3月20日レポート

コーン取りゲーム(持久系トレーニング)
フォーム確認
坂道ダッシュ×5
階段ダッシュ各種
坂道ダッシュロング×2

個別アドバイス

【りょうすけ】
最初の坂ダッシュでこそ踵接地ではあったが、足音意識を伝えると以降はつま先からの接地で、さらに着地音を探るように着地角度も真上からにブレーキが軽減されていた。フォームは人からのアドバイスや動画確認など客観的な改善方法の他に、スピード感、感覚、音など自分で気付きを得て改善していく方法もある。りょうすけは着地に関しては音を意識することが適している可能性があるので、今後も同じように音意識を継続していった欲しい。

【そら】
以前は顎が上がったり頭部の安定性に欠けていたが、今回はゴール一点を見つめるように頭部を安定させらていた。腕振りについて肘が開いて大振りになりがちであったが、こちらもまだ完全ではないものの改善傾向にある。ハルマやカズマなど実力の近いメンバーと良いライバル関係にあり、勝ち負けどちらでもお互いをリスペクトし合い、決めたメニューの本数以上をやりたがるなどモチベーションにも繋がっている。お互いに成長している関係を今後も作っていって欲しい。

【ひろ】
坂道では足がやや流れ気味であった。坂道は平地よりも足を上げる意識を強調しないと流れるので、最初に伝えた着地音を意識するというのも改善方法の一つであるので試しみて欲しい。タンッという短い良い音を出すには真上からの角度でフォアフットで接地しなければいけなく、結果として足が上がり流れないフォームへとなる。ひろの良さであり伸び代でもあるが、高いレベルで競う時に勝負に熱中しすぎてフォームが乱れがちであるので、普段からフォームの意識するポイントを一つは作り、改善ポイントを自動化させる必要がある。

【かずま】
坂道ダッシュでは8秒前半のメンバーと同等、それ以上のスピードで走れていた。最近のかずまの成長は周りのメンバーに刺激を与えている。フォームを磨きつつもなかなか伸びない辛い時期を経験したからこそ、似た境遇の選手を支える存在となって欲しい。 今回着地音の意識を伝えたが、良い着地音を出すためには真上からの角度で接地させる必要がある。この音を意識で、足の回転位置、腕振りで伸ばせる余地を残しているので、今後グラウンドでの練習でも引き続き意識をしてほしい。

【せいごう】
足を流さず前で回転させる走りが特徴であったが、坂道ではその強さが活かされ、バネバネしい走りで好タイムを出せていた。階段でも真上からの角度で着地させられ、着地の技術は高い。階段で歩数を競うトレーニングを行ったが、正剛の伸び代が詰まっている。歩幅を伸ばすためには強く蹴る必要があり、その際に膝の伸展だけでなく股関節からの動きが入ることでより強く蹴ることができる。正剛は着地の技術は高いので、今後は離地動作に磨きをかけていきたい。

【すみれ】
久々のトレーニング参加であったこともあり、踵からの接地や足が後方に流れるなど基礎フォームの崩れがみられた。今後走る中で少しずつ修正していきたい。
またフィジカル面に関してはトレーニング・階段トレーニングなど高いレベルで行えており、アルファプラス以外の時間できちんと自主トレを行っている賜物!自身でおこなっているメニューを継続して行っていきたい。特に体幹トレーニングは体を反らしてしまう癖の改善のためにも重点を置いて指導し、自主トレに追加していきたい。

【りんたろう】
体幹部の筋力が少しずつ向上してきており、ジャンプ系のフィジカルトレーニングや坂ダッシュの際にきれいな姿勢を保つことができている。走りの基礎フォームも全般的に行えているため、長い距離でも高いスピードを保って走れている。今後の課題は、自身のフォームについて自主的に考えること。スタートから後半の走りにフォームを変化させることや、骨盤の使い方など応用的なフォームを自身で考え、深めていくことで独自のスタイルができてくると◎。50m7秒台を目指す上でもトレーニングの質を高めていきたい。

【はるま】
100mの坂ダッシュでは1位を獲得するなど、長い距離でもトップスピードを維持して走り切るスキルがついてきている。階段トレーニングや坂ダッシュの中で体の前傾具合を色々なパターンを試しながらトレーニングしていた成果が表れている。スタートから前傾姿勢を徐々に起こしていくコントロールが身についており、後半の走りにおいて足が後方に流れる場面がなくなった。よく考えてトレーニングし、それが成果に結びついているため、現状の意識でさらに走りを成熟させていきたい。

【なな】
以前はスタートから細かい歩幅で走ってしまうことが多かったが、大きなストライドで走ることができるようになってきている。このスタートフォームの変化により、後半の走りの伸びがさらに顕著に表れるようになってきている。後半に並走する子を抜かす場面も多くみられている。少しずつななオリジナルの走りのスタイルができてきているため、後半の走りを活かすために今後もフォーム作りを行っていきたい。伸びしろとしては体幹の筋力。姿勢が崩れることが多いため、体幹トレーニングを継続的に行い、ブレずに姿勢を固める能力を獲得していきたい。


【けいた】
競争場面で力まない走りができている。足が後方に流れる癖が少し見られていたものの、本人から自主的に映像を確認して、フォーム修正を試みていた。きちんとコーチに話を聞きに行くことと、自身で考えることをバランスよくできており、フォーム修正が順調に進んでいる。伸びしろとしては後半の走りで姿勢が崩れて減速する点。スタートから前傾姿勢をきれいに取れる点が圭太の強みであるため、その後に徐々に姿勢を起こして直立姿勢に近い姿勢での走りに変化させていけると◎。

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