4月21日レポート

50m基本ドリル3種
50m(フォーム確認)
50m×7(タイム計測)
100m×1(タイム計測)
25秒間走
鬼ごっこ

個別アドバイス

【かい】
今回は真上からの角度でつま先からの着地できており、ブレーキの少ない走りが出来ていた。タイムも7秒9〜8秒0と上々で、今回の水平移動するような感覚を覚えて次に活かしてほしい。以前はレベルの高いメンバーと走るとタイムを伸ばしやすい習性があったが、最近は同じメンバーと走ることが多くなっている。緊張感を高めたり、新たな発見を見つけるためにもなるべく多くのメンバーと走ったり、レベルの高いメンバーとの勝負も楽しんでいってほしい。

【りひと】
50mが9秒前半に入ることも増えてきており、着実に底上げされてきている。今回も一本でも多く走りたいという積極的な姿勢で、毎本全力で走れていた。周りがふざけていても走る時は真剣な表情で集中できており、リヒトのその集中力の迫力で周りのメンバーも気が引き締まってきている。身体の伸び代として、臀部や腿裏の筋肉が比較的弱いので、今のモチベーションでスクワット等を自主トレとしても取り組んでいってほしい。

【たいせい】
今回は普段水曜には来ない2年生の子たちが参加したこと新たな緊張感があり、真剣に勝負出来ていた。今回は腕振りを大きくすることと胸を張ることが強調されており、毎回フォームを考えて変化させられているのがタイセイの強さ。次のステップとしては良いタイムを出した時の感覚は覚えて、悪いタイムだった時は変化させるというフォームの選別が出来てくるとより質が高くなってくる。

【けいた】
今回は7秒8〜7秒9で安定しており、本人も調子の良さを実感していた。ケイタは力の方向が斜め下方向になり、ツンのめるような着地になることが多く、その動作が入った時は8秒台へと落ちている。その原因は腿の上がりや足の回転位置が大きく関係しているが、自分なりの感覚で直せると一番再現性が高いので、今回で言えば7秒台で走った時の感覚を覚えて次に活かしていってほしい。

【かずま(関)】
最近は50m9秒前半〜中盤で安定しており、タイムを聴いた時の一喜一憂が今までも大きく、よりタイムを意識して練習に取り組めている。フォームとして本人も自覚しているが、顎が上がりやすいので、顎を引いたり前傾を意識したりするなどして改善を狙っていきたい。身体的には普段の姿勢からも感じるが、腹筋が比較的弱く、お腹が前に出るように腹筋が緩んでしまっているので、補助的に筋トレも入れてあげられると◎。

【かずま(前)】
今回は速いメンバーと勝負しており、7秒台にまで記録を伸ばせていた。重心の位置が最近のキーとなっており、重心を前に倒せている時は良いタイムが出ている印象。重心を前にすると、自然とつま先寄りの着地となり、重心を前に倒しすぎると着地がツンのめったり足が後方で開店するので、その良いバランスを見つけられると◎

【せいじ】
以前は鬼ごっこの鬼役ややりたくない練習は「やらない」と断わることもあったが、最近はゲームバランスを考えてくれているようで積極的に参加してくれるようになってきた。またそれと同時に、どんな練習でも真剣にやった方が楽しい、ということを知ってきたようにも感じる。興味を持ったことに突っ走れるセイジだからこそ、食わず嫌いにならず様々なことに挑戦していってほしい。

【すみれ】
太腿の付け根あたり(腸腰筋の付け根あたり)に痛みを訴え、あまり全力で走れずにいた。周辺を伸ばすストレッチは伝えましたが、痛みが継続するようであれば整形外科への受診をお勧めしますが、現状は様子見で良いかと思います。怪我がなかなか治らず引きずってしまっているので、一旦練習強度を落として技術練習に振り切ってしまうのもアリかと思います。

【まさき】
自分の長所である後半伸びる走りに必要なフォーム修正を自ら考え、トレーニングを積むことができている。以前はスタートから力んでピッチを無理矢理刻んでしまうことが多かった。しかし、大きなストライドで力を温存して後半につなげる走り出しに変化していた。成果も大きく現れており、50mに置いて8秒台前半を記録するなど自己ベスト記録を更新している。引き続き高い意識で考えながら練習を行っていって欲しい。

【れお】
得意としているスタートの前傾姿勢は相変わらず高いレベルで行うことができている。伸び代としては後半失速しないためのフォーム作りがまだ行えていないこと。特に踵から接地してしまい、減速してしまう様子が見受けられる。つま先を使いおしりの下で接地するフォームづくりを行っていきたい。

【とらのすけ】
ムードメーカー役として練習を盛り上げてくれている。当たり前のように8秒台を連発するまでに、技術の向上が見受けられている。今後さらに成長を求めたい点としては、基礎だけでなく応用的なフォームにチャレンジしていくこと。長い期間目標としていた8秒台を達成したからこそ、常に次の目標を意識できるように声かけを行い、モチベーション上げていきたい。

【じゅんいちろう】
高い体幹と下半身の筋力により力強い走りが行えている。反発が受けやすい姿勢をきちんと作ることができるフィジカル能力があるからこそ、スキップやホッピングなどのドリル練習を丁寧に積むことでその能力をさらに生かしていってほしい。地味で面白みが感じづらいドリル練習も、ゲーム形式で行うなどして楽しんで学んでいってもらうように環境設定を行っていきたい。

【とうわ】
50m走において6秒70を記録するなど大きく自己ベスト記録を更新している。それだけでなく6秒8台を連発するなど、安定して良いタイムを記録する傾向が現れている。タイムが安定して出せているのは技術が安定してきて、動きに再現性が出てきている証。特にスタート時の前傾姿勢を微調整し、重心移動が十分に行えてかつ足が後方に流れない絶妙な姿勢を正確に作ることができている。引き続き考えて練習することを継続し、フォームを固めていってほしい。

【りさ】
最低学年であった去年から比べて、新学期になり後輩も増え、先輩として振る舞う姿が多く見受けられている。後輩たちを整列させることや走る前に声をかける姿など、積極的にコミュニケーションをとっている。
走りに関してはきちんと基礎を理解しているものの、かかと接地や肩が上がって腕振りの可動域が狭くなってしまうことが見受けられる。本気で勝負に挑もうとするりさだからこそ、時には1人でフォームに向き合わせる練習なども行っていきたい。

【りょうた】
りさとフォームについて教え合いながら練習を楽しく行うことができている。依然としてももが上がりづらい様子が見受けられるため、腕振りを大きく行ってもらうことでこれらの改善を図った。全力で走ると力んで動きが小さくなってしまうため、ウォーミングアップで行うスキップやもも上げの際にも大きく動作を行ってもらう癖をつけていきたい。こまめに声かけを行い少しずつ動作をダイナミックに変化させていく。

【せいごう】
ウォーミングアップから反発がもらえる姿勢を探しながら動作を行っており、質の高い準備が行えている。自分の理想の走りが明確にイメージできてきているからこそ、走る以外の動作の際に質を上げることができている。1人で走った際や流して走る際には理想通りの動きができているが、全力で競争する場面であると無理矢理ピッチを上げてしまうなど、持ち味であるスムーズな加速が行えていない。自分の理想とするレース展開を繰り返し行い、人と走る際にもそれが再現できるように練習やイメージ作りを繰り返していて欲しい。

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