7月6日レポート

フィジカルトレーニング
変形ダッシュ
50m×5(タイム計測)
技術練習(骨盤動作)
100m×2
ゴム紐トレーニング
50m×2

個別アドバイス

【せいごう】
50mにおいて6.69秒と自己ベストを更新するなど、着実にレベルアップすることができている。今回の練習では目線の角度と自身の姿勢の関係について考えながらフォーム修正を行っていた。その結果無理のない前傾姿勢となり、加速する時間が長く変化していた。常に自分の課題を考えながら練習に臨む習慣がついており、これは大人でもなかなか困難な事であり今後も続けてほしい取り組み姿勢。

【すみれ】
スタートからの動き出しの速度が高まってきており、自分よりも年上の友達に対しても動き出しでは先行するなどの上達が見られている。体を前に倒れ込ませる姿勢のコントロールと、腿をきちんと前に突き出す股関節の力強さという自身の強みを活かすフォームとなっている。課題としては依然としてトップスピードの際に体を起こすことができない点。スキップや腿上げドリル等で、体を直立にして反発もらいやすい姿勢を学習させてさらなるレベルアップを図ってもらいたい。

【れお】
引き続き腕振りをリラックスして行えるように、背骨の姿勢や腕振りの位置を注意しながらトレーニングを行ってもらった。こちらから声かけをする前に、自分自身でフォームを確認しているなどきちんと目的意識を持って毎回のトレーニングを止めている。上達の具合が変わってくる非常に重要な要素のため今後も大事にしていってほしい。
また映像での自身のフォーム分析や、友達の走りの観察を行いさらに学びを深められると◎。

【せいじ】
じゅんいちろうやたいせいと良いライバル関係を築き、切磋琢磨しながらお互いを刺激し合うことができている。時折集中力切れてしまう事はあるが、勝負事になれば誰よりも高い集中力を発揮することができるのがせいじの強み。
体の前傾を作って重心移動で加速するスタートのフォームが身に付いてきている。しかしその反面で踵から地面につくなどの基礎フォームの崩れも見受けられる。上達が見られる時期こそ大事に練習を積み重ねていってほしい。

【たいせい】
50メートル走のトレーニングの際に誰よりも早く整列し、トレーニングを早く行おうとする意志や表情を見せるなど意欲的な姿勢が良く見られている。また、たいせいが練習に対して意欲的な姿勢を見せると同世代である友達たちにもその意欲が伝搬する傾向が見られるため、練習への好奇心や努力を積み重ねようとする意欲を今後も見せてほしい。
体の前傾姿勢を作る際に胸が丸まってしまう癖は修正されてきており、明らかにスタートから30メートルまでのスピードが改善されてきている。まずはスタートを強みとして身に付けるように体の前傾姿勢を完成させていきたい。

【りひと】
周りの友達が集中できない際にも、黙々と自分のフォームの確認ウォーミングアップを行うなど周りに流されずに努力を積み重ねることができている。
最近熱心にトレーニングしている腕振りのフォームは定着してきている。その腕振りに加えて、以前取り組んでいた歩幅を大きくスタートして徐々にピッチ上げていく変化を取り入れることができればさらなるレベルアップが期待できる。引き続きフォーム修正を繰り返していきたい。

【じゅんいちろう】
今回は前半から練習に集中できており、変形ダッシュから勝ち負けに拘って全力で取り組めていた。50mも8秒5までタイムを上げられており、2年生グループ全体で走力を上げられてきている。技術練習で行った骨盤を動かす動作も最初は苦戦していたが、諦めず取り組み骨盤を動かせるようになっていた。歩きから常に意識することで走りにも落とし込めるので継続していきたい。

【かずま】
変形ダッシュでの起き上がりや、フィジカルトレーニング等でも素早い動きが出来るようになってきており、瞬発力が上がってきている。ただフォームの乱れが時折あり、タイムをなかなか上げられていない。最近は足の回転位置が低く力んでしまっているので、ウォーミングアップで行っている踵をお尻にくっつける腿上げから段々と走りに繋げていくことで改善していきたい。

【れお】
これまで成長が大きく止まることなくタイムを伸ばせており、今回は8秒5まで上げられていた。スタートから加速区間が強みとなっていて、顔を下に向けて前傾姿勢を維持出来ているが、なかなか顔を上げられず本来重心を上げていきたい中間の区間でスピードを伸ばせられていないので、それぞれの区間毎でのフォームを意識出来るとさらにタイムを伸ばせる期待ができる。

【るか】
50mでは途中で疲れてしまい、全部は参加出来ずにいたが、練習後半で再度50mをやった時は一本でも多くやろうと積極的に参加出来ていた。基礎体力はあるので、集中力が続けばさらに質の高い練習は出来る。周りと比較されることを怖がることがあるので、50mでは無理に周りと競争したりせず、一人で走ったり等もOKなので自分に集中できる環境をこちらも作っていってあげたい。

【とらのすけ】
今回50m8秒1にまでタイムを大幅に上げられていた。7秒台で走るメンバーにも付いていけており確実に走力が上がってきている。手足の動きはだいぶ安定してきているのであとは骨盤や胴体部から力を伝えていく段階となる。今回技術練習で行った骨盤から動かす動作も普段歩きから意識することで走りにも活きてくるので継続して50m7秒台に入り込んで欲しい。

【かい】
今回フォームに大きな乱れはなかったが、いまいち力が入り切ってない様子で50m8秒1くらいで停滞していた。素早く動かすにはスタート前の集中力も大事だが、身体的に言えば今回行った変形ダッシュで素早くスタートを切ったり、フィジカルトレーニングで行った素早く上体を下ろす逆スクワットなど、一緒で力を入れたり抜いたりするアップが重要となる。

【けいた】
前傾姿勢がいつもより抑えられ、ツンのめるような着地が改善されてきていた。それに伴い50m7秒3にまでタイムを伸ばせており、同世代ではダントツの記録をマークした。7秒5あたりも連発しており、確実に実力を伸ばせていた。着地角度で大きくスピードが変わるので、今回の感覚を忘れずに次回以降も再現してほしい。わからなくなった場合は走りの中で追い求めるよりも腿上げから段々とスピードを上げていく中で行うと姿勢も意識しやすく感覚を求めやすい。

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