50m基本ドリル3種
50m(フォーム確認)
50m×4(タイム計測)
技術練習(股関節から力を伝える)
200m+150m+100m
アジリティトレーニング
個別アドバイス
【りひと】
膝や足首で地面を蹴らず、股関節で地面に力を加えるというやや専門的な技術指導をしたが、諦めず何度もチャレンジし、習得しようと頑張れていた。ゆっくりのペースであれば股関節から力を加える動作を理解できているようだったので、今後もまずは200mなどの長めの距離から意識していってほしい。新しいことに積極的に取り組める好奇心があるので、この調子で専門的なことにも挑戦していってほしい。
【たいせい】
鬼ごっこなどのゲーム形式のトレーニングでは、いつも率先して走り回り、他のメンバーに声かけをして協力をお願いするなど、優秀な立ち回りができている。それによってやる気のなかったメンバーにも火を付け、盛り上げ役としても活躍してくれている。ゲーム形式のトレーニングでさらに活躍するために、走力を磨くという目的でなら走りのトレーニングにもモチベーションを感じられるかもしれないので、こちらからも促していく。
【せいじ】
ゲーム形式のトレーニングではタイセイと協力をして積極的に参加し、走りのトレーニングでも先輩たちに遅れを取らない勢いで頑張れている。ただ内容がやや難しい技術練習になると興味が薄れてしまうので、こちらからもさらにわかりやすい説明で目的を明確化させて取り組んでもらうようにしたい。短距離走は技術の要素が大きいので、長く競技として楽しむためにも新しい技術を習得していってほしい。
【けいた】
膝や足首で地面を蹴らず、股関節で地面に力を加える動作について、順を追ってスクワットの姿勢から伝えていたが、早速走りにはどう活かせるのかと自分で試行錯誤をして、基礎動作を飛ばして走りの中で習得できていた。走りの感覚が研ぎ澄まされており、器用に新しい技術を習得出来ている。次回以降も継続して行えるように、自主練習などでも意識してみてほしい。
【るお】
最近は速いメンバーと一緒に走ることが多くなり、勝負よりも自分の走力を上げる方にモチベーションを感じ始めてきている。これから中学に入り、より広い世界で戦っていくためにはとても良い傾向。新しい技術練習にも意欲的に取り組めている。ただ200mなどの長めの距離では質を落としてしまいがち。技術を体に覚えさせる反復練習は地道でモチベーションの維持が難しいところではあるが、競技力を上げるためにも頑張ってほしい。
【かい】
ゲーム形式のトレーニングでは、自分のやりたいことよりもゲームバランスを考えて所属チームを決められたり、低学年に役割を任せたりなど先輩らしく振る舞えていた。今回技術練習でアドバイスをした股関節から地面に伝える動作について、最近のカイには特に必要な動きであるので、再び調子を上げるためにも継続して取り組んでほしい。長い距離の練習はトップで走れているので、その中でも技術を意識してさらに練習の質を高めてほしい。
【せいごう】
最近は度々フクラハギに痛みや違和感を抱えているが、フクラハギに負担がかかる主な原因は足首で地面を蹴っている動作にある。今回技術指導をした、足首や膝で地面を蹴らず股関節から地面を伝える動きを習得できるとフクラハギやハムストリングスの負担はかなり減ってくる。ドリルではその動作を行えていたので、まずは200mなどの長めの距離の中で、意識をして体に覚えさせていきたい。
【なな】
フィジカルトレーニングや、基礎ドリルの練習ではうまく股関節を使うことができずに膝の筋肉で地面を蹴ってしまう癖が見られていた。股関節を曲げ伸ばしする感覚や、お尻で反発を受け止める感覚を身に付けさせていきたい。すでに長い距離を走りでは伸びのある走りができているため、上記を習得してスタートでの加速力を身に付けていきたい。
【すみれ】
映像分析をきちんと行い、自身の腿上げの角度や前傾角度を確認しながらトレーニングを積み重ねている。最近は感覚でトレーニングすることが少なく、しっかりと理論建てて練習を行おうとする姿が見られるようになってきている。その成果もあり、技術が必要とされるロングスプリントにおいても安定した走りを見せることができている。基礎的なフォームを繰り返し、シーズンに向けて動きを自動化させていきたい。
【まさき】
スタートにおいめ前傾姿勢がきれいにとれるようになってきている。スタートから30mまでのスピードが著名に向上してきている。今後の課題としては、それ以降の距離で徐々に姿勢を直立姿勢に近づけていくこと。そのまま前傾姿勢のまま走り抜けてしまうことが多いため、上体を起こしていく姿勢の変化を身に付けていきたい。
【しゅん】
肩周りをリラックスするための、姿勢を意識してフォーム作りを行っていた。胸を少し反るフォームで走る事を繰り返しており、少しずつ意識しなくてもその姿勢が取れるように変化してきている。その反面、胸を反る意識を持つとスタートにおける前傾姿勢がなくなってしまう。スタートでは前傾姿勢、その後に胸をやや反った姿勢に変化できると円滑な加速が期待できる。
【とらのすけ】
最近では苦手であった前傾姿勢をうまく取れるようになってきており、腕振りも前方に大きく振ろうとする意識を継続して持とうとしている。以前は苦手なことからすぐに目を背けてしまう傾向が見られたが、最近では苦手な要素こそ熱心に練習して、自身を成長させようとする姿が多く見られている。後輩に対しても大きな説得力を持つことができているため、今後もひたむきに努力する姿勢を見せてほしい。
【かずま】
足の使い方や、体を前傾させるなどの姿勢コントロールが少しずつ上達してきている。最も大きな伸び代として考えられるのは、腕振り。肩周りが力んでしまい、前後に振る可動域が減ってしまっている。走る練習前に肩甲骨周りをほぐすようなストレッチを行うなどして、走る前段階の体の土台作りを行っていきたい。
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