1月29日レポート

フィジカルトレーニング
技術練習(着地姿勢、重心位置)
鬼ごっこ等
50m×4(タイム計測)
筋トレ(下半身)

個別アドバイス

【もりかい】
鬼ごっこでは素早い切り返しや走り出しでチームの勝利に貢献していた。低い姿勢から走り出すバランス感覚があり、スタートにも活かせる動作なので自信を持って低い全景姿勢のスタートにもチャレンジしてみて欲しい。走りに関しては、いまいちキレを出せていない様子で最近は自己ベストから離れてしまっている。鬼ごっこ等では素早く動けているので、スタート前に緊張感を高めるなどマインド的なところも促していきたい。

【はるま】
腕を負傷していたことからいくつか骨盤エクササイズを伝えたが、やはり走りたい気持ちを抑えられなかった様子。そんな状態ではあったが50m5秒台を久々に出すことができていた。いつもより股関節、胸椎が伸展しており。今回技術練習で行った重心近くに着地させて反発を感じるという動きが出来ていた。股関節、胸椎がここまで進展するのは万人受けするフォームではないが、はるまの個性として磨いて行ってみて欲しい。

【ゆうご】
今回技術練習で行った重心近くに着地させ、地面からの反発を活かす動きについて、ゆうごはトップレベルに上手く出来ていた。ゆうごは地面からの反発をもらうのは上手いが、その反発が上に抜けやすく進行方向に活かしにくいのが伸び代。重心をもう少し前に倒した状態でも同じくらいの反発を得られると◎。技術的には7秒前半から6 秒台を狙えると思うので、全力で走る本数を増やしフィジカルの強化も図っていきたい。

【そうすけ】
今回も7秒台を出すと意気込んでおり、8秒2まで記録を伸ばすことができていた。タイムが出づらい冬に、ここまで気合を入れられているのは素晴らしく、他のメンバーにも良い刺激を与える存在となっている。今回技術練習で行った重心近くに着地させ、地面からの反発を活かす動きについて、そうすけにとって重要で、この動きができると腰の位置が上がり、大きくタイムを伸ばすことができると思うので継続して欲しい。

【るお】
50mを高いレベルの中で勝負し、競る形で7秒8にまでタイムを伸ばせていた。今回も技術練習で行ったが、最近るおは着地の技術が高まり、重心位置が上がってきている。まだ磨く余地は残っているので、着地した瞬間に跳ねられる着地姿勢、特に骨盤の傾きなど意識してみて欲しい。技術練習にも積極的に参加し、新しいことが好きなるおなので、今後の成長にも期待したい。

【せいごう】
過去の調子が良かった自分と走りを比較するなど不調を抜け出すために足掻けている。大きな違いは着地姿勢で、それに伴う重心の高さ。今回、技術練習で行ったがドリルでは上手くその動きができていた。50m1本目では元に戻っていたが指摘後の2本目以降は意識できており、軽めに走っても7秒3台と最近では好記録を出すことができていた。直近の技術は重心位置で、あとは引き続き食生活も気を付け、フィジカルの強化を図っていきたい。

【かずま】
腕振りや足を降り出す角度が最大限に広がっており、ダイナミックな走りが可能となっている。生み出せる力が増えることで、前半部分の加速が改善してきている。その反面で、長い距離を走る際にも前傾姿勢や猫背姿勢となってしまうことが多く見られる。今回行ったジャンプトレーニングでつかんだ弾む姿勢を走りでも作っていきたい。

【りんたろう】
反発を最大限もらえる姿勢を探す練習や、もも上げ系のドリル練習等の地道な基礎練習においてもきちんと熱意を持って取り組むことができていた。もともと持っている高い瞬発力や重心移動スムーズに行える運動神経の高さに加えて、学んだ基礎練習の技術を生かすことができるとさらなるレベルアップが期待できる。基礎練習と実際の走りを結びつけてさらに学びを深めていってほしい。

【ひろ】
安定したフォームで走れているものの、いまだに重心位置が低く腰が下がってしまっている印象。本日行った重心を高くするためのドリルや、ジャンプ系のトレーニングを積極的に行っていきたい。ドリルの際にはうまく高重心に保つことができているため、この感覚でスプリント動作も行えるように感覚を掴ませていきたい。

【ここね】
つま先接地や足のたたみなど、基本的なフォームは少しずつ安定して行えるようになってきている。しかし、お尻が後方に残ってしまうことで重心を前方に運ぶことができていない。前傾姿勢から上体を起こしていく際に、お尻や骨盤を少しずつ前方に突出していけると円滑な加速が期待できる。お尻の位置にこだわって走りのフォーム修正を行っていきたい。

【ゆうま】
地面をキックする力と、遊脚をスイングしていく力どちらも重要と考え、その両者のタイミングを合わせて走ることを主軸として練習を行っていた。非常に応用的な動作であり、大人のスプリンターでも難易度の高い要素をきちんと頭で整理し、練習に落とし込むことができている。理想とする走りを積み重ねながらも、後輩に指導行いさらに考えを深めることもできている。この取り組みを継続して、中学レベルでも活躍できるような走りとメンタリティを作り上げていきたい。

【とうわ】
スタートの前傾姿勢から、後半の走りへの姿勢の変化がスムーズに行えていない点が最大の伸び代。スタートの前傾姿勢が体全体で行えずに、胸を丸めるような猫背姿勢で前傾を作ってしまっていることが原因の1つ。指導後にはきちんと猫背姿勢を修正し、少しずつ円滑な姿勢の変化を行えるようになってきている。これによってトップスピードに円滑に移行することができているため今後も取り組んでいきたい要素。

【ゆう】
スタートからの姿勢作りは非常に上手くなってきており、前傾姿勢を保ったまま加速することができている。今後の取り組みとしては、トップスピードを高めること。30m以降の姿勢がわずかに猫背姿勢になってしまう・お尻が後ろに残ってしまうなどの状態が見られている。今回行ったジャンプや反発をもらうドリルで行った姿勢を走りでも作っていきたい。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

アルファプラス

東京都杉並区の済美山陸上競技場で活動する陸上クラブ/かけっこ教室!
練習を強制されず、自ら楽しむ自立したアスリートを育成します!
アルファプラス

ケンちゃんTwitter