3月5日レポート

【ゆうま】
前回の練習で太ももの痛みが出たため、今回は出力を落としてトレーニングを行ってもらった。全力のダッシュを行わない条件の中でも自ら意味を見出してフォーム修正を繰り返していた。7割程度の力で行う流しやドリルの中で自分の走りに取り入れられる要素はないかと、自ら問題意識を作り出して練習の質を高めることができていた。今後もキャリアの中で怪我が起きてトレーニングできない期間は考えられるため、この姿勢を大事にして研鑽を積んでいってほしい。

【とうわ】
ラダー系のドリルや腿上げ系のドリルではすべての動きを正確に繰り返すことができていた。目の前で見せられた動きを瞬時に理解し、自らの体で体現できる能力はアスリートとして非常に大事な要素のため今後も育てていきたい能力。走りに関しては100mにおいて13秒台を記録するなど、加速から後半の走りにつなげる姿勢の変化が円滑に行えている。今後も取り組みを継続していきたい。

【はる】
後輩のそうすけとうまくコミニケーションをとりながらトレーニングを行っていた。協調性が高く、様々な学年の友達と関係を築けるのがはるの強みであるため、今後も大事にしてほしい。走りに関しては依然として腰がやや落ちてしまう傾向が見られる。今回行ったラダー系ドリルやもも上げのドリルではより顕著に見られたため、今後もこれらの基礎練習を大事に取り組んでもらえるみたい。

【ひろ】
腿上げ系のドリルにおいて大きな伸びしろが見られた。地面を蹴った後にすぐに股を高く上げる動作がうまく行えておらず、これらを練習することでよりストライドの強化が期待できる。大腿四頭筋と言う前ももの筋肉を過剰に使ってしまっていることが要因と考えられるため、腸腰筋をうまく使って股関節を曲げる動作を今後は学習させていきたい。

【はるま】
立ち幅跳びのトレーニングではトップクラスの記録を出すなど、瞬発力系の筋力が少しずつ向上してきている様子。得意とするスタートでの加速に必要な要素のため今後も強化していきたい。50m走の前に転倒して後頭部を打ってしまったため、その後のトレーニングでは無理のない範囲で参加してもらった。転倒直後は腫れや出血などは見られなかったが、その後痛みの増悪や気分不快等が見られないか経過観察が必要。

【そうすけ】
前回の練習で指導された3点スタートに関して熱心に練習を行っていた。以前習った要素をきちんと取り入れ、さらにコーチに対して質問をして学びを深めようとするなど積極的な姿が見られていた。今後さらに学びを深めていく上でも、他の友達や先輩の走りを注意深く観察し、自身の走りに取り入れるようなことができるとさらなるレベルアップが期待できる。走っていない時間も学びに向けられるような意識を少しずる身につけ、さらに高いレベルを目指していきたい。

【ゆうご】
練習開始前からスタート練習を黙々と行っているなど、意欲的な姿が見られている。練習時においても積極的に友達と競り合うなど熱心にトレーニングすしていた。特に長い距離を走る際に必要な反発をもらう姿勢作りが少しずつ上手くなってきている。スタートから徐々に姿勢を変化させて、体を起こして反発をもらえる姿勢を作っていくように微調整する感覚が掴めると更なるレベルアップが期待できる。

【ここね】
立ち幅跳びのトレーニングや、ラダー系のトレーニングなど瞬発的な筋力が求められる種目では好成績を記録していた。そのためスタートで加速する能力が高く、円滑な加速が行えている。その反面で、長い距離を走る際にも深い前傾姿勢で走ってしまい、体力の消耗が激しい走りとなってしまっている。力強い走りでスタート行った後に、徐々に上半身を起こした姿勢で走る姿勢を身に付けられると◎。

【とらのすけ】
ドリル系のトレーニングや、立ち幅跳びを使ったフィジカルトレーニングなど基礎的な練習に関しても熱心に取り組んでいた。また、以前は集中力が長く続かない場面も見られたが、50m走を5本行った際にもすべての走りにおいて集中して取り組んでいた。誰に対してもコミニケーション取れる社交性があるとろのすけだからこそ、今後も一生懸命にトレーニングにも取り組む姿を見せ、今後も高い信頼を得ているリーダーとして役割を担って欲しい。

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