本日のフィジカル勝負は立ち幅跳び!
効率の良い地面に加える力のベクトル、腕の振りを合わせるタイミング等、走りに活きるポイントが多い幅跳び系は積極的にやっていきたいですね!
【本日のメニュー】
50m×3(フォーム意識)
50m×3(タイムトライアル)
200mビルドアップ走
100m×2(タイムトライアル)
100mコーナー走
リレー
今回は初参加の子も多く、フォームを動画で確認→ディスカッションの時間を長めに取りました。
トレーナー陣が指示をせずとも、つま先接地、腕振り、足の畳み等、基礎的フォームを共有していました!
200mビルドアップは、シダパン、ケンちゃんがそれぞれの組をペースメーカーとして走ります。
段々とペースを上げていく形式で、ゆっくりのペースでフォームを意識し、速いペースになった時もフォームを崩さないことを第一の目的に置いたトレーニングです。
100mトライアルでは自己ベストを連発…!
この寒い時期にこれだけ良い走りができれば、シーズンインしてからの成長が楽しみですね!
個別アドバイス
【こうた】走力の伸びがさらに加速しており、100mで15.85秒と初の15秒台をマークした。終始、ユウマと競り合い、最後まで全力で走りきれていた。ゴール後はお互いを称え合うような理想のライバル関係が出来上がっている。
こちらから指示を出さずとも初参加の子にストレッチやフォームを指導する等、積極的にリーダーとしての務めを果たしてくれている。
フォームの次の伸び代として頭部の揺れを抑えていきたい。
【みこと】
基礎的フォームが順調に身に付いてきている。しかし最近は競争心が薄れかかっており、全力で走りきれることが少なくなってきている。
世話好きのミコトの性格を活かし、後輩への指導を促して見本を見せる形で自身のトレーニングのモチベーションを上げていきたい。
幅跳び等のフィジカルトレーニングで、地面を押す力を強化し、ストライドを広げることでさらなる走力のアップが見込める。
【ゆうま】
お父様の声掛け、コウタとの勝負で100mをスタートからゴールまで高い集中力で走り切り15.85秒をマーク。
後輩たちに迫力ある走りを見せ、とても良い刺激を与えられている。
ダイナミックな腕振りで身体の近くで振れており、上半身のブレを抑えられるようになってきている。
次の伸び代として、頭部がセンターラインから前に外れているため、脊柱回旋のストレッチを伝え、胸椎の位置から改善させていく。
【ひろ】
常に高いレベルの一組目で走る高いモチベーションと向上心がある。50mも8秒中盤を安定して出せる実力を持っている。
上半身の安定感が素晴らしく、腕振りも常にブレることがなく深く定着している。
次の伸び代として、踵着地を母指球接地に切り替えていきたい。タイムや順位を狙う疾走と、フォームを意識する疾走を明確に分け、冬季中にフォームを確立させていく。
【けいた】
練習が辛いと漏らすメンバーに対し、「この後のリレー楽しいよ?」と元気付けるような声掛けをしていた。走りを純粋に楽しめているケイタだからこそこの声掛けで相手の気持ちを動かすことができ、その子もやる気になり、最後まで走りきれていた。
つま先接地、腕振りも意識できており、走りを単純に楽しむだけでなく、競技として自身の成長も楽しめている。さらに高いレベルとして、走りの感想を聞き出すなどして感覚の言語化に挑戦していきたい。
【まさき】
意識的に身に付けてきた基礎フォームが、いよいよ実践的なものになりタイムを順調に伸ばしてきている。
身体の上下動、横ブレが少なく、水平にお移動しているのがマサキの大きな強み。腿を上げる力に伸び代があるため、腿上げ系のトレーニングで腸腰筋の強化を図っていく。
自身のタイムに対するモチベーションが高いため、今後はライバルが出来るとさらに集中力を増してトレーニングを出来るようになってくる。
【しょうた】
50mで8秒台を目指すべく高い集中力を発揮できていた。また、ナオと良いパートナーとしての関係が出来ており、ナオと一緒ならと高いレベルの組で勝負をする場面も見られた。また、疾走後はお互いを称え合うような声掛けを行えており、モチベーションを高めあっていた。
ピッチ優位の走りで歩幅が狭くなってきているので、フォーム意識の疾走では段々とペースを上げる形で歩幅を広げる意識を持たせていきたい。
【りゅういち】
いまだに踵接地であることなどまだ基礎フォームが少しずつ身についている過程。走りを楽しむことができているため、すこしずつ勝負にこだわる姿勢を身につけさせていきたい。リレーなどのグループ形式であると、モチベーション高く取り組めているため他の子とともに取り組むようなトレーニングを多く提示していきたい。
宿題で出したトレーニング毎日20回行えるようお母さまのサポートよろしくお願いいたします!
【かずま】
踵接地になってしまうなどフォームの崩れがあるものの、週を追うごとに上達がみられる。1本1本の走りにおいて明確な意識をもって取り組んでいる賜物。タイムも向上傾向である。
走りに関する質問を自主的に行ってくるなど自主的に学ぼうする姿勢がみられている。また他の子とも積極的にコミュニケーションをとり、走りやトレーニングに関してアドバイスををもらえるなど素直な行動が多く、これがかずまの成長を加速させてくれている。
【てつし】
踵から地面についてしまっている、腕振りが小さくなってしまっているなど基本的なフォームが未習得であるためその分だけ早く走れる伸びしろが多く存在している。少しずつ基礎を習得するだけでも大幅にスピードが向上する。
今回の練習は200m走など始めてトレーニングをする子にとってはきつい内容であったものの、力を抜かずに高い集中力を持って取り組めていた。頑張り切れる心の素養がある子であるため、今後の成長が期待できる。
【ゆうき】
踵から地面についてしまっている、足を後方から前方に持ってくる際に踵がお尻につかない、腕振りが小さくなってしまっているという基礎フォームをまずは少しずつ習得できるとスピードが向上する。自分の走りに自信がない様子であったものの、練習次第で速くなる可能性は大きい!
前回の親子かけっこ教室と変わって、本格的に陸上をやっているグループであるため少しプレッシャーを感じてしまったと考えられるが、少しずつ環境に慣れてもらい、ゆうきがモチベーションを高められる練習環境を提供していきたい。
【なお】
基礎フォームは安定して行うことができている。体幹の筋力向上がみられ、体の傾きもすくなくなってきている。フィジカルトレーニングにおいても股関節を大きく使ってジャンプをする場面がみられるなど、体の使い方のクセが修正されてきている。タイムの向上だけでなく、怪我の確立を下げることが期待できる。
また練習中の意識についても変化がみられる。立ち幅跳び前にも胸を張る体操や股関節を曲げる運動を行うなど、自分の体を理解してパフォーマンスを上げようとする行動がみられている。
【りんたろう】
基礎的なフォームが身についており、競争して高いスピードを出した場面でも安定した走りが行えるようになってきている。更なる上のレベルに行くためにも足の入れ替えなどの応用的なドリルの習得にチャレンジしていきたい。ノートにあるスプリント初級の関税制覇をまずは達成したい。
また自分よりも速い子や上級生と走る場面では力を抜いてしまうなどの場面がみられる。自分よりも強い存在に立ち向かうマインドセットができるとより質の高いトレーニングが行える。苦手な要素かもしれないが、次のレベルにりんたろうがいくためにも積極的にこのような場面を与えていきたい。
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