2月5日レポート

フィジカルトレーニング
50m基本ドリル3種
技術練習(マーカー走)
50m(フォーム確認)
50m×5(タイム計測)
110mウェーブ走×3
鬼ごっこ

個別アドバイス

【ゆうま】
「スタートが上手く切れない」と自覚していたが、スタートから加速姿勢で腰が落ちており、トップスピードに近づくにつれ重心を上げられている印象だった。腰が落ちるとお尻の筋肉が使いにくく、前腿の負担が大きくなり着地時のブレーキが大きくなる。練習前にお尻やハムに刺激を入れて意識しやすくしたり、今回行ったマーカー走含め、腿上げ等で姿勢を意識するなど、走る前の準備で調整できるようになると◎。

【ゆう】
寒さで周りが調子を落とす中、好調で50m7秒0台を出すなどトップグループのやる気を牽引していた。お尻の筋肉が発達してきており、着地の衝撃をお尻で受け止め腰が落ちにくくなっている。それに伴い、股関節から力を地面に伝えられており一歩の歩幅が広くなった印象。ただスタートから加速ではまだ着地位置が前で腰が落ちているので、今回マーカー走で行った跳ねるような着地の感覚を加速時にも活かせると◎。

【とうわ】
50m7秒0台と気温の割に悪くないタイムであったが、「力が抜ける」と調子の悪さを訴えていた。メンタル的な原因であれば、緊張感を高めたり、イメージトレーニングで解決できる場合もあるが、フィジカル面ではお尻や腿裏などに筋トレ等で刺激を入れてあげると改善されるケースもある。誰しも調子の波はそこを自分で上手くコントロールする能力を手に入れられるように、こちらから解決方法をいくつか提案していき、人文に合うものをチョイスしていって欲しい。

【なな】
今回行ったマーカー走の意識が活きたのか、いつにも増して中間疾走では重心位置が高くなったように見えた。ただスタートから加速では、姿勢が丸まり骨盤が後傾して腰が落ちてしまっている。腿上げやジョギング等で姿勢を意識して着地位置をなるべく重心近くに落とすイメージを体に覚え込ませられるとさらに鋭い加速が行えるようになる。小学生残りわずかだが、その中でも目標を立てて取り組んでいって欲しい。

【りさ】
今回は着地位置を重心の真下に近づけ、腰の位置を上げる技術練習を行い、走りの中でも意識できているようで、いつにも増して腰の位置が高かった。今回の走りのテーマは腕振りで、前で高く顔の近くで振るようアドバイス。以降、意識して行えていたので今後も継続してほしい。自分のフォームを動画で確認したり、アドバイスをこちらに求めてきたりなど、りさの積極的な姿勢で周りのメンバーも集中して参加できるようになってきている。

【そうすけ】
今回も「7秒台を出す」と目標を公言し、周りにも良い刺激を与えていた。ただ、周りのメンバーと競い合う勝負感というよりもゲーム形式のトレーニングで、チームメイトと協力することの方がモチベーションを感じている様子。走りでもフォームを確認しあったり、感覚をお互いに話し合ったり、協力し合うことは出来るので、周りのメンバーとも高めあえるようにこちらからも促していきたい。

【はるま】
腕に負担がかからない範囲でトレーニングを実施する。スピードを落とした走りの中でも自身の姿勢や、骨盤や背骨を使う動きを練習してもらう。思う存分怪我で練習ができない期間こそ、普段はやらない体幹部や下半身の筋力強化を実施させていきたい。今後スポーツをする上で怪我の際の過ごし方を有意義にできる能力は重要なため、どんな状況でも向上しようとする姿勢を身に付けさせていきたい。

【はる】
久々の参加であり運動からも遠ざかっていたが、きちんとダッシュ動作を行うことができている。以前指導したつま先接地や、足をたたむこと、腕振りを顔の前まで行うことなど基礎的なフォームに関してもきちんと行えている。またロングスプリント等の負荷量の高い練習においても、きちんとやり切り、手を抜かないのがはるの良さ。今後も上級生として後輩にそのような背中を見せていて欲しい。

【りょうすけ】
コーンを使ったドリル練習の際には誰よりも集中してトレーニングに取り組めていた。微妙な接地位置のズレを修正していくと言う繊細なトレーニングであったが、熱中すれば難易度の高い練習にも熱意を持って取り組める。ドリル練習などの基礎を、走りの中でも行えるように声かけや指導を行いサポートしていきたい。

【りんたろう】
体の前傾角度に着目してトレーニング実施していた。以前はあまり重視していない要素ではあったが、一緒に走る友達が意識している姿を見て自身も良い意味で影響受けて取り組んでいた。周りの友達と切磋琢磨することで良い影響を受けていることが多いため、誰とトレーニングに臨んでもらうかなどの環境設定をこちらできちんと設定して練習に取り組んでもらう。

【そら】
ドリルで指導された接地位置に関して熱心に修正を繰り返していた。以前はあまり自分の映像を見て分析して、練習内容を考えていく作業に関心が持てていない様子ではあったが、少しずつ自分自身で考えて内容を深めていく姿勢が作られてきている。きちんと難易度の高い内容を理解して、努力を積み重ねようとする意志が強いためこの部分をさらに育てていきたい。

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