7月31日レポート

リレー
50m×1(フォーム確認)
50m×2(タイム計測)
着地動画改善ドリル
50m×3(タイム計測)
100m×1(タイム計測)
リレー

個別アドバイス


【てつし】
中間疾走のフォームが、より上体を起こすようになり足が上がりやすくなっている。足がダイナミックに動いても上体をブレさせない強い体幹を持っているので、今後もラントレーニングに並行して体幹も強化していってほしい。リレーでは一人で300mを走るガッツを見せた。最初から良いペースで突っ込み、後半もあまりフォームを崩さずに走れていた。リーダーとしてチームを引っ張る姿勢からメンバーにも勇気を与えられていた。

【ゆうき】
スパイクを前回から履いているが、前にツンのめるような着地であったり踵から着いてしまうと足を痛める場合もあるのでより注意が必要となる。今回コーンを使って行った着地の動き作りが極めて大切なので、今後自分自身でも同様の意識で動き作りを行ってからダッシュを行うなどフォームへの意識を高めていってほしい。タイムが順調に伸びてきて一本あたりの出力が高まってきている時だからこそ基礎的フォームの見直しがより重要となる。

【なな】
腕振りをよりダイナミックにして走って試していた。上体や頭部の揺れがあるのが課題であったが、腕振りをダイナミックにしたことで改善傾向にあった。まだ不慣れでギコちない部分もあったが、この腕振りを慣らしていく方向でフォームを作っていってほしい。コーンを使った着地動作の改善ドリルも積極的に取り組めていた。このような普段の走りと違う感覚を得る練習を得ることで、フォーム改善の引き出しが増えていくので、今後も様々な動き作り練習を提供していきたい。

【かずま】
最近は着地位置が重心近くに寄ってきたことで着地時のブレーキが軽減され腰の位置が高くなってきている。これが体力効率が良くなっている要因の一つで100mの強さに繋がっている。今回コーンを使って行った動き作りが着地位置を寄せる動作を作るので、よりこの意識で極めていってほしい。右手が横振りになってしまう癖も段々と改善していきたいが、上体のブレが原因で腕でバランスを取っている可能性もあるので、様々な動き作りをやっていく中で自然と腕振りが改善されるようにメニューを提供していきたい。

【まさき】
50m9秒0とベストに近いタイムを出せていた。踵から着いてしまったり着地位置が前方寄りにズレて腰が低くなりがちなのが課題だが、今回コーンを使って行った着地改善の動き作りがまさにマサキに必要な動作となるので、今後も積極的に行って欲しい。今回はコーンを使ったがコーンがあるイメージでも出来るので、ダッシュする前にこれで腰が高くなる感覚を掴めると◎。楽しく走るのはとても大切だが、時には自分の感覚に集中して走ったり動き作りすることもとても重要。

【とうわ】
200m等の長い距離のプリントでも減速することなく、高いスピードを保った走りを行うことができている。もともと強みであった深い前傾姿勢でのスタートから、重心を徐々に高い走りに移行させていく姿勢の変化が円滑に行えている。大人のアスリートが行うレベルの応用度の高い技術であり、これらを習得しているのは地道な練習をきちんとやれている証。スピードが出づらい中盤においても、体幹部や骨盤の動きが少しずつ出てきているためこの調子で走りを重ねていってほしい。

【すみれ】
足首の痛みが依然としてある様子のため、7割程度の走りのみでのトレーニングを行ってもらう。前回のトレーニング後にもわずかに腫れや、痛みがあったようなので負荷量には注意してトレーニングしていきたい。
今後成長期を迎え、骨の強度が弱まる時期であるため慎重に状態を見て、リスクのないトレーニングを選択していきたい。

【もりかい】
チームのリーダーを買って出るなど、積極的な姿勢が多く見られている。チームのムードメーカーとしてみんなに信頼されており、周りの子から積極的に頼られる場面も多い。走りに関しても、基礎的なフォームを地道に繰り返すことが多く見られている。特に前に接地してしまい、ブレーキを自らかけてしまう走りになっている点を解決しようと努力していた。本日行ったドリルを走る前に意識させるなどして改善を図っていきたい。

【りゅういち】
走っている際に顎が上がってしまっている事を自ら映像を分析することで、気づいて改善を図っていた。走った後に必ず映像を見てフォームを修正しようとするなど、目的意識を高く持った姿勢が見られている。以前指導した”顎を引きながらのもも上げジャンプ”を繰り返すドリルを繰り返し練習する。その後は、全力で走る際にも顎が上がる症状は軽減されていたため、このドリルをウォーミングアップとして必ず行っていきたい。自宅でも自主トレとして行っていきたい。

【りょうた】
コーチから教わった事はきちんと頭で理解し、正確に覚えることができている。きちんと教えを自分の中で積み重ねることができ、毎回別の要素を学習することができている。前回はつま先に接地することを覚え、今回も見事に実施できていた。そのため今回は次のステップとして腕振りのフォーム学習にチャレンジした。腰の横をチョップするようにして腕を引く意識を持って腕振りを行う。現在は肩が力んでしまっているため、無意識で行えるように思う練習を繰り返していきたい。

【りんたろう】
ドリル練習の中で何を狙いとしているか、誰よりも早くコーチに対して答えるなど走りのフォームに関する知識が広がってきている。以前は感覚で走ることが多かったが、最近はきちんと基礎を抑えようとする姿勢が多く見られている。また後輩に対して指導する場面もわずかではあるが見られてきているため、人にアウトプットする癖をつけて基礎を学んでいってほしい。走りに関しては基礎ができてきているため、足の入れ替えやピッチの変化など応用の学習を進めていきたい。

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