10月19日レポート

フィジカルトレーニング
ゴム紐ジャンプトレーニング
50m×7(タイム計測)
100m×1
150m or鬼ごっこ

個別アドバイス

【とうわ】
スタートのフォームに注目して練習を行った。前傾姿勢を保ちながらも腿を上げる力を推進力にかえれるように、姿勢や足の振り出しの感覚を探しながらフォーム修正行っていた。
また、骨盤周りを可動させる意識を端 走りにプラスしようと試みてちた。足の振り出しの際に骨盤を前に突き出す動きを強められるようなフィジカルトレーニングやフォームへの意識付けを行っていきたい。

【せいごう】
大会で感じた反省点をきちんと言語化し、練習の中で落とし込もうとする姿勢が見られる。ただ失敗を悔やむのではなく、そこからいかに成長していけるかを考えており、アスリートとして正しく経験を成長につなげていける思考が身に付いている。
大会では大きなストライドでスタートができたものの、そこからピッチが上がりきらなかった事が反省点として考えられている。原因としては体の前傾角度の変化が急であったことと、体を傾けていく重心移動がうまく推進力に変えれなかったことが考えられる。常に体の前傾角度や重心がどこにあるかを考えながらフォームの微調整を行っていきたい。

【ともや】
体幹部の筋力や、股関節周りの筋力など平均よりも大きく発達している部分が見られる。瞬発力が高く、走り出しから高い加速力を発揮することができている。伸びしろとしては、足が後方に流れる癖が見られ、ももを前に効率的に持っていくことができていないこと。地面をキックした後に、すぐにももを前に持ってこれるような腸腰筋の筋力の向上が必要となる。本日行った膝立ちからのジャンプなどによりももを前に上げる動作の強化を図っていきたい。

【しゅんぺい】
体を前傾させて重心移動をうまく使いながらスタートからの加速を行っており、円滑にトップスピードまで移行することができている。またトップスピードに乗った後も上体をきちんと起こし、正しい姿勢でスピード維持することができるのがしゅんぺいの強み。
伸びしろとしては腕振りの推進力が使いきれていない点。特に1歩目のスタートの際に腕を前方に大きく振る意識でより大きな推進力を得られる。目安としては顔の前まで腕をきちんと振れると◎。

【けいた】
大会で自信を身に付けるだけでなく、さらに大きな成果をあげたいと言う向上心をもって練習に取り組めている。特にスタートの加速力が周りの陸上選手と比べて不足している事を感じ、前傾角度や腕振りの大きさを変化させながらフォーム修正を繰り返していた。特に前傾姿勢を強める中でも接地位置をお尻の下でキープすることを意識しており、これにより最小限の足の力の疲労で加速することが可能となった。このようなフォーム修正を行うことで足の疲労を最小限にし、後半の加速力も向上するため継続してフォーム修正を繰り返していきたい。

【れお】
引き続き肩甲骨周りが力まないようにどのように腕振り行ったら良いかについて考えながらトレーニングを行なってもらう。走る前に肩甲骨周りをほぐしてから走ろうとするなどの習慣が身に付いてきている点は◎。
走り出しから30メートル付近までのスタートの加速力は非常に高いものになっているからこそ、伸びしろとなっているトップスピードの維持を改善したい。150メートル等の長い距離の中で一定のスピード保ちながら走るトレーニングを今後は多く経験させていきたい。

【るか】
つま先接地や腕を前方に大きく振ることなどの基礎フォームに注目して取り組んでもらう。依然として競争場面ではフォームが崩れてしまうことも多く見受けられるため、継続して意識付けを行っていきたい。
またさらなるレベルアップを図るためにも映像で自身のフォームを分析することや、目標とするタイムを明確に認識するなど、トレーニング前に目標を明確化したい。練習を行う前にどこに注目して練習行ってたらいいのかについて声かけを行うなどして意識改善を行っていきたい。

【すみれ】
今回は自分より速いメンバーと走る時でも諦めず全力で走り、好タイムで走れていた。また、速いメンバーをリスペクトするような発言もあり、素直な気持ちで練習に取り組めていた。同世代のメンバーから学べることはメンタル的にも技術的にも多いので、相手の実力を認めて吸収し、自分をより高めていってほしい。

【まさき】
今回は自分のタイムを狙うよりも周りをまとめるリーダー的存在を担ってくれていた。ただ最後の鬼ごっこかトレーニングかの選択ではトレーニングを選び、しっかりと追い込むことができていた。練習にメリハリをつけて取り組めるようになってきたが、今までより体力も走力も上がってきているので、それを自覚してもう少し練習量や質を高めていけると◎。

【かずま】
50mは真剣に走れる本数も増えてきたが、最初のウォーミングアップや休憩時間にふざけてしまうことが多く、全体的に緊張感を保てなくなってきている。走る時だけ集中しても気持ちが入らずタイムが出ないことも多いので、休憩中から段々と緊張感を高めていくことも重要。前は「どうしたら速くなれる?」と質問をしてくるほどフォーム改善に貪欲だったので、これからも1個以上はフォームのテーマを与えていきたい。

【じゅんいちろう】
今回は50mも100mも最後まで集中力を保てて、質の高い練習を行えていた。同学年でいつも一緒に走っているセイジも走力が上がってきており、同着でゴールすることも多くなってきた。そのような状態で「負けたくない」という気持ちも働いて、頑張れているようにも見える。抜かれるレースがあっても、勝負をやめることなく最後まで走り切っていたので、そこはじゅんいちろうのアスリートとしての気持ちの強さを感じた。

【せいじ】
大会後で「もっと速く走りたい」という気持ちが大きくなってきており、先輩たちを必死に追いかけて50m8秒49と自己ベストを更新していた。同学年のじゅんいちろうにも追い付くようになり、二人で競り合うようにして質の高い練習を行えていた。フォームにはまだまだ伸び代があるが、頑張れる気持ちが重要なので、この調子で頑張ってもらい、伸び悩んだところでこちらも積極的に協力していきたい。

【かい】
最近はまたケイタと競り合うことが多くなり、今回も7秒台で走れていた。タイム更新に貪欲で、自分より速いメンバーと走ることも増えてきており、一本一本全力で取り組めている。50mに対して100mなタイムが比較的速く、トップスピードを後半まで維持する能力に優れている。そこの技術は重心上げて走れることであるので、より自信を持って上半身の姿勢や腕振り、腿の高さなどで、どれだけ体を上に持ち上げられるかを試していってほしい。

【とらのすけ】
50m8秒中盤では残念がるようになり、7秒台を目標として見れてきている。数ヶ月前と見違えるように腿も上がるようになり、ダイナミックに走れてるようになってきた。ただまだ伸び代はあるので、より腿を上げ、腕も大きく振れると◎。腕を大きく振るためには、フィジカルトレーニングでやっている正座からのジャンプや立ち幅跳び、ゴム紐ジャンプなどで腕からの推進力を得られるようになると走りにも活かしやすくなる。

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