ゲーム性の高いトレーニングでチームワーク力を磨く!

さわやかな秋晴の季節となりトレーニング量も増やしやすくなってきました!
冬季練習に向けて今のうちから体力をつけておきたいですね!



今回のフィジカルトレーニングは新種目です。

カラフルのコーンをランダルに並べ、指定されたコーンを集めるシンプルなゲームです。

スタート位置や声掛けなどチームワークが問われる種目です!

素早くコーン拾う動作に上半身の回旋動作なども入るので、ウォーミングアップ要素も組み込まれています!


【本日のメニュー】
ハードルドリル
50m走×5
150m+100mを2セット
80m×1

ハードルドリルでは同じ種目を全員で行いますが、フォームに活かす意識ポイントは人によって違います。


空中での足の入れ替え動作、母指球着地、腿の高さ、腕の振り等、個々に意識するポイントを声掛けしていきます。

ここで意識できたことを走りに活かしていきます!



50m走の撮影では、チサキ、コウタ、ユウマの高学年組が集まって、低学年組のフォームを分析!

完全にトレーナー化してますね…!
しかも専門的で且つわかりやすい。。

これこそが理想のチームですね!


アドバイスをもらった子たちは各々意識をします。

ライバルと競うあまりフォームが疎かになってしまうので、今のフェーズでは「速く走る」より「綺麗に走る」という意識のほうが良いかもしれないですね。
結果としてそちらの方が速く走れたりするので、他人と走ることで自分との戦いに集中するという一見矛盾するような狙いもあります。


(150m+100m)2セットでは高学年組と低学年組に分けて競います。

走っている人を大声で応援するなど、なかなか熱いチームになってきました!



今回は走り終わった後の会話が走りの話題になることが多かったのが嬉しかったですね!
疾走の感想やフォームの意識など、強豪校の部活のようになってきました!



個別アドバイス

そら
【personality】
自分の苦手なことや、ほかの子と比べられる場面を避けてしまうことが多くみられる。しかし、本人が思ってる以上にしっかりうまくできていることやほかの子よりも優れているトレーニングも多く存在している。できている点やポジティブな要素をしっかりと本人に伝え、そらが自信を持ってトレーニングに臨んでくれるように声掛けを意識して行っていく。
【physical】
顎が上がる、首を左右に振ってしまうなど走っている間に姿勢が崩れてしまうことが多い。
腕振りや、膝のたたみなどできているフォームも多くあるため、姿勢を修正して力を最大限に生かせるよう指導行っていく。


こうた
【physical】
ハードルドリルで素早く腿を上げる意識を持てており、走りでも活かせている。この動きをさらに強調させていく。
左足は母指球接地で重心近くに着地させられているが、右足が重心から大きく離れ踵接地になっている。
柔軟性の偏りなどもチェックし、本人の意識付けの改善も図っていく。
【personality】
フィジカル勝負では、動きのコツを自分なりに分析。その結果をチームメイトにわかりやすくプレゼンをしていた。
チームメイトもコウタを頼りにしている様子が伺えるので今後も促していく。
しかし、トレーニング中に集中力が切れてしまう場面が度々見られるので、自分が低学年に頼られ見られていることを自覚させ、改善を狙う。


みこと
【personality】
トレーニングに関してしっかりと目的を持って取り組む姿が多くみられるようになってきている。その成果もあり、少しずつ走力もついてきている。より自分の成長を楽しんでモチベーションにしてもらえるよう、本人が努力して上達した要素に関してはしっかりとほめるなどを徹底してさらなる意識の向上を図っていきたい。
【physical】
つま先接地、腕振りなどの基礎フォームは安定して行えており、スピードも少しずつ向上してきている。足が後ろに残らないように足を入れ替える動作などすこし応用的な要素にもチャレンジして更なるレベルアップを図っていきたい。
少し心配な要素として足首の痛みを訴えることが多くみられる。本人でもできる簡単なケアとしてアキレス腱のストレッチを毎日行うことを宿題として出している。体のケアを自主的に習慣とできるようこまめな声掛け行っていきたい。➡ストレッチやれているかの確認などお母様にもお手伝いいただけると嬉しいです!


だん
【personality】
練習中の発言が多くなってきている、スターターの声掛け役を行ってくれるなど積極的な姿勢がみられる場面が増えてきている。よりほかの子供たちとコミュニケーションを増やすことで、他者の走りを分析する・意見をもらうなどの行動を促進していきたい。これらの行動はアスリートとして自信を成長させていくために重要な要素であるため、中学生に向けてこの能力を身につけていきたい。
【physical】
肩甲骨周りの筋肉が緊張し、肩が上がる癖が多くみられている。腕振りの動きを阻害してしまうため、依然指導した肩を上下に動かす運動を必ず走る前に3回ほど行うことをルーティンにするなどして改善を図っていく。
また足が後方に流れる傾向もあり、足の回転速度が落ちている。足の入れ替えなどの応用的フォームも、ドリルを行うことで習得していきたい。


