11月20日レポート

フィジカルトレーニング
400m
50m基本ドリル3種
スタート講習
50m(フォーム確認)
50m×4(タイム計測)
100m×2(タイム計測)
リレー

個別アドバイス

【りょうすけ】
8秒6までタイムは上がられていたが、久しぶりの参加ということもありやや停滞気味であった。再び踵着地になっているので、ウォーミングアップで行っている腿上げのようなイメージを走りでも行えると改善してくる。タイムが出ない時は悔しんで次の疾走に気持ちにぶつけられているので、真剣に取り組めている証拠。あとは少し冷静になってフォームを見直せるとタイムは安定してくる。

【とうわ】
後半の伸びが増してきており、エースのゆうまとほぼ毎回、同着でゴールできていた。パフォーマンスは順調に上がってきているが、足へのダメージも蓄積されているので、引き続きストレッチやマッサージなどのケアには注力して行って欲しい。リレーチームのバトンパス練習ではトウワがリーダー的な立ち位置になって進められている。競技を純粋に楽しんでるからこそのリーダーシップで大会当日も引っ張っていって欲しい。

【もりかい】
最初の遊び時間の鬼ごっこなどはチームメイトと協力して動き、チームの勝利に貢献するなど最近は強調性が上がってきている。今回行ったスタート講習も真剣に聞いており、その場で試して習得しようとするなど練習にも意欲的にもなってきている。ただ走っている最中に諦めて力を抜いてしまうことがある。毎回タイムを狙えないことは仕方のないことだが、フォームの確認なども織り交ぜて毎回意味のある疾走にできると◎。

【りんたろう】
走るトレーニングには集中して取り組めており、毎回タイムを狙えている。ただ空き時間で集中力を欠いてしまうことがあるのが残念。空き時間でフォームの確認をしたり、追加で走るなどはOKなので、余った元気をそちらに使えると良いので、こちらからも促していきたい。ここ最近の成長で、チーム内でも速いメンバーに入ってきているので、さらに上を目指していってほしい。

【そら】
直接走りに繋がらなさそうなフィジカルトレーニングにも最近は集中力を持って取り組めるようになってきた。今回行ったスタート講習では、自分の走りに取り入れようと「これで合ってる?」とこちらに確認を求めてくるなど真剣に取り組んでいた。今回はスタート時の骨盤位置を意識する内容だったが、そらは骨盤から足を動かす動作に伸び代があるので、今回を機に骨盤位置を考えていって欲しい。

【ゆうま】
力感を抜いた走りでも7秒0〜1は安定して出せている。思い切り回すよりも、力感を抜いた時の重心位置を意識した走りの方が速いケースもあるので、走ってる最中にメンバーとの差をみてフォームの最適解を見つけていって欲しい。大会ではウォーミングアップで考えを整理して、本番では何も考えず、無意識で走れるとタイムを狙いやすい。

【すみれ】
「力が入らない」といまいち調子を上げられずにいた。選手としてはたまにある状態なので、長期的に気にすることはないが、今回みたいな時は一点だけフォームのテーマを決め、それだけを意識し続けるなど少しでも意味のある練習にできると◎、練習に対しては真剣に取り組めており、最近はコミュニケーションを取れるメンバーも増えてきており、学びの機会が増えてきている。

【けいた】
翌日が大会ということで緩めに走り、フォームの確認ができていた。これまで腕の横振りや頭部の揺れなどいろいろ指摘をしたが、大会では何も考えず無意識で走った方がタイムが出やすいので、自分のフォームよりも勝負に集中して走ってほしい。本数を重ねてから自己ベストを出す傾向があるので、大会のアップは入念に行えると◎。

【ゆう】
最近は骨盤が動いてきたからか、重心を着地足の真上に移動させる側軸という左右の動きが入ってきた。特にスタートから加速区間でその動きが入っている。合う合わないがある動きだが、まずは取り入れる方向で進めてみて欲しい。「リレーの時は速く走れる」と言っており、つまり集中力や緊張感でパフォーマンスが左右されていて、それ自体は仕方のないことだが、ある程度自分でマインドセット出来るようになれると◎。

【ひろ】
今回は7秒7〜9で停滞。ひろは腰の位置でタイムを大きく変動させるが、今回は腰が落ち気味の走りであった。腰が落ちる原因は着地位置が前にズレることだが、原因はいくつかあるが、骨盤が後傾位であること、足の軌道が低いことがおそらくの原因。まだこれと言った改善方法を提示できていないが、空中で足を入れ替えるシザースの練習や、バウンディングなどを上手くできるようになると末端(足)の力が抜けてしなやかに走れるようになる。

【りょうた】
今回のスタート講習はセット時に骨盤のポジションと、少々マニアックな内容だったが、「これで合ってる?」と頻繁にこちらに聞いてきて理解している様子だった。高学年が、地面に手を付いてスタートするクラウチングスタートを練習していたのを見て、真似て試してみたりなど走りを学ぶ姿勢はとても貪欲。人から学ぶことはスポーツに置いて重要なので、今後もこの調子で取り組んでいって欲しい。

【ゆうご】
「力が上に抜ける」とこちらに相談をしてくるなど、感覚がさらに研ぎ澄ませれて生きている。ゆうごは腿を高く上げて足を前で回転させるフォームだが、調子が悪い時は猫勢になり骨盤を後傾させて腿を上げる傾向にあるので、これが力が上に抜ける原因。背骨を回す系のストレッチをしたり、腿を上げたりマウンテンクライマーなどで腸腰筋に刺激を与える系の筋トレをアップで取り入れると改善してくるかもしれない。

【るお】
今回のスタート講習では、誰よりもさきに試してみるなど意欲的な姿勢で取り組めていた。スタート時の着地位置をハの字にして走るフォームを試していた。るおは重心を着地位置の真上にズラすように左右に重心を移動させる側軸のフォームなので、ハの字スタートはハマるかもしれない。スタートが得意なるおなので、さらに自信を持って磨きをかけていってほしい。ただ大会では何も考えず無意識で走れた方が◎。

【ここね】
コミュニケーションを取れるメンバーがさらに増えてきた様子で、「何をやりたい」など自分の意見を主張できる場面が増えてきた。それを好き嫌いじゃなく、自分の競技力を上げる為の取捨選択で意見を言えるようになると良いので、もっと競技を楽しめるようこちらからも促していく。タイムに目標をはっきりと持てるようになると、集中力はさらに増してくるので意識させていきたい。

【はるま】
空いた時間でスタートのフォームを確認するなど、トレーニングの時間中は走りに集中を置いて取り組めている。スタートから中間疾走にかけてフォームが直線的になっている。以前はスタートで着地位置をハの字にして左右の動きが大きかったが、今回のように直線的に走った方が速く見えた。側軸の動きが強調される選手はハの字スタートが多いが、ハマるかどうかは選手の個性によるので、タイムを比較するなどして自分に合うフォームを見つけていって欲しい。

【りさ】
りょうたに対し、「ゴールがもっと先にあるイメージで走り切った方がいいよ」とアドバイスをしてあげていた。また、さっきの「スタートは良かった」などフォームを観察し、フィードバックもしてあげており、チームメンバーとしては素晴らしい行動ができている。他人のフォームを観察する習慣がつくと、自分のフォームを動画で見た時に課題がわかりやすくなるので、今後も継続して互いに伸ばしあって欲しい。

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