4月6日レポート

フィジカルトレーニング
50m基本ドリル3種
50m(フォーム確認)
50m×5(タイム計測)
100m×2(タイム計測)
鬼ごっこ

個別アドバイス

【せいごう】
前回の練習の反省点である、走る前のウォーミングアップやストレッチなどの準備に関して質の高い内容で実践できた。実際の走りではうまく調子が上がらなかった様子ではあったが、うまくいかなかった原因をピッチを無理矢理上げてしまったことや左右の重心移動が生まれなかったことなどを挙げており、質の高い反省を行うことができている。準備の段階から狙いを持って練習を行っているからこそできる反省であると考えられる。今後も継続させて質の高い準備と練習を行っていってほしい。

【けいた】
スタートからピッチを刻むことなく、大きなストライドで走り出すフォームに着手している。自身でも100mを走る際に全力で走り切れないと言う点を口にしており、体力を最小限に温存するスタートのフォームの練習をメインとして取り組んでいる。きちんと自身の問題点に向き合ってトレーニングを望むことができている。自分の感じている問題点に対してプラスとなるようなドリルや筋力トレーニングを課していきたい。

【かい】
黙々と自分のフォーム修正に取り組んでいた。自分自身できちんと練習に取り組むことができるが、さらに上のレベルを目指すような取り組みを促していきたい。例えばいつも同じメンバーで走るトレーニングをしてしまっているが、自分よりも速い友達と必ず走るようにするなど自分の一歩先のレベルを感じられるような練習を行っていってほしい。そこから今後のフォームの課題を見つけられるような練習をこちらでも促していきたい。

【たいせい】
同世代のチームメイトも増えてきており、良い意味で向上しなければならないと言う焦りを感じることができている。以前はあまりなかったが、コーチングに対して次はどんなことをやればいいかを聞いてくるなど積極的な一面も見られてきている。この良い傾向をきちんと成功体験に変えられるようにしていきたい。基礎フォームをき正確に行えているからこそ、苦手なスタートに関して体の前傾を使えるように要点を絞って練習行ってきた。

【りひと】
地道に基礎練習と、スタートのフォームを繰り返し練習している。黙々と自分が取り組んでいる練習を継続して繰り返すことができており、100mのタイムを1秒近く更新するなどその成果が大きく現れてきている。なんとなく練習するのではなく、きちんとコーチに教わったことを理解し、地道な努力を繰り返すことで生まれた成長であるからこそより大きな価値がある!自己ベストが出たことに満足することなく、練習後にも居残り練習をするなど、この成功体験が更にモチベーションを上げてくれている様子。今後もこのスタイルで自分のペースで成長していってほしい。

【かずま(関)】
引き続き体の前傾と腕振りを中心に練習を行っていた。ある程度自分のフォームが固まってきているからこそ、いろいろな友達と走る中で様々な走りを参考にして学びを深めていってほしい。腕振りやつま先接地は非常に良くなってきているからこそ、依然として苦手としているスタートでの前傾姿勢を少しずつ完成させていきたい。考える力はきちんと持っているかずまだからこそ、自ら考えて学びを深めれるような機会をこちらから与えていきたい。

【かずま(前)】
後ろに引く腕振りがうまく行えておりピッチの速い走りと変化してきている。その代償として、肩が力んでしまいストライドが広がらなくなってしまっている。背骨も丸まってしまっているため、また背骨の姿勢を整えてから走ってもらうと肩の力みも減少している。常にウォーミングアップから背骨の姿勢に気をつけてもらいながらトレーニングを行ってもらいたい。また自分よりも速い友達と積極的に走る事で学びを深めていってもらいたい。

【せいじ】
以前はあまり乗り気ではなかったチーム戦の鬼ごっこも楽しんで参加出来るようになり、勝つことに拘って本気で取り組めていた。同学年のじゅんいちろうが入ったことでタイセイも含め、3人で行動することが増えてきた。その中でも練習には特に貪欲で、せいじの熱で他の二人を動かしている場面も多々ある。タイムをより意識するようになってきたので、今年は技術にも意識を置いて、競技として走りを楽しめるようにしていきたい。

【すみれ】
「今日はつま先から着くようにする」と目標を自ら立てていたが、踵から着いてしまう場面も多々あった。足先の意識でつま先から着くよりも、足を前で回転させたことの結果としてつま先接地になるのが理想なので、足の回転位置や重心位置などを変化させて着地の違いを感じてみてほしい。最近はフォーム改善の意識が高まってきているので、夏に好タイムを出すためにとりあえずは着地に絞って改善を狙っていきたい。

【はる】
中学に進学し、今回が一区切りということでリーダーを務めてくれ、メンバーを取りまとめてくれていた。ハルはいつもゲーム形式のトレーニングをやる際はゲームバランスを考えて自分の役を変えてくれたり、技術練習には人一倍集中して取り組み周りのメンバーにも良い緊張感を与えてくれていた。この数ヶ月で大きくタイムも伸ばしているので、技術習得でこれだけの成果を得られるという成功体験を持って他の分野にも活かしていってほしい。また中学に入って環境が落ち着きましたらいつでもお待ちしています!

【まさき】
最近はスミレに追い付こうと全力で走ることが多くなり、それによってスミレも手が抜けなくなり二人で高め合う良い関係が出来上がってきている。前に人がいることでフォームを変化させるとそのスピード感もすぐに感じることが出来るのでフォームの試行錯誤をするには良い環境となっている。前からの課題ではあるが着地位置を重心側にもう少し寄せられるので、その為には骨盤を前傾させる必要がある。骨盤を前傾させるためには胸を張る動きや背筋を伸ばす動きが関係するので試してみてほしい。

【れお】
50m走のフォーム撮影で改めて自分の走り方を観察してみた。着地が踵からになっており着地時のブレーキが大きいので、腿上げの要領でつま先から着地するよう、友達のカイからアドバイスをもらっていた。アドバイス後すぐに走りの中でも試して行えていた。スタート直後は行えているが、走っているうちに段々と戻ってきてしまっていたので意識を継続して、無意識でも出来るように落とし込んでいきたい。速く走りたいというモチベーションはあるので、まずは技術を意識することでタイムが縮まっていくという成功体験を積み重ねていきたい。

【とらのすけ】
腕振りや着地など基礎的フォームを落とし込めてきているので、次のステップへと進めていきたい。まず背中が丸まっていることで骨盤が後傾し、足が体よりも前に着きやすくなっている。着地位置は体に近い方がブレーキが少なく弾むような走りが出来るので、まずは胸を張る意識で姿勢を改善させ、走りを変えていってほしい。全本全力で走るのは体力的にもキツイので、タイムだけでなくフォームにも細かく目標を設定して練習一本一本の質を高めていってほしい。

【じゅんいちろう】
同学年のセイジと同着でゴールすることが多く、順調にタイムを伸ばしてきている。100mでは18秒6と低学年ではかなり速いタイムをマークしていた。腿の高さが自然と上がってきており、以前よりもダイナミックな足の動きとなってきたのがタイム短縮の大きな要因と思われる。タイムを伸ばすことにモチベーションを感じてきており、タイム計測により積極的な姿勢で取り組めているので、この調子の良さをなるべく長く継続させたい。

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