練習前は瞑想王決定戦。
外遊びで高めすぎたテンションを一旦落ち着かせます。
今回のフィジカル勝負は正座からジャンプの立ち上がり!
応用編として正座から片足立ち、片膝正座から片足立ちなどもあります。
コツを得ていないメンバーに子供達同士でアドバイスを送り、全員出来るようになりました!
【本日のメニュー】
50m×2(フォーム意識)
50m×4(タイムトライアル)
200m×1
100m×1
コーナー走100m×1
30秒間走×1
25秒間走×1
リレー
全員がタイムにストイックになってきており、疾走中に集中力を切らすことがなくなってきましたね!
200m後はさすがにバテていました…!
追い込めた証ですね!
マサキ、スミレの空き時間筋トレ講座。お尻歩きで足を引き上げる筋肉を鍛えています!
個別アドバイス
【ゆうま】右足の引き戻しが速く、足が流れなくなってきている(左足着地時)。しかし左足は流れ気味。この主な原因は腿の高さにあり、左足の腿が低く、同時に右手の腕振りも小さい。ダイナミックな動きをしている右足/左手に合わせる形で左右差をなくしていく。まずは走りの中での意識で改善を狙い、改善されない場合は身体の柔軟性や筋力の偏りをチェックする。
リレーの事前練習ではメンバーを集め、走りの指導を行っていた。メンバーも真剣にユウマの話を聞いており、非常に強い信頼を得ている。
【よしき】
50mで7.4秒、100mで14.2秒とアルファプラス内のベスト記録を大幅更新。
地面を蹴った時に股関節が伸展しており、体全体で地面に力を伝えられているため、ストライドが広い。伸び代としてトップスピード時も上半身が前に倒れていることにより、足が後ろに流れている。上半身をもう少し起こせると、腿も上がりやすくなり、さらに大きな地面からの反発を得ることができる。メンバーを思いやる発言も多く、ユウマやトウワといったトップレベルのメンバーを引っ張る存在としても確立している。
【すみれ】
多くのメンバーとコミュニケーションを取っており、特にマサキと仲が良い。本人が走るのがとても好きで、速く走ることへのモチベーションが高い。友達が多く、それでいて悪ふざけには流されないので、メンバーを練習に集中させるとても良い影響を与える存在。自身のサッカーでの活躍をよく話してくれるので、陸上でも自身の誇りになるような経験を多く積ませていきたい。フォームはつま先接地が無意識レベルで習得。次は腕振りの基本をマスターしたい。
【まさき】
練習の合間でスミレを誘い、プラスアルファのトレーニングを行うなどストイックな面が出てきている。以前は陸上以外の話題が多かったが、今では走りに関する話題が増えてきており、陸上への関心が高まってきている様子。
フォームに関して、前に人がいると基礎的フォームが崩れてしまうことがよくある。自分より速い人への関心がまだ薄いため声掛けで段々と関心を高め、速い人から技術を盗めるようになるとマサキはさらに飛躍する。
【さくと】
50mで9秒台を連発。今日の最初こそ基礎的フォームが崩れていたが、途中からつま先接地に切り替えることができ、自己ベストを大幅に更新することが出来ていた。本人もそれが自信に繋がり、「速く次の練習がしたい」と高いモチベーションを感じさせる発言があった。このタイミングでテンポ良く課題を提供し、宿題も出していきたい。まずはよりダイナミックな走りにするため、腕振りを高く顔の近くで振れるよう声かけをしていく。
【るお】
最初はモチベーションが低く、練習やコミュニケーションに対しても消極的であったが、30秒間走に興味を示し、以降はモチベーションが上げて取り組めていた。30秒間走のスタート前に「どこまで行ければどのレベルか」という話をした時に興味を示し、疾走直後に「もう一回やりたい」との発言があった。誰かとの競争よりも自分との戦いに関心があるような印象だったので、タイムやフォームといった自分自身への目標設定を行ってみる。
【かい】
つま先接地が無意識で出来ており、一歩の蹴りも強く、1年生で50m8秒台を記録。タイムや順位にも高い興味を示しており、終始高いモチベーションで取り組めていた。最年少で高い走力とモチベーションを持ち合わせているため、メンバーにとても良い刺激を与えている。フォームの伸び代として、腕振りをもう少し大きくし、それに伴い腿の高さも上げられるようになると◎。足が離地後に前側に移動させるスピードに伸び代があるので、まずは腿を上げる意識を強め、改善していく。
【とうわ】
