8月4日レポート

50m基本ドリル3種
スタート練習
10m×5
50m×1(フォーム確認)
50m×5(タイム計測)
100m×2
リレー

個別アドバイス

【りひと】
最近は特に50mタイム更新へのモチベーションが高く、9秒台前半を目標に頑張れている。50mに全力で取り組めているのは良いことだが、速くなるために必要なことも理解してスタート練習や技術練習など一見地味なトレーニングにも集中力を高めて取り組めると◎。ガムシャラに根性で頑張ることも重要だが、技術があってこその成長も大いにある競技なので、トレーニング一つ一つの目的をこちらからも明確に伝えて、建設的に能力を高めていきたい。

【たいせい】
歩幅を広げようと、力強く地面を蹴って腕振りも大きくなってきている。フォームを小まめに変えてタイムを伸ばそうとするチャレンジ精神は素晴らしい。今回はスタート練習を重点的にやったが、こちらからも毎回技術の知識を提供していくので、試すフォームの引き出しを増やしていって欲しい。今回の歩幅を広げる試みについて、力強く地面を蹴って遠くに跳ぶことは正解だが、足を伸ばして遠くに着こうとするのは怪我のリスクもあるので×。この違いを感覚として伝えていきたい。

【けいた】
今回もさらに足が後方に流れる動きが改善傾向に向かっており、メンバー内でもかなりまとまったフォームが作られてきている。自分の走りに段々自信が持てるようになってきたことで、他人からのアドバイスを素直に聞いたり、他人の走りを褒めるなどの行動が増えてきている。また他人のフォームを分析することも得意としているので、さらに自分自身の総力も高め、リーダー的存在として今後の活躍を期待したい。

【かずま】
100mでは並走してフォームを確認したが、以前よりも地面を蹴る力が増しており、一歩で進む距離が伸びてきている。ただ、足を遠くに着こうとするあまり、踵からの着地になってきている。なるべく重心近くにつま先で着地することが望ましく、腿上げの要素をプラスして足を体の前で回転させられると◎。歩幅を広げる前提であるが、地面を強く蹴って遠くに跳ぶのは良いが、足を伸ばして遠くに着こうとするのはNG。今一度着地位置を重心側に寄せる意識をしてみてほしい。

【かい】
今回は誰よりもトレーニングに集中しており、50mや100mでは全力でタイムを狙い、リレーではアンカーで200mを走りチームを優勝に導いた。また、他のメンバーの走りを動画で分析をしてアドバイスをしてあげるなど、サポート役としても活躍してくれていた。このモチベーションを維持できれば再度50m7秒台に戻することも十分に可能なので「一番頑張っている存在」として今後の活躍に期待したい。

【すみれ】
久々の参加のナナコと会えて喜んでいたが、二人ともトレーニングには集中して取り組めており、良い流れを作ってくれていた。今回スタート練習で伝えた一歩目の着地位置について、一歩目は大きく出るが着地位置はなるべく体の近くに、というのはスミレもう少し伸び代を抱えているところなので、今後も意識を継続してみて欲しい。人の好き嫌いが激しいスミレだが、「あの人は○○が優れてる」など他人を尊敬する考え方が持てると自分自身を成長させるチャンスも多くなってくる。

【ななこ】
久々の参加で、順調に筋力が向上しており一歩の力強さが増しているように見えた。ただ足が後方に流れ気味であったので、ここは要改善。本人が悩んでいた腕振りの角度についてだが、完全に真っ直ぐ振るのではなく、やや横成分があった方が着地足に体重を乗せやすく、また女子選手は骨盤が広がっていくことから腕は多少横振りになることはやむを得ないことでもある。ただし横に振りすぎるのもロスがあるので、今の状態よりもやや直線的に持ってこれるとバランスが取れてくるかもしれない。

【もりかい】
基礎フォームをきちんと理解し、真摯に取り組むことができている。つま先接地や、腕を前後に大きく振ること、地面を蹴った後に足をきちんとたたむ事を習得しようとしている。7割程度のスピードではきちんと基礎が行えるが、全力のスピードでは基礎フォームが崩れてしまっている印象。特につま先接地が踵からの接地になってしまうことが多く見られる。友達と並走する中でも8割程度のスピードであえて走り、基礎フォームの定着をまずは図りたい。

【るお】
暑さに体力をやられてしまい気分不快の訴えがあり、熱中症のリスクもあったため、最小限の本数でトレーニングを行ってもらった。限られた本数の中でもきちんとスタートにこだわることや、後半の加速するための姿勢を学ぼうとする姿勢が見られた。
最近はスタートで力を使い果たしてしまうことが多いため、細かく足を回転しすぎずに大きなストライドで加速していけると◎。

【とらのすけ】
暑さの影響で気分が悪い様子のため、最小限の本数で取りに行ってもらう。体調が戻り次第トレーニングに復帰し、基礎フォームについて注意して練習を行えていた。その後はトレーニングに参加するも、全力疾走を途中でやめてしまう事が多くみられた。勝負に負けてしまうことや、タイムが出そうにない事に対する恐怖心が強く、途中で投げ出してしまっている様子。失敗から学ぶことや、結果が出ないときにも取り組み続ける忍耐力を養いたい。


【ゆう】
スタートの前傾姿勢や、腕振り、左右への重心移動などどのようなフォームであれば加速力が生まれるかを試行錯誤していた。きちんと映像の分析もして客観的な内容にみたフォート、自分が主観的に狙っているフォームの相違を照らし合わせて練習を進ませていたため、内容の濃いトレーニングとなっていた。
今後はさらに高いレベルを目指すために、トップスピードの向上を図りたい。中盤においてピッチを上げるための腕振りの高さ、角度、足の振り出し方などを見つけていきたい。


【せいじ】
スタートからの前傾姿勢が少しずつ身に付いてきている。以前はスタートから後半にかけて同じ姿勢で走りぬけることが多かったが、スタートと後半でフォームを変化させようと言う意識のが見られている。徐々に加速していき、トップスピードで姿勢を安定させることができている。伸びしろは以前から着手しているスタートから10mの走り。特に1歩目においてはで遅れることが多いため、前足できちんと地面を蹴ることや降り出す足の感覚を身に付けていきたい。

【せいごう】
大会が相次いで中止になってしまい、モチベーションが落ちてもおかしくない状況の中でも自信を向上させる強い意志を持ってトレーニングに臨めている。特に年長であるにもかかわらず、後輩にも質問をすることや、真摯にトレーニングに臨む姿勢を見せておりチームにおいても良い影響与え続けている。本日の走りでは後半の伸びがややない様子であったため、スタートでピッチを使いすぎてしまっていることが考えられる。腕振りや歩幅等調整し、最小限の力で加速できるフォームを見つけていきたい。

【とうわ】
スタートから50mの走りはかなり洗練されてきている。以前はスタートから前傾姿勢を強く作った際に、細かく足を回転させすぎてしまい、足が必要以上に疲労してしまうフォームであった。これにより後半の伸びが阻害されていたが、最近はスタートにおいても腕振りや重心移動うまく使い、足の疲労を最小限に抑えることができている。スタートから後半にかけての加速はかなり良いクオリティーになってきているため、このフォームを繰り返し、自動化ができるレベルまで体にすり込んでていきたい。

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