4月3日レポート

フィジカルトレーニング
技術練習(地面を押す動作)
コーン取りゲーム
鬼ごっこ
50m×7(タイム計測)

個別アドバイス

【とうわ】
1本1本の走りに目的を持ち、毎回の練習で自己ベストを狙おうとするとうわのメンタリティは周りにも良い影響を与えている。他の友達もとうわがいることで練習に対して熱意を持って取り組み、自己ベストを出そうとすることでお互いの能力が引き出されている。チームの中心人物として背中で引っ張るリーダー的な役割を担ってくれている。
走りのフォーム修正に関しても、全力で競争する中でも背骨の姿勢など細かな崩れを認識し、次の走りには修正するなどの行動が見られた。

【せいごう】
本人の中ではあまり感触が良くない練習であったようだが、全体的に体のキレや走りのイメージが良い方向に進んでいる印象。技術に関しては非常に高いレベルを持っているが、調子の波があることが大きな問題点。調子の波をなくすためにも日ごろから体を最高の状態に保てるようにストレッチ・筋トレを行うことや、走る前のウォーミングアップの中で走りのイメージをきちんと整えることなど、走る前段階に何をすべきかを突き詰めて取り組んでみてほしい!

【ゆう】
スタートから体を前傾させ、以前は無理矢理足の回転数を高めて加速していた。最近ではきちんと地面を押切り、徐々にピッチを上げていくスムーズな加速を行うことができている。そのおかげで前半部分での疲労を最小限に抑えることができ、余裕を持って得意の後半の走りに移行することができた。最小限の力を使って且つスピードが落ちないスタートが習得できている。非常にレベルの高い走りであるからこそ、今後も練習を繰り返してフォームを完成させていきたい。

【ゆうご】
スタートのに注目してトレーニングを行っていた。基礎的なフォームに関してはきちんと技術がついてきているため、今後はさらに友達と刺激し合う中でレベルをアップさせていってほしい。自分自身で探求することが得意だからこそ、そこにプラスして友達と競り合う面を持ちさらなる努力ができると成長が期待できる。応用的なフォーム修正に取り組んでいってほしい。

【りゅういち】
教わった基礎技術は忠実に行えており、走りに関して正確な理解を持っている。今後はスキップや、コーンを使ったドリルなど基礎的な技術を実際の走りに生かすための練習を多く積ませていきたい。今まで地道にりゅういちが努力してきた技術を、きちんと走力に生かせるような練習を多く経験させていきたい。引き続き努力を積み重ねていってほしい。

【りんたろう】
走った後に映像を確認してフォーム分析をする癖が少しずつ身に付いてきている。興味を持ったものに関する思考力は高いからこそ、自分の走りに興味を持てるようなきっかけをコーチから声かけをして与えていきたい。今後骨盤の動きや足の挟み込み動作等の応用的な動作を継続して取り組んでもらい、大会でも通用するレベルの走りを身に付けていきたい。

【みと】
少しずつチームにも慣れてきており、上級生とコミニケーションをとりながら積極的に学ぼうとしている姿が多く見られている。今回の練習では、スタートのフォームに関してコーチ・先輩と一緒に考えながらトレーニングを行った。スタートの1歩目の際に腕を前に大きく振る事と、おへそを地面に向けるイメージで体の前傾姿勢を作ることを意識してフォーム修正を行った。きちんと内容理解し、少しずつフォームを変化することができていた。先輩にも可愛がられ、素直に学ぼうとする姿勢も見受けられるため、このまま着実に自分のペースで学びを積み重ねていってほしい。【ここね】
新一年生のミトちゃんの指導を自ら受けてくれて、練習のルール説明からフォームの技術指導まで行ってくれていた。走りの指導については、並走してあげてから声掛けをするなど、相手が聞きやすい雰囲気を作るなど相手目線の指導が出来ており◎。ここね自身の走りも8秒2台を何度か出しており、好調をキープ出来ている。上体も気付いた時に起こして足の回転位置を前に持って来れているので改善が近い。

【はるま】
ワクチン接種後ということもあり、軽めに参加。技術練習で行った、膝下で地面蹴り上げないためのドリルははるまの伸び代でもある。はるまは体が前に倒れ、膝の屈曲による蹴りが入りやさく、この動作はスピードが出づらいとともにハムストリングスやフクラハギへの普段も大きい。骨盤から動かす意識も改善に繋がるが
、今回のドリルのように難易度を下げて足を真っ直ぐ前に持ってくるという意識でも改善が狙える。

【そうすけ】
「今日はハルと一緒に走る!」と高学年の子と走りたがっており、ハルに付いていく形で50m8秒3までタイムを上げられていた。「次は8秒2!」とタイム更新に貪欲で、自分より速い人たちを追いかけるように気合を入れてトレーニングに取り組めていた。ただ追い付きたいという気持ちが強いせいか、上体が前に倒れ足が後ろで回転していることもあるので、ガムシャラになりすぎず、自分の走りは崩さないという冷静さも持てるとさらに練習の質は上がってくる。

【しゅん】
鬼ごっこ等での左右の切り返しが素早くなってきており、その時は腕振りを大きく振る形で上体を素早く横に向けて走り出すことが出来ている。この感覚を走りにも持って来れると◎。腕を大きく振ることで地面により圧を加えられて、大きく一歩を踏み出せる感覚を掴めるとダイナミックな腕振りを習得しやすい。今回技術練習で行った歩幅の広い腿上げや片足ケンケンなど、腕振りが大事は動きなので、より歩幅を広げるにはどうしたらいいかと考えながら継続してやってみてほしい。

【こう】
初めての参加であったが、鬼ごっこやゲーム形式のトレーニングでも高学年の子たちを必死に追い掛けたりと物怖じせずに積極的に参加出来ていた。技術練習も最初の説明と先輩たちの動きを見て真似る形で黙々と出来ており、特に追加の説明無しでも練習をこなすことが出来ていた。今の段階は走ることを楽しむということが最も大事なので、フォームについては踵着地を改善するくらいで最低限正しい筋肉を使えるようにして、あとは思い切り走れる雰囲気をこちら側で整えていきたい。

【りさ】
新一年生のミトちゃんをリードしてあげるように一緒に行動を共にしており、おかげでミトちゃんも物怖じせずに参加することが出来ていた。りさ自身も去年は新一年生で必死に先輩たちにくっついていっていたが、その経験もあってミトちゃんの目線に合わせた指導が出来ているようだった。走りについては最近は腿がもう一段階上がってきているようで、スピードが出やすくなっている。そのフォームで継続して走ってみて欲しい。

【はる】
トップグループと走ることが増え、より目標が高まってきているようで7秒6あたりでも満足しない様子。常に自分より一段階強い環境で勝負しようとするのがハルの強さ。走りとして、腕振りがダイナミックな形で定着してきておりより推進力を感じるフォームとなっている。伸び代としては着地位置をさらに重心に寄せることができ、そうすると地面からの反発を活かした弾む走りが可能となってくる。

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