4月13日レポート

フィジカルトレーニング
50m(フォーム確認)
50m×5(タイム計測)
100m×2(希望者は4本)
鬼ごっこ

個別アドバイス

【かい】
50mでは8秒0台を数回出しており、10mでは15秒3にまで上げていた。15秒3は50mを7秒台で通過している好タイムで、「体を横に揺らさない方が速く走れることがわかった」と気付きを得ていた。カイは着地足側に上体を傾ける動きがあり、その技術がハマる選手もいるが、今のカイには合わない可能性があり、本人もそれを感じていた。この感覚を忘れず、次回の更なる飛躍に期待したい。

【りひと】
今回100mのタイム更新にとても意欲的で、メニューでは100m2本であったが、自ら4本まで増やして走っていた。自己ベストとなる18秒台を数回出しており、走力も順調に伸ばしていたが、追加でやった2本はリヒトよりも実力が上の選手のみであったが、その中でも自分のタイム更新のために飛び込んだその姿勢にアスリートとしての成長も感じた。勝ち負けを気にしている様子はなく、完全に自分に集中出来た結果、タイムを更新することが出来たのでこの経験を忘れないでほしい。

【たいせい】
1年生3人組が接戦でお互いに刺激しあい、タイムを伸ばしてきている。たいせいも50mで9秒前半にまで伸ばしてきており、8秒台も見えてきた。勝負では自分の無意識の走りが出てくるため、踵着地となっていることが多い。ただし意識して改善した時はタイムが出づらく、理想は普段から意識をして無意識でもその動作が出ることが一番タイムに直結する。毎回アップで行っている腿上げやスキップ、技術練習などをさらに考えて真剣に出来ると、より勝負を楽しめるようになってくる。

【けいた】
100mで16秒前半を出しており、好記録ではあったが同学年のカイが15秒台を出したことにより、気持ちが燃えて100m2本のメニューにさらに2本追加して行った。「カイには負けたくない」とカイに直接伝えてお互いの気持ちを高めてからスタートするなど、とても良いライバル関係になっている。ケイタはスタート型で、カイは後半型なので、お互いの得意分野が違うことから学び合える部分も多い。今後もお互いに高め合っていってほしい。

【かずま(関)】
50mでは一緒に走るメンバーとの差を意識するようになり、タイムも順調に伸びてきている。フォームについて、前での腕振りが小さく、前傾姿勢が深く取れないというところにあるので、腕振りは意識で改善していくとして、骨盤を前傾の角度にしていく意識やトレーニングを伝えていきたい。拮抗しているメンバーの中で実力を上げていくという勝負の楽しさを経験として知ってもらうためにも技術習得への興味も高めていきたい。

【かずま(前)】
最近は特に着地位置が体側に近く、重心がとても高くなってきている。50mは8秒0台を出すことが増えてきており、100mも15秒〜16秒あたりと好タイムを出している。ただ重心上げすぎると地面へ伝える力が弱くなり歩幅が伸びなくなってくるので、その場合は上体を少し前傾させて歩幅をより伸ばすなどしてバランスを取っていきたい。トップグループのメンバーと絡むことも多いため、技術をどんどん盗んでいってほしい。

【せいじ】
じゅんいちろうとたいせいと高め合いながら質の高い練習を行う事ができている。三人で楽しい空気を作りながらも、練習になれば切り替えて高い意識で走りに向き合う事ができている。今後は、さらに高いレベルを目指すためにも足の挟み込み動作や骨盤の操作を挑戦させていきたい。

【すみれ】
足首の痛みが悪化しない程度にトレーニングに参加してもらう。全力のダッシュトレーニングも少しずつこなせるようになってきているが、痛みが出たら休ませるなど走る本数を減らす事が必要となっている。宿題として課している足首の筋力トレーニングに大きな改善まだ見られてはいないが、習慣的に行ってくれている様子なので根気強く継続して行っていて欲しい。

【まさき】
100メートルにおいて自己ベスト記録を大幅に更新するなど、大きな成長が見られている。瞬発力や体幹の筋力などのフィジカル面だけでなく、お尻の真下で接地することや反発もらいやすい姿勢を作ることなど、走りの技術面に関して大きな成長が見られている。継続した意識を持って走り込み行っていきたい。

【れお】
以前指導されたつま先接地に関して注意深く気をつけながらフォーム修正を行っていた。依然として足が後ろに流れてしまうことや、かかと接地にしまうことが見受けられるが少しずつ改善が見られている。基礎フォームを無意識に行えるようになるためには、繰り返し練習する必要ある。まずは基礎的なフォームの意識持って繰り返しトレーニングを行っていきたい。

【とらのすけ】
ムードメーカー役として練習を盛り上げてくれている。とらのすけが練習に対して積極的に取り組むことで、周りを巻き込むことができて皆が練習に集中して取り組むことができている。影響力が高いとらのすけだからこそ、練習に対しての意識を背中で見せていってほしい。走りに関しても向上が見られており、以前はなかなか突破することができなかった50メートル8秒台を繰り返し記録することができている。次の目標として8秒台前半を目指して挑戦していってほしい。

【じゅんいちろう】
少しずつつま先接地や腕振りについての意識が身に付いてきており、基礎フォームについて学びを深めることができている。大きな特徴として顎が前に出てしまい、のけぞる姿勢をとってしまうことが挙げられる。これに関してコーチから指導され、次の走りでは改善を見せることができていた。言われた動作をすぐに再現できる能力は非常にスポーツにおいて重要なものであるため、今後も伸ばしていきたい要素。

【とうわ】
走りの中で少しずつフォーム修正するなど、一本一本にこだわりを持って練習を行うことができている。今回の練習では、序盤では崩れてしまっていた背骨の姿勢に自ら気づき、途中から修正することができていた。気づいた点について修正できることや、毎回の走りで何か伸びしろかを常に考えながら練習することができている点は◎。依然としてスタートの際に胸を丸めて前傾姿勢をとってしまう癖があるため、無意識に姿勢が作れるように少しずつ修正していきたい。

【なな】
前傾姿勢を意識しすぎてしまい、足が後方に流れる傾向が見られたが、自ら気づきフォーム修正を行っていた。基本的なフォームに関しては頭に入っており、自分自身で今の練習で何が必要かを考えながら取りにする習慣ができている。筋力も大きく向上していく成長期だからこそ、フォームにこだわって体に負担をかけない走りを身につけていってほしい。

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