かいる
【personality】
最近は勝負形式のトレーニングや、タイムが明らかになる練習が多く、少しモチベーションが下がってきている印象。今まで練習してきた基礎フォームやフィジカルトレーニングは習得するまでに個人差が大きなものである。そのため焦らずに地道に基礎練習を重ねて、かいるのペースでゆっくり成長していってほしい。また、ストレッチ系種目など上達している要素も多くあるため、本人が成長している点についてはしっかりと伝えていきたい。
【physical】
基礎フォームを頭で理解できており、基礎練習の中ではうまく行えている。しかし、勝負ごとになると練習したフォームがうまく出せなくなってしまう。勝負にこだわる姿勢が芽生えてきたことは非常に良い点だが、正確なフォームで走ることが優先事項。フォームを崩したまま全力疾走を繰り返すことはマイナスの学習になってしまうため、焦らずスピードを落としてでもフォームを大事にすることを徹底させていく。


ろい
【personality】
本日はつま先接地の改善のみに集中してトレーニングを行ってもらった。一つの要素に手中してもらうとトレーニングの質がかなり向上した。終盤はこちらからこまめに声掛けしなくても、つま先接地に焦点を絞って走ることができていた。
色々な要素を伝えすぎてトレーニングの狙いがわからなくなることが多くあるため、ろいのペースにあった難易度を毎トレーニング設定して練習を行っていきたい。
【physical】
少しずつつま先接地を安定して行えていた。身についたフォームが次週に継続されないことが多くみられるため、フォームが安定するまでは“つま先接地”に絞った指導を徹底していく。
ストレッチや体の使い方を向上させるトレーニングに関心が強く、非常に高レベルで実施可能。より難易度の高いフィジカルトレーニングを自主トレとして指導行っていく。


ゆうま
【physical】
着地時の足の引きつけが格段に出来るようになってきた。
トップスピード時も変わらず上半身は前傾しているが、それでいても足の引きつけが行えることからハムを中心としたフィジカルの強さが伺える。
上半身をもう少しは起こしたいが、前傾したフォームをユウマの強みとして残していく方向で考えていきたい。
【personality】
低学年に対し、フォームを指導する場面が前よりも多くなってきた。
また、走っている子たちに対し応援やフォームの注意なども積極的に行えるようになってきている。
低学年の子たちからもリスペクトされているので、この流れを今後も促していきたい。


ちさき
【physical】
離地後、腿を素早く上げる意識を強く持てるようになり、それによってトップスピード時に上半身を起こせてきている。
着地位置を重心側に引き寄せる動きも意識出来ているが未だ伸び代があるので、ハムストリングの強化を行い、フィジカル面からも促していきたい。
【personality】
高学年組のコウタ、ユウマに呼び掛けて低学年の子に指導する流れを作れている。
休憩中の会話も他の子の走りのテーマになることが多く、陸上への集中力が高まっているのが感じ取れる。
今後も多くの子がチサキからプラスの影響をもらえるよう促していく。


なお
【physical】
他の子同様に課題として母指球からの接地と膝の振り遅れがある。ドリル、ミニハで意識付け、ジャンプ系練習で母指球接地を走動作に結び付ける。
走り出してから腕を大きく振る意識は○反面状態がブレてしまうのでそこを改善する。体幹トレや姿勢維持トレで改善させたい。
【personality】
走る前に意識させる部分を伝え、動作を確認しながら改善しようとする気持ちが出ていた。また同学年の子と走る際はお互いを意識して走り競争心があるように見えた。年齢が近い子達との練習環境に身を置くことで今後の成長性を感じた。


しょうた
【phisical】
上半身の姿勢が良く腕振りもしっかり大きく振れている事でブレも少ない。
走行中腿をもう少しあげて前の方でさばけるようになれば
地面に力も伝わり反発をもらいやすい。
ハードルドリルなどの腿上げ動作を高い位置から降ろせるよう意識するべし。
【personality】
150+100ではそらとの勝負に張り合えていた所、
自分のタイムにもこだわりを持ち取り組めていた。
しっかりライバル意識を持つ意識で集中できていた。
最後の100m2本目で疲れが出てラスト粘れるように意識していきたい。


ゆうき
【physical】
ダッシュ時の体幹が安定しており、低学年の部では上位に位置し、高いポテンシャルを感じる。
着地が踵接地で重心から前方に離れているためブレーキ要素が大きいので要改善。
ハードルドリルで学んだ腿を上げる動作、母指球接地をダッシュ時でも活かせるようにする等、ドリル→ダッシュのフォームの改善方法から学ばせる。
【personality】
走り終わった後に順位やタイムを褒めた際、喜びを全力で表現するなど走りを楽しんでいる様子。
今後はこのモチベーションをフォーム改善の方にも向けて、走りを長期的に楽しんでもらえるよう促していく。


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