5月7日レポート

フィジカルトレーニング
スタート練習
ジャンプトレーニング
鬼ごっこ
50m×3(タイム計測)
100m×1(タイム計測)
100mコーナー走

個別アドバイス

【せいごう】
自分が求める走りの感覚をイメージできており、それを追い求めるためみんなが鬼ごっこをやっている間に黙々と走りのトレーニングを行なっていた。重心が高くなっており、ブレーキが少なく楽そうなフォームで走れている。9割程度のスピードが走っている時が一番気持ちよさそうで、10割になるとまだ動きに硬さが見られる。まだまだ無意識レベルに落とし込む余地がある。

【けいた】
自分が速い人と走った時に記録が伸びやすいという習性があることを知り、セイゴウと一緒に走っていた。ケイタは胴体部を捻るように、胴体部から手足に力を伝える動作が上手く、これはスポーツに置いてかなり重要となる。ただ、手足が振り回されすぎにも見えるので、もう少し前後の動きを大きくして、脇を開いたり、足が外に向いたりなどの動作を抑えていけると◎。

【まさき】
ジャンプトレーニングで行った膝を胸につけるジャンプについて、一発であれば膝をかなり高くにまで上げることが出来ていた。2回目以降のジャンプは着地⇨ジャンプというリズムを取ることが必要となり、このリズム感に伸び代がある。縄跳びの要領が近いが、一定のリズムで高いジャンプを繰り返していくことは走りでも重要となる。

【はるき】
直線のダッシュ力も高いが、それ以上にカーブや切り返し動作が素早く、重心を落とした状態でも素早く足を回転させる技術に優れている。これはスタートから加速動作において特に重要となるので、あとは走りの技術を習得すればスタートが大きな強みとなってくる。足が体の後方で回転しているので、腿を上げる意識で体の前で足を回転させられるとよりピッチが上がってくる。

【そうすけ】
チーム戦の鬼ごっこでは何度も仲間を助けたり、声出しでチームワークを取ったりとリーダー的な振る舞いが出来ていた。勝ちたいという思いが人一倍強く、それが今回のような活躍へと繋がっている。50m走では同じくらいの走力のメンバーが多く、その中でもタイム更新への意識が特に高いソウスケが周りのメンバーにも良い刺激を与えている。

【はるま】
50mのタイムは停滞気味であるが、100mや400mなど長めの距離は順調に走力を上げてきている。走りの技術が身に付いてきているので、特に中間疾走は安定して走れてきている。スタートから加速では一瞬での力発揮が重要となるので、今回行ったジャンプトレーニングや、筋トレ等でパワーを上げていくことも必要な段階となってくる。

【美都】
鬼ごっこ形式のフィジカルトレーニングでは低い重心を保ちながらステップを繰り返すことができるなど、高い身体能力を発揮することができている。姿勢を安定させる体感の筋力と股関節の柔らかさが強み。その後行った片足ケンケンの動きや腿上げジャンプなどの動きにも積極的にチャレンジしていた。走りにつながる重要な動きのため少しずつ身に付けていきたい。

【実土】
今回初めて教わったスタートのセットのときの姿勢作りを熱心に学んでいた。走る前に学んだ内容をきちんと50メートル走の中でも試そうとしており、実際に走りに生かすために学びを深めることができている。特にスタートに対するリアクションが少し遅い傾向があったが、今回の姿勢作りを行うことで改善傾向が見られた。スタートで置いていかれず、最初に飛び出すことケースが増えるなど、強みに変化してきている。

【こう】
スタートのセットの際の姿勢を学び、特に背骨の姿勢作りに重点を置いてホーム修正を行っていた。自分自身で他の子の姿勢などを観察し、自分の背骨が丸まってしまっていることに気づくなど、自主的に学びを深めようとする姿勢も見られてきている。その結果実際にスタートでのリアクションの速さや、1歩目のストライドが大きく変化していた。今後も周りの友達を観察することで学びを深めていってほしい。

【しゅん】
グループワーク形式のトレーニングでは中心になって議論を進めるなど、積極的に集団を引っ張ろうとする姿が多く見られている。チームの中でも上級学年になってきており、チームスポーツを行う上で重要なコミニケーションを自らとってくれている。今後も大事にしていきたい要素。
50メートル走においては姿勢も崩れずにキープし、腕振りもダイナミックに行うなど後タイムを連発することができている。今後の伸び代としては100メートルで200メートルなどの長い距離においてもこのようなホームを維持できるようにしていくこと。長い距離の中でフォームを定着させていきたい。

【りんたろう】
200メートルの練習において集団のトップを引っ張ろうとするなど、きつい練習の場面でも練習の質を上げようとする行動が見られた。タイムが同等の友達が多くでき、良い意味で刺激を受けることができている様子。りんたろうのモチベーションは自分の探究心と、周りに負けたくないという負けず嫌いの一面からきているので、自分自身でも学びを深めるような環境を作っていきたい。

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