11月10日レポート

400m
50m基本ドリル3種
50m(フォーム確認)
50m×5(タイム計測)
200m×1(タイム計測)
100m×1(タイム計測)
アジリティトレーニング
下半身筋トレ

個別アドバイス

【るお】
太ももに軽度の痛みがあったため、7割程度の力で走るトレーニングを実施してもらう。以前は思いっきり走ることができない条件や、タイムが思ったように出ないとモチベーションを落としてしまう場面が多く見られた。しかし今回は、7割程度の力でもテーマを持って集中した練習を行えていた。特に足の力に頼らずに、体を前傾させる重心移動や腕振りを使った走りを試すなど、高度な練習を行う事ができていた。練習終盤に集中力を切らしてしまい、単独行動をとってしまうことがあったのは少しもったいない点。

【まさき】
200m走では組の中でダントツの1位を記録するなど、ロングスプリントにおいて高い能力を見せていた。長い距離のダッシュは、今までやってきた基礎フォームが身に付いていないと行えないトレーニング。少しずつ地道に基礎を練習してきた成果が現れてきている。今回身に付けることができたリラックスした走りを、50m走などの短い距離のトレーニングにおいても行えるように練習していきたい。

【かい】
50m走、200m走を実施し、ともに集中してトレーニングに臨むことができていた。短い距離も、長い距離のダッシュも高いレベルで走れるのがかいの強み。苦手としていたスタートも、前傾姿勢を深く取れるようになってきており、改善が見られている。今後の課題としては中盤でより高いピッチを生み出すこと。機会を見て下り坂でのダッシュや腿上げなどのピッチを出すための練習を経験させていきたい。

【りひと】
トレーニングをする上での目的や、何を意識して走るかなどについて自らコーチに声をかけていた。言われて初めて何かを意識するのではなく、自分の走り何が必要かを自分自身で考えてトレーニングの質を向上させることができている。
今後の伸びしろとしては、そのトレーニングに対する高い意識を周りに伝搬していくこと。自分自身が集中して取り組んでいても、周りの友達がふざけてしまうとそれに引っ張られてしまう傾向が見られる。自分自身に集中するだけではなく、リーダーシップを取れるりひとだからこそきちんと周りに声をかけて、自身が行っている高い意識の行動に周りを巻き込んで行ってもらいたい。

【けいた】
自分よりもベストタイムが速い子と積極的に走ろうとするなど、向上心の高い行動が多く見られている。また以前指摘した点である、感覚で走るのだけでなく映像を見て分析した上でトレーニングを行うと言う意識の改善をきちんと見せていた。自身の走りを冷静に分析し、腕振りが低いことに気づき微調整を加えるなど、目的意識を高く持った練習を行っていた。大人でもなかなかできないレベルの要素であるため、今後もこの意識でトレーニングを行うことでさらなるレベルアップを期待することができる。

【せいじ】
腕振りの脇が開いて横振りのようになっており、それに伴い上体や頭部が振り回されるフォームになっていた。まずは意識的に脇を絞めて真っ直ぐ腕を振るようにして、上体のブレを抑えていきたい。また以前からではあるが上体が仰け反りやすいので、腹筋に刺激を与えてあげるとバランスが取れるかもしれない。アジリティトレーニングでは、直感的に走るだけでなく相手の逃げ道を塞ぐなどチームワークを意識した行動が取れるようになってきた。

【かずま】
タイムがなかなか伸びず、集中力が切れて走っている途中にふざけてしまったり、周りを巻き込んでしまう場面が多々あった。タイムだけでなく、テーマとすることフォームや、周りとの差やスピード感に楽しみを感じられるとトレーニングの質も上がってくる。何も考えず淡々とトレーニングをこなす流れになるとモチベーションの維持が難しいので、毎回フォームや順位などテーマを決めて建設的に陸上を楽しめるよう、こちらからも声掛け等で促していきたい。

【たいせい】
スタートの前傾の角度を深くして、腕振りをよりダイナミックにするフォームに変化させていた。常にフォームを研究し変化させていくチャレンジ精神は素晴らしい。結果として10秒前半〜中盤のタイムを安定して出せていた。スタートだけの速さだけでなく、体力的にも楽に走れているか等もフォームを選定する大事なポイントになるので、100mや200mなど長めの距離でも挑戦してみてほしい。

【とらのすけ】
50m走は全本集中して走れており、あと一歩で8秒台というところまできていた。前を走っているメンバーに追いつこうとする気迫を感じ、周りにも集中させる影響を与えていた。アジリティトレーニングに関しても、チームメイトを助けたり、誰よりも走ったりとチームの勝利に大きく貢献。この調子で自分だけでなく、周りの集中力を高める存在としてトレーニングに参加していってほしい。

【しゅん】
肩が上がり腕が横振りになってしまう癖が改善してきている。ファーム確認の時に、意識して改善すると話しており、今回はフォームが崩れてしまうようなことはなかった。トレーニングにテーマを持って常に全力で行える集中力の高さが強みであるので、今後も建設的にトレーニングをこなして成長していってほしい。次なる課題は、スピードが上がると上体が仰け反りやすいので、腹筋に刺激を入れてから走ると改善されてくるかもしれない。

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