本日のフィジカル勝負は立ち幅3段跳び!
両足ジャンプ連続3回でどこまで跳べるかをチームで競います。
そして3本目はピタッと静止できてクリアです。
手の反動を使ったほうが良いのか、踵から接地したほうが良いのか等、チーム毎に議論。
どちらが良いのか試しに両方やってみるという行動が見られ、とても良いと思いました!
走りでも、本当に踵はつかない方が速いのか、手は大きく振ったほうが速いのか、これら基本も時には疑ってみるのはアリだと思います。
全て僕らが教えたことや本に書いてある内容をそのまま実践するのではなく、自分で試して納得して初めて自分のフォームに取り入れていくという自立した考えを身につけてほしいですね!
【本日のメニュー】
80m×6
150m+80mを2セット
80m×6では動画撮影をし、フォームの確認をします。
空中での足の入れ替えや、着地時に足を重心に引きつける難しい動きも出来てきている子が増えてきました!
子供たち同士でアドバイスをし合う場面も増えてきましたね!
また、走る前に誰に勝つか僕らに宣言をしてくる子も増えてきており、ライバル意識を持ちつつも互いに高め合うという良い雰囲気になってきました!
150m+80mは、150mはフォームを意識して走り、80mで再確認をする目的のトレーニングです。
キツくなってからもしっかり追い込むストイックさが段々と出てきましたね!
来週がいよいよアルファプラス初戦の大会ですので、100%の実力を出し切って勝負できるようこのストイックな姿勢は忘れずにいきましょう!
個別アドバイス
【とうわ】Personality
自分が走った後に最後尾の子に対して声掛けを行うなどの場面がみられた。他の子に対しても影響を与えようとする行動がみられ始めている。これは今後スポーツを行う上で非常に重要であり、自分自身の成長にもつながる要素である。自分自身だけでなく周りと一緒に成長する姿勢を育んでいけるよう声掛けを行っていく。
Physical
足の入れ替えを意識して改善することができている。それを意識するあまりつま先接地や膝のたたみなどの基本フォームが崩れる場面がみられている。まだ無意識レベルで行うことができていない様子。来週の大会などの勝負にこだわるシーンにおいて力んで自分の走りができなくなるような可能性がある。どんな状況下でもミスなく行えるようスタート前のルーティン作りを行っていく。
【ちさき】
Personality
グループワークの際に意見をまとめて、下級生に伝えることができている。練習での気づきや他の子のフォームを見て気づいた点を伝えて、ほかの子の改善を促す行動が増えてきている。下級生からも慕われているため、今後もリーダー的行動を促していく。
Physical
スパイクでの初めての練習にもかかわらず、うまく走ることができている。特に今まで苦労してきた足の入れ替えに改善傾向がみられている。顎が前に突き出る傾向があり、これが体の前傾を強めてしまっているため背骨をまっすぐに保つ意識付けを行っていく。
【かいる】
Personality
りょうすけやみことに対して勝負の意識を強めている。友達と張り合う場面がみられて、勝負への意識を強く持ち始めている。今後実力の拮抗している友達と競わせる場面を多く提供していき、モチベーションの向上を図る。
Physical
腕振りのフォームが確立してきている。マウンテンクライマー(股関節・体幹の強化種目)の宿題をまじめに取り組んでおり、走りにおいても成果がみられてきている。今後も少しずつ体作りを行っていく。
【ろい】
Personality
ストレッチや筋トレなどの一つ一つのトレーニングは熱心に取り組めている。しかし、走りの中でフォームに反映されていない。一つ一つの走りでテーマを明確に認識して、メリハリをつけて取り組めると◎。
Physical
基本的なフォームを頭で理解することはできてきているが、長い距離や疲労が強い際には維持できていない。短い距離など本人が無理なく行える負荷量を提示して段階的に難易度を向上させていく。また基礎ドリルをもっと繰り返し行える場面を提供していく。
【こうた】
Personality
ちさきへの競争意識を出せており、勝負にこだわる場面がみられている。しかし、負けが続くと投げ出してしまうことがみられる。自分が不利であるような逆境でも向上心を持ち続けるメンタリティを持たせたい。フォームに足して貪欲に学ぼうという向上心はあるため、しっかりと先を見据えて目先の結果にとらわれすぎずに努力していけるよう指導を行っていく。
Physical
目線や腕振りを意識してトレーニングを行っており、前回まで見られていた上半身のブレに改善傾向がみられてる。1本1本で明確な目的意識を持って取り組んでいる賜物である。本人の向上心を活かせるようこちらも常に目先の問題点をより具体的に提示してく。次回は足が後方に流れる癖の改善を図る。
【みこと】
Personality
フィジカルノートのシールがかかっている勝負では負けず嫌いな一面を見せ、勝負にこだわれている。その反面、ほかの一つ一つの練習ではモチベーションが低下してしまう。頭で理解して気持ちのスイッチが入れば質のいい練習ができている。本人のモチベーションになる因子を探り、目的意識を持ってもらえるよう促していく。
Physical
依然として踵接地みられるが、つま先からの接地ができる場面が増えてきている。基礎ドリルを多く行えるよう機会を提供していく。また足首の痛みを時折訴えることがあるため、次回足首のメディカルチェックを行う。異常があれば個別のケアやウォーミングアップの指導を行い、悪化の予防を図る。
【りょうすけ】
Personality
かいると張り合う場面がみられた。実力が拮抗している仲間ができて、負けることに対する悔しさが生まれ、走りへの本気度が増している。今後もこの気持ちをトレーニングに対するモチベーションにできるよう促していく。
Physical
つま先接地が少しずつできてきている。疲労感が強くなるとフォームが崩れるが、自分でその失敗を認識できているので今後大いに改善していける可能性がある。焦らず1つ1つ改善していけるよう目先の目標を確認してトレーニングを進行していく。
【りんたろう】
Personality
速い人に対してすごいと褒めに行くなど、素直で積極的なコミュニケーションがみられる。その素直さを自身のレベルアップに活かせるよう、速い人にはどうすれば勝てるのだろうと次のステップの思考ができるよう声掛け行っていく。また自身のフォームに関して思うことはあるようだが、言語化することに苦労している様子。グループワークの中で役割を持たせるなどして、自身の考えを言語化して学びを深める機会を作っていく。
Physical
下肢の筋力が強く推進力が高い。しかし、つま先接地や接地位置などの基礎的フォームは改善の余地が大きい。1本1本の走りをただ全力で行うような状態になってしまっているため、目先の改善点を明確に理解してもらうことが次のステップ。次回は自主トレを提示することで、自分が今すべきことを理解してもらう。
【こういち】
Personality
黙々とトレーニングを積む勤勉さがみられている。コーチ陣にも積極的に質問がみられ、目的意識をきちんと言語化する能力がある。一方で子供たちとのコミュニケーションが少ないため、今後仲間にアドバイスをしたり意見を求めることでより多くの発見をしてもらえるよう促していく。
Physical
接地位置が前方になり、体幹の前傾が強いなどの傾向がみられる。基礎ドリルをしっかり身につける必要がある。次回は基礎ドリルをしっかり行い、一つ一つ問題点を解決してく。
<検索タグ>
済美山競技場、和田堀公園、東京都杉並区、東京都世田谷区、小学生陸上競技クラブ、陸上クラブ、50m、100m、かけっこ、パーソナル、αランナーズ、大貫健太、シダパン
この記事へのコメントはありません。