アルファプラスレポート!スターティングブロックに慣れる!

アルファプラス初の大会となる渋谷区ジュニア陸上競技会兼第17回渋谷区陸上競技会まで残り2週間となりました!

大会出場組はフォームを固めて、大会に備えていきたいですね!
応援組もアスリートの真剣勝負を肌で感じてもらえればと思います!




今回は新しいコーチ、シンパン先生を招いてのトレーニングです。

最初のコモドストレッチではロイから優しい指導をもらっていました 笑


そして兄カイルも初参加の子に指導!
苦戦しながらも最後にはしっかりと伝えることができていました!


さて今回のフィジカル勝負は腿上げ最速選手権です!

腿を腰の高さまで上げて5回。そして5回目は静止できてクリアです。
主に体幹の強さが求められる種目ですね。


まず2組に分かれて、相談タイム!
ヨシキ、チサキ、コウタの高学年組を中心に腕の振り方、視線の固定、最後の静止のコツなど様々な意見が飛び交います。
そしてそれを実行する低学年組。良いチームワークが取れてきましたね!



勝者はチサキ!
宿題の体幹トレーニングをしっかりやっている成果が出ましたね!


【本日のメニュー】
80m×3(フォームチェック)
200m+80m
坂ダッシュ50m上り×3、50m下り×3



80mでは最初にドリルを入れてフォームを確認しながらダッシュ。

動画チェックではトウワから「腕振りを直したほうが良い人が3人いる」との意見。
素晴らしい洞察力です!

互いにフォームを指摘し合うことを理想としているので、このような意見は嬉しいですね!


80mの合間に行った、空中での足の入れ替え練習。

ミニハードルを腿上げで通過し、一歩毎に静止します。
着地した瞬間には、反対足の腿が上がりきっている動きが理想です。



手と足が一緒に上がってしまう子が続出…!
このあたりの基本の動きは走りの反復練習で無意識レベルまで持っていきたいですね!




坂ダッシュでは上りを3本、下りを3本です。
上りでは腿を上げることを意識して走ります。


下りはつま先着地の意識を高め、ブレーキの少ない着地で走ります。
実力以上のスピードを体感できるので神経系のトレーニングにもなりますね。



トレーニング後は定例の宿題プレゼントタイム!に追加して、スターティングブロックの練習会。

スタートで0.2秒は変わりますので、大会出場組は特に練習しておいた方が良いですね。

足のセット位置から加速姿勢まで反復して身体に覚え込ませていきます。

これからなるべく毎回スタブロを持ってきますので、慣れていきましょう!


クラウチングスタートのセット方法について、下記記事を参考にしてください↓
⇒クラチングブロックの基本編

個別アドバイス

【とうわ】
Personality
他の子に対してフォームの分析を行い、腕振りのフォームを指導した。最近は、自分の走りのフォームや体の使い方に関して言語的に表現できるようになってきている。また指導できたことに対して喜びを口にするなど、周りに影響を与えることへの重要性を理解し始めている。
Physical
ランニングフォームの基本スキルはすべて習得。今後は、接地が小指側になってるため、母指球に乗せられるようフォーム修正を行っていくなどより詳細な点にこだわってフォームを洗練させていく。
依然として柔軟性の低下見られているため、日ごろからストレッチを行う習慣を身につけていきたい。

【ちさき】
Personality
用具の準備や片付けなどチーム全体を考えた行動が多くみられる。
練習に対するモチベーションも高いため、もっと早い選手にも張り合っていく向上心を持てるようこちらもより高いレベルを求める声掛けを行っていく。
Physical
接地位置が前方になっており脚の入れ替えに課題がある。下肢の筋力が不足しており、体幹全体をそらして顎を上げてしまう場面がみられる。体幹・ハムストリングスの強化を中心に行っていく。大会に向けて現状の問題点をクリアにしていく。

【かいる】
Personality
他の子に対してストレッチの指導を行うことができていた。200mのトレーニングの際に後方にいる弟を気遣ってペースを落とす場面がみられた。優しさや思いやりが強く、周りとの協調をとるような行動も多くみられる。彼の持ち味ではあるが、自分自身の走りにこだわる意識や周りに負けたくないといった良い意味での競争意識を少しずつ芽生えさせていきたい。
Physical
踵接地が改善傾向で、つま先接地できる頻度が増えてきている。また体幹トレーニングの宿題を懸命に取り組んでいるため、走っている際の姿勢が安定してきている。フィジカルトレーニング中にも成果がみられ始めている。

【ろい】
Personality
新スタッフに今までやっていたストレッチを指導していた。トレーニングのやり方を考え、言語化することは上手く行えている。学年が一番低く、ちょうど競ることができる競争相手がいない分、先週の自分よりもどうやったら早くなれるかという目的意識を持って練習をしてもらうためにタイム測定などの働きかけを行っていく。
Physical
依然としてつま先接地などの基礎的フォームが未完成。懸命に取り組んではいるが意識する点があいまいになっている印象があるため、何から意識すべきかを練習前・途中に一つずつ確認してトレーニングを行ってもらう。

【こうた】
Personality
自分の走りに対して深く考察し、研鑽を積むことはできている。
先週に続き集中力を欠いて勝負を投げ出す場面がみられた。キツい中でもしっかりやり遂げられる意識を作っていきたい。
Physical
もも上げの筋肉(腸腰筋)の宿題トレーニングをしっかり積んできた
走りの際、足が地面を離れる瞬間の動きが上に跳ねる力の伝え方になっているため、バウンディングなどの前に推進していく感覚を養うトレーニングを実施していく。

【みこと】
Personality
良い意味で勝負にこだわる負けず嫌いな面がみられる。しかし、状況性や自分よりも明らかに早い子を目の前にすると途端にモチベーションが下がってしまう。勝てない相手に対しても食らいついていき、どんな状況でも頑張り切れる意識を育てていきたい。
Physical
基礎的なドリルが未習得。1本1本のダッシュトレーニングにおける目的意識が曖昧になることが多いので、毎回の練習の際に目的を確認する声掛けを徹底していく。
また腿裏の筋肉(ハムストリングス)の固さがみられるため、宿題でストレッチを行ってもらい柔軟性向上を図っていく。

【よしき】
Personality
腕振りのフォームに関して肘を曲げるとピッチが上がるのではないか、等の自分の意見を他者に伝える場面がみられた。一つ一つのトレーニングにおいて、よく考えて目的意識を持ってトレーニングを行えている。下級生などに対しても積極的に自分の考えを言語化・プレゼンしていけるよう促していきたい。
Physical
脚の入れ替えなど前回できていなかったフォームが改善している。本人も練習中に意識を持って取り組めている。柔軟性は依然として低いため、股関節を中心にフィジカルノートにあるストレッチ種目をしっかり行っていきたい。

【りんたろう】
Personality
周りと打ち解け、楽しくトレーニングすることができていた。今後はもっと取り組むトレーニングの意味を考え、周りの子たちと意見交換する場面を増やしていけるよう働きかけていく。
Physical
踵接地である・接地位置が前方になってしまっている点が今後の伸びしろ。現状でもひざから下の筋力は強くダイナミックな動きができているため基本的なフォームを一つずつ修正していきたい。また臀部の筋肉の柔軟性が低いためストレッチを宿題として出し、自宅でも取り組んでもらえるよう促していく。



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