本日のフィジカル勝負は瞑想!
練習前の外遊びで上げすぎたテンションを一旦落ち着かせ、集中力を高めます!
フィジカル勝負第二弾は反復跳び!
コーンを左右に跳び、20回跳ぶ速さを競います。
着地時に体幹がブレないことが速さの秘訣ですね。
【本日のメニュー】
坂ダッシュ100m×2
坂ダッシュ50m×5
25秒間走
20秒間走
リレー
坂ダッシュではフォームを撮影し、初参加の子に基礎的フォームを指導。
坂はつま先からの接地に切り替えやすく、踵接地では顕著にスピードが落ちるので着地の改善に向いています。
25秒、20秒間走も体力を出し惜しみすることなく、最初から全力で突っ込めていました!
持久力も当然ですが、度胸も必要なトレーニングですね!
個別アドバイス
【ゆうま】
走力や基礎筋力が高くダイナミックな走りができている。トレーニングや走り方に関してもコーチ陣に積極的に質問するなど学ぶ意欲も持ち合わせている。今後年齢的にもさらに筋力が増してくるからこそストレッチや体のケアについても意識を高められると◎。
走りに関しては基礎はできているため、課題の後半の伸びに関して改善できるように接地位置や足の入れ替えのタイミングなどをよりこだわっていきたい。
【とうわ】
リレーやグループワークの際にリーダーシップをとる場面が増えてきている。自身の成長だけでなく、仲間と一緒にトレーニングを楽しむことや共に成長することに喜びを見出せるようになってきている。今後スポーツを各年代で起こなっていくうえでとても重要な要素であるため、今後もこのような姿勢を促していきたい。
柔軟性や筋力向上みられ、フィジカル中級も半数以上クリアできている。走る技術もついてきているので、今後はより用的なフォームの習得を図っていきたい。
【みこと】
以前は長い距離の練習が特に苦手で途中で歩き出してしまうなどの場面がみられていたがしっかりと練習についてこれるようになってきた。基礎的な体幹や下肢の筋力がついてきた印象。
走りに関しては依然としてつま先接地や腕振りなどの基礎フォームが上達してきているものの安定して行えていない。引き続きフォームの習得を図っていく。
【そら】
以前は首が反ってしまい、顎が上がる癖が出ていたが完全に克服できている。毎回走る際に注意点として認識しているようで、意識して改善を図っている。以前はただ走るだけの意識であったが、少しずつ“どのようにしたら速く走れるのか”という工夫がみられるようになってきている。
【よしき】
つま先接地や腕振り、膝のたたみなどのフォームは坂道や全力ダッシュの場面でも安定して行うことができている。走りの技術は高いレベル。しかし、フィジカル面に関しては柔軟性や股関節周囲の筋力に伸びしろがあるため、中学生でさらに体のサイズが増す前に改善を図っていきたい。
【りゅういち】
前回と引き続き宿題のトレーニングがしっかりと行えている成果か、スピードの向上が著明にみられる。自分の努力が結果に結びついており、本人も自信がついてきている様子。このまま走ることの楽しさや友達と勝負して勝つことの喜びを味わってもらい、モチベーションにつなげてほしい。
【まさき】
フィジカルトレーニングやゲームの際に積極的な発言がみられるなど、集団の中でしっかりと自己主張してコミュニケーションをとることができる。練習に対しても意欲的な行動が多くみられるため、この姿勢でトレーニングを積んでほしい。
時折踵接地になるなどの基礎フォームの崩れがみられるため、習得済みの基礎に関しても丁寧に行えるとさらなるレベルの向上が期待できる。
【てつし】
坂ダッシュではレベルの高い一組目で全本走れていた。「みんな速い」とライバルの実力を素直に認めながらも「次は勝ちたい」と、とても前向きな発言があった。
弟のユウキには頑張れとエールを送る場面が何度もあったが、テツシ自身が純粋に努力ができる選手であるので、他のみんなにもプラスの影響を与える存在にしていきたい。
【ゆうき】
まだ踵接地がデフォルトではあるが、声掛けをしながら併走するとつま先接地に切り替えることが出来ていた。
坂ダッシュではライバルと接戦を繰り広げ、疾走後は「オレ速かった?」と聞いてきて、こちらが認める返答をすると嬉しそうな顔をし、次の疾走も全力で取り組めていた。今後もゆうきのモチベーションアップのため、細かな努力も見逃さないようにしていきたい。
【さき】
つま先接地が半分くらいの割合で出来るようになってきている。意識したのかと聞くと「意識してない」との返答。トレーナーとの雑談を楽しむ傾向が強いので、こちらがあまりフォーム改善について口煩くならないようにしたい。今回のように坂道では平地よりも比較的つま先接地になりやすいので、時間はかかるが自然とフォームを改善していく練習、環境を提供していく。
【はる】
ダイナミックな腕振りで安定した体幹で走れており、高い走力を持っている。ただし着地が踵からになっており、着地位置が重心よりも前方に大きく外れていてブレーキが大きい。動画でフォームを確認し、つま先接地を伝えると次の疾走からつま先接地に切り替えられていた。他の子を「速い」と認めたり、妹の持久力は凄い等、初対面でも他者の実力を素直に認めるメンタルを持っている。今後は子供達同士のディスカッションをメインに実力、知識を高めていきたい。
【すみれ】
兄のハル同様に、踵設置ではあったが指摘後はすぐにつま先接地に切り替えられていた。以降も継続して意識することが出来ており、良い意味でフォームに拘りが無い。今のうちに基礎的フォームを習得できるようテンポ良く課題を提供していく。まずは上半身のブレが改善させていく。手を前方に振る意識から肩から前に出てしまっているのが主な原因。体の近くでダイナミックに振れるよう促していく。
【ゆう】
一歩の歩幅が広く、高いポテンシャルを感じる走りであった。しかし現状では踵からの接地で、着地時のブレーキが非常に大きい。つま先接地を促したが、半々くらいの改善に留まっている。勝負に徹した走りが出来るのはユウのアスリートとしての強みであるが、フォームを意識して走る回も入れていく。長期的にモチベーションを継続するため、実力が停滞しないように基礎的フォームを早期に習得させていきたい。
【しょうた】
坂ダッシュではライバルと僅差でゴールすることが多く、その度に「どっちが勝った!?」と即聞いてきて一喜一憂できていた。勝ち負けに関わらず、メンバーとも実力を認め合うような発言があり、アスリートとしての成長が垣間見えた。あとは動画での自分のフォーム確認にあまり興味がないため、”ライバルに勝つ”=“フォームを整える”という式が成り立つよう、他のメンバーの成功体験も交え、促していきたい。
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