8月29日レポート

【本日のメニュー】
50m×2
フォーム講習(地面からの反発のもらい方。片足縄跳びから走りに繋げる)
50m×5
100m加速走
25秒間走
リレー


個別アドバイス


【てつし】
腕振りや頭の位置など上半身に絞ってフォーム作りを行っていた。また練習の目標に関しても自身のフォーム作りだけでなく、ゆうきのモチベーションを上げることを挙げるなどチームメイトにも良い影響を与えようとしてくれている。自身のエネルギッシュな部分をチームメイトにどんどん伝搬させてほしい。

【ゆうき】
左右差のある腕振りが改善されてきている。特にスタートでの加速には少しずつ自信を持ち始めており、フォームに関しても少しずつ自ら考えることができてきている。まずは自身の成長に興味を持ち、他の子と自分を比較し過ぎずにマイペースに上達していくことを大事にしてほしい!

【まさき】
基礎ドリルやフィジカルトレーニングでは、正確に行うことができている。コーチの話に対する理解度が高いため、質の高い練習を行うことができている。伸び代としては“競争心”。
他の子と競う場面では、手を抜いてしまったり・走りたがらないなどの場面がみられた。走る力も考える能力もあるため、友達と競うというスポーツの側面を楽しんでもらえるよう声掛けなど行っていきたい。

【さき】
高い柔軟性だけでなく、少しずつ筋力が身についてきている印象。特に体幹部の筋力が高まり、走っている最中の姿勢が安定し、ストライドが伸びてきている。下半身に関しては改善の余地があり、基礎フォームであるつま先接地などがうまく行えていない。今一度基礎フォームを見直すことで次のレベルに進んでいてほしい!

【すみれ】
腕振りや顔の位置など左右にぶれてしまう癖の修正に励んでいる。1本1本の走りに明確な目的をもって走ろうとしており、陸上に対する本気度が感じられる。しかし、その反面で本気だからこそ負けることを恐れてしまい、自分よりも速い子と走ることを避ける傾向がみられる。まだまだ同学年でも身長差や体の発達の個人差が大きいため、練習での勝ち負けでネガティブになりすぎずに伸び伸びと自身の走りを追及してほしい。

【なな】
トップスピードに乗った後に伸びる走りができてきている。以前はついていけなかった速い集団の中で走っても見劣りしないトップスピードを出せるように成長している。伸びしろとしてはスタートダッシュ。体の前傾を作れるようになるとさらなるレベルアップが望める。

【しょうた】
50mでは8秒台を出せることの方が多くなってきた。稀に8秒中盤まで伸ばすこともあるが、9秒中盤まで落ちることもある。フォームについても日によって乱れているので、安定感を出していくことが課題となる。まずはトップスピード時も顔が下を向いたり顎が上がったりと安定しないので、頭部の位置を目線等で固定させ、上半身のバランスを整えていく。

【ひろ】
最初の疾走直後「踵から接地していたかも」と感覚で気付けていた。ヒロの大きな伸び代は腰の位置が低いことであるので、つま先接地はマストで、今回伝えたような反発を活かす走りを習得できるとタイムの大幅短縮が期待できる。走りの感覚は順調に研ぎ澄まされてきているので、走る前および最中に冷静にフォームを考えられるようになってほしい。

【はるま】
50m走でタイムが出ずに落ち込んでしまう場面が見られた。調子の良い時に頑張れる選手は多いが、調子の悪い時にこそ頑張れる選手が強くなれるので、今が自分自身と戦う大事な局面にきている。タイムが出ない時は、なぜ調子が悪いのか原因究明するのがベストなことが多いが、落ち込むよりは悔しがり、次回以降に感情をぶつけるくらいの気持ちで臨んでほしい。

【ちさき】
久々の参加であったが女子メンバーからの信頼が厚く、まとめ役として動いてくれていた。フォームに関して、前傾を作ろうと頭部が下を向いてしまっており、それに伴い胸椎が曲がり猫背⇨骨盤が後傾し、着地足が前にずれてブレーキの大きい走りになっていた。柔軟性の高い選手であるので、頭部の位置に気を付け、胸椎が丸まらないよう意識から改善を試みてほしい。

【せいごう】
今回伝えた地面からの反発がハマり、50mで初の7秒台をマーク。感情を出せて喜べていた。7秒9台を2回、8秒0台を1回と安定して出せてきているので、まずは今回習得した地面からの反発の感覚を体に覚えさせ、次回以降も調子を継続できるようにしたい。手足の動きは綺麗でフォームの安定感はクラブ内でもトップレベルなので、今回のような感覚的な部分を磨いていってほしい。

【ゆうご】
腕振りとつま先接地を常に意識してできており、「どうしたらもっと速く走れるのか」と考えながらトレーニングに取り組めている。ゆうごの大きな伸び代は重心の傾け方にあると考えられ、上体が直立もしくは後ろに倒れ気味の時があるため、上体をやや前傾に倒すことでもっとスムーズにスピードに乗れる。ただしその時に足が後方に流れないよう、腿を上げる意識は今以上に強める必要がある。

【かい】
当初は踵からの接地になっており、着地時のブレーキが大きいはフォームになっていた。動画でのフォーム確認後、つま先からの接地を促したところ改善傾向にあった。今後の伸び代として、腕振りが小さく腿の上がりが小さいので、さらにダイナミックにする余地を残している。速く走りたいというモチベーションが高く、向上心を原動力にできるメンタルを持っているので、今後の伸びに期待したい。

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