足を痛がっているメンバーに対し「大丈夫?このストレッチやってみたら?」と励ましとアドバイスを送っていた。思いやりを持ってアドバイスをするということは自分の知識、知見を深めるとてもプラスの行動なので、他のメンバーにも促していきたい。50mではヨシキ、ユウマと競りながら7秒5を記録。30秒間走では「ヨシキに付いていく」と宣言し、途中で離されてしまうも付いていけるところまで喰らい付いてた。勝利に拘るアスリートとしての姿勢はトウワの大きな強みであるので、今後も伸ばしていく。
【りゅういち】
50mではロイと接戦。疾走中は過去一番くらいに集中していた。タイムを聞いて喜んだり、悔しがったり出来ていた。。タイムや順位への関心が高まってきているので、こちらからのタイム順位の伝え方も工夫する。100mなど長めの距離でも集中力を切らさないことが増えてきたのは大きな成長。長い課題であった踵接地も順調に改善傾向。焦らずリュウイチのペースで着地の意識から固めていく。
【しょうた】
つま先接地や膝をたたむことなど足に関する基本フォームをしっかりと行うことができてきている。上半身に関しては伸びしろが多く、首が上がってしまう・角に首を曲げてしまうなど特に首の位置が安定しない。体幹部のトレーニングを行い、腹筋系を強化すると改善して更なるスピードアップが期待できる。
【かいる】
積極的に速い子と走るようにしようと本人が決めているようで積極的に各上に挑んでいく姿がみられる。そのチャレンジ精神は自身の成長にもつながっており、速い子とコミュニケーションをとる中でコツやフォームに関して話を聞くことができており、特にスタートに関して改善が大きくみられている。
【ろい】
つま先接地が安定して行うことができている。足の使い方は安定しているものの、顎が上がってしまうことや腕振りが小さくなってしまうなどの上半身のコントロールが意識から外れてしまうことが多い。上半身に意識を持っていくような声掛けを行っていきたい。
【ななこ】
集中してトレーニングに取り組めていた。少しずつではあるがグループワークでの発言が増えてきており、コミュニケーションをとりながらスポーツを楽しむことができている。
苦手な細かなフォーム作りのトレーニングにも精力的に取り組み、他の子が手を抜きがちになってしまう地味な努力をしっかりと積み重ねることができている。まだフォームを意識的に起こなっている段階なので、頻度を重ねて無意識レベルで行えるようにしたい。
【さき】
下肢の筋力や柔軟性は高く、フィジカルトレーニングでは高い能力を発揮できてる。その能力を走りでまだ最大限発揮できていない。基礎フォームが安定して行えていないことがその要因で、つま先から接地することや腕振りを顔の高さまで振ることなどをまずは定着させていきたい。こちらの指導に対する理解力は高いので、こちらから明確な声掛けを行って1つずつ習得させていきたい。
【かずま】
走るたびに良い感触の足の着き方やももの上げ方などを言語化できており、自身で考えてフォームを修正することができていた。またチャレンジ精神も強く、自分よりも速い子に果敢に挑んでいく姿が多くみられる。技術やトレーニングに関する理解はほぼ完ぺきに行えているので、この向上心をさらに高く持ち、格上の子とドンドン競わせて数馬の成長を促していきたい。
【ひろ】
後半の加速は素晴らしく、伸びのある走りが行えている。課題は、スタート10mの加速で上半身の動きが小さくなってしまうこと。1歩目で大きく肩甲骨から腕を前に振るイメージがつくと改善する可能性が高い。始めの10mを意識させた声掛けを行っていく。
【りょうすけ】
だれよりも丁寧に基本フォームを大事にしているからこそタイムもどんどん上がってきている。身長も伸び始め、今後筋力がついてくることが予測されるため更なるスピード向上が望める。スピードが上がる・筋力がついてくる過程で怪我のリスクも高まるため、ケアにも意識を向けさせたい。鼠経部の筋肉の張りを時折訴える場面があるので、個別でストレッチなどのケアを入念に行わせていきたい。
【みっきー】
体を思い通りに動かせる柔軟性や理解度が高い。そのため、一度指導された動きや走りのフォームをその場で身につけることができる。しかし、前回指導から期間が空いてしまうとトレーニングやフォームに関して忘れてしまっていることが多い。基礎が無意識でもできるように練習頻度を高めるためにもご自宅でもトレーニングを行える週間旁を行っていきたい。
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