今回のフィジカル勝負は言語化能力、プレゼン能力、観察能力のトレーニングです。
3人〜4人グループに分かれ、一人は目をつむります。
シダパンのポーズを、目をつむった人に他のメンバーが言葉だけで伝えて再現します。
顔の向きや指の形など細かいところまで観察する子、それを順序立てたわかりやすい指示を出す子。
単純なゲームのようですが、かなり頭を使い、仲間と意見が割れないようチームワークも重要です。
そしてほぼ完璧に再現!素晴らしい!
【本日のメニュー】
50m×5
100m×3
200m×1
50mではコウタがが中心となって、初参加の子にフォーム指導!
段々人が集まってきて、あっという間にコウタのフォーム講習会がスタートしました 笑
50m走、100m走は下剋上ルールで全員本気で走り切り、自己ベスト更新者多数!
みんな走力が確実に向上してきていますね!
個別アドバイス
【こうた】変わらず高いリーダーシップを発揮していた。グループワークでは、低学年の子に何をやりたいかを確認した上で役割を与えるという優しさも兼ね揃えている。初参加に子に対し、動画を見せてフォームにアドバイスをする等、高学年らしい振る舞いをしている。
トレーニングも積極的に高いレベルの競争に参加し、負けた時は「どうしたら速くなれるのか」をトレーナー陣に質問をしてきたり、自身で考えるなどアスリートとしての考え方が確実に身に付いてきている。
時折ふざけてしまう時もあるが、場の雰囲気作りとプラスに捉えることも出来る。あとは集中する場、楽しむ場の線引がより明確に行えると○。
【とうわ】
50m走で7.66秒と自己ベストを更新!真上からの着地が出来ており、着地時のブレーキが軽減、腰の位置も高くなり単純な走力だけでなくフォームにも磨きがかかってきている。
これらの変化を感覚論で良いので言語化できるよう促し、周りの子に学びを与える存在にしていきたい。
勝負に対しては依然として高いモチベーションを持っているが、遊びに対してはルールを守らない一面が見られる。周りからリスペクトされる存在でいるからこそ、細かい部分から注意していきたい。
【たけちゃん】
遊びやトレーニングを素直に楽しむ純粋さがあり、初対面の子とも直ぐに打ち解けていた。
50m走では高学年グループでの競争を望んでおり、負けることに対する悔しさよりも自身の向上心の方が勝っている。
昌太と何度も接線を繰り広げ、昌太の向上心を掻き立てていた。フレンドリーな性格から勝負の勝ち負けでお互いにネガティブな感情を抱かせない良い強みを持っている。
フォームでは母指球接地が出来ているが、腕振りに左右差があること、足が後方に流れていることなど伸び代がある。これらを子供達同士でコミュニケーションを取りながら改善していけるよう促していく。
【ちさき】
課題となっている足の入れ替えも改善傾向であり、フォームは完成形に近づいている。動きもダイナミックに行えているが、姿勢においてまだ改善の余地がある。走りの際に猫背姿勢が強まり、これにより腕振りが阻害されている様子が見られる。今後、胸周りや肩甲骨の柔軟性を作るトレーニングや姿勢作りを指導してさらに無駄のないフォームを作っていきたい。
【かいる】
つま先接地の徹底を図っている。本日は勝負にこだわる気持ちが強く、力んでフォームを崩してしまっていた。スポーツをする上で大切なマインドだが、今はしっかりとフォームを定着させる段階。フォームが崩れた中でやみくもに走ってもなかなかスピードには直結しづらいため、焦らず基礎フォームを丁寧に行う重要性を伝えていきたい。
【ろい】
意識していると基礎フォームを完璧に行えるが、まだ意識から外れてしまうことが多い。走る前に毎回基礎フォームを口頭で確認することを徹底してトレーニングを実施している。少しずつ自ら意識できるように促し、その後は無意識でも行えるようになることでスピードが向上する。まだ目に見える結果は先ではあるが、一つ一つのステップを大事にしてろいなりのペースで成長を積み重ねさせてきたい。
【みこと】
練習で走る順番をみんなが決めかねている際に、自ら率先して名乗り出るなどの行動がみられた。自らよりもチームを優先した発言や、練習に対して前向きな姿勢が増えてきている。
踵接地や腕振りなどのフォームも安定して行えてきている。競争やタイム測定でも安定して行えているので今後は足の入れ替えなど応用的なドリルを多く行わせていきたい。また柔軟性も少しずつ向上してきているので、こちらも応用できな筋力トレーニングなどを指導してレベルアップ図っていきたい。
【そら】
前回興味のない事ある事が極端で注意が散漫になってしまいがちだったが集団の中にいても乱れる事なく高学年とも競えるまでにモチベーションが上がっていてこの短期間での成長が大きく見られている。
腕振りが大きく振れている事と体幹のブレも少なく◎
顎が上がってしまっていて頭の位置が後ろになっているので力を真下に伝える軸がずれ地面に対して力が伝わりづらい。
まずは顎を引いて走れるよう目線を少し下あたりを見て走る意識。
長い距離が得意で今では短い距離に対しても強気で臨めている姿勢が良い。
【しょうた】
姿勢が真っ直ぐで地面に力を伝えやすいフォーム姿勢なのでもっと足の引きつけをする事とおへその真下から足を乗り込む意識でおろすようにしていくと反発がもらえもっと前に進む力が働く。
前回よりも腕振りが大きくなっており全体的に動きも連動して大きく動かせているので良い走りへとなってきている
自分のやりたい事や思っている事を言葉に出して主張が出来る為、自分の出来ている面などの主張もできる様になれると良い◎
【りゅういち】
今回初めてにも関わらず人見知りせずすぐに馴染めており、ストレッチやフィジカルトレーニングのチーム戦でも興味を持ってみんなと協力して行えていた。
走りの練習では、走力が同じぐらいの子と競い合いながら走っていた。
爪先からの接地が出来ており重心も前よりとなっている。足の回転位置がまだ低いので、腿上げ意識のドリルにプラスして、腿周りの柔軟性を高める事で可動域も大きくなり腿上げもしやすくなる為、今後のトレーニングに組み込んでいく。
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