能性もあるため注意してケアを行っていきたい。現状で少し熱感があり、炎症も僅かに見られるため、病院受診とこまめなアイシングなどのケアを徹底したい。
足に負担のかからないスピードで、6-7割で走る事・こまめに休憩を取る事を徹底してトレーニングを行う。スピードを出さない走りの中でも、前傾姿勢や接地の位置を変化させて走るなど質の高い練習を行えていた。

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