3月17日レポート

着地/歩幅トレーニング(バウンディング)
フォーム確認
上り坂ダッシュ×5
階段ドリル各種
階段ダッシュ各種
下り坂ダッシュ×3
体幹トレーニング

個別アドバイス

【まさき】
少ない歩数で走るトレーニング(バウンディング)で学んだ着地位置を坂道ダッシュでも活かすよう試行錯誤していた。歩幅を広げる意識をしたらどう変わるか等、実験を繰り返す姿勢で取り組めており◎。注意点は歩幅を広げようと足を前に伸ばして遠くに接地させるのはロスになるので、着地位置はあくまで体の近く、強く地面を蹴って遠くに跳ぶイメージで歩幅を広げていきたい。この前者の足を前に出す動きをすると踵接地になるので、そこを目印として注意して行って欲しい。

【ひろ】
少ない歩数で走るトレーニング(バウンディング)では、記録がよく変動していた。踵接地になる時があるのがその原因であるが、体の近くでつま先接地が出来ている時は次の一歩へとスピードを活かせるので、歩幅も伸びやすく記録が伸びていた。半々くらいの割合でこの接地が出来ているので、「どのようなイメージで行った時はこうなるのか」と自分の中で区別して再現できると走りの記録にも大きく影響してくる。

【はるま】
階段トレーニングでは、片足で一段飛ばしを力感なく楽なフォームで行えていた。真上からの角度で接地が出来ており、次の一歩へと繋げる接地を行えているのがハルマの強み。走りでは時折、前傾が強くこの接地ができず、ツンのめるような接地になることがある。一本の疾走の中でも100%真上からの接地が出来ると直接タイムに繋がってくるので、フォームを意識した疾走を反復し、再現性を高めていきたい。

【けいた】
少ない歩数で走るトレーニング(バウンディング)では、自分より背の高い子たちにも劣らない歩幅で勝負できていた。階段トレーニングでも一段飛ばしを楽に出来ており、接地の角度が真上からで技術の高い接地が出来ている。走りでも踵接地やツンのめる接地が課題であったが、最近はつま先接地で引き戻すような角度で接地できており◎。残すところの直近の課題は上半身のブレと頭部のブレなので、こちらも引き続き意識して改善していきたい。

【とらのすけ】
今回はモチベーション高く練習に集中できており、フィジカル勝負や階段トレーニングでも周りを引っ張る勢いで取り組めていた。また、自分より速い人を「すげぇ」と素直に認める発言もあり◎。フォームについて、少ない歩数で走るトレーニング(バウンディング)ではつま先から接地することで段々と歩幅を広げられていたが、坂道ダッシュではまだ踵から接地しがちであったので、腿を上げて高い位置から足を下ろす意識で自然な形でつま先接地へと切り替えていきたい。

【ななこ】
バウンディングのトレーニングではチームNo. 1の成績を記録。小学校レベルで必要な基礎フォームは全てきちんと行えているため、瞬発力強化や筋力強化など、中学校や高校に進んで競技行っても通用できるような身体能力の強化も併せて行っていきたい。また少し足が後に流れる癖は依然として認められるため、もも上げのドリルは継続して行っていきたい。

【ゆう】
昼間疾走から後半にかけての走りは非常にきれいな姿勢を保てており、正確なフォームで走れている。伸びしろはスタート直後の前傾姿勢が浅い点。坂ダッシュや下り坂ダッシュ、階段トレーニングなど平地ではない走りのトレーニングの中で体の最適な傾け方を学ばせていきたい。本人もよく考えてトレーニングしているため、このまま継続して体作りを行っていく。

【るお】
坂や階段等の不得意なトレーニング種目が多かったためかモチベーションを低下させてしまっていた様子。走ることに対しては誰よりも意欲的で熱心に取り組める反面、その基礎として必要なトレーニングには意欲が低い印象。地味で負荷量の高いトレーニングも走りを進化させるためには必要であることが理解できると◎。トレーニングと自身のスピードがどんな関係性があるかを常に伝えながらトレーニングを行わせていきたい。

【かい】
走りのトレーニングやそれ以外のフィジカルトレーニングに対しても、黙々と取り組んでいる姿が印象的。みんなが嫌がるきつい種目に関してもポーカーフェイスで黙々と取り組むことができるのがかいの強み。今後の伸びしろとしては、きちんとトレーニングをこなすことができているため、その先を自主的に考えて狙いを明確に持ってトレーニングに臨めると◎。特に階段や坂ダッシュでは、体の前傾角度などを試しながら走れると、かいの苦手なスタートの姿勢づくりに必要な能力が得られる。

【なな】
バウンディングの練習では、反発がもらえる姿勢や足の振り出し方を熱心に研究していた。最近はトレーニングで習った体の使い方を実際の走り方に落とし込むことが非常にうまくできている。基礎フォームが整ってきており、より応用的な体の使い方を身に付ける段階に入れている。そのため、次のレベルを目指すためにも、今回の姿勢を継続してトレーニング臨んで欲しい。

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