本日は競技場が翌日の駅伝大会準備のため使えなかったので、芝生、坂道、外周で行いました!
今回のフィジカル勝負はお馴染みの素早く腰を落とす逆スクワットですが、今回はレベルアップバージョン。
踵を浮かしてつま先だけで行います。
実はこれ結構難しく、腰を落とした際にフラフラしてしまいます。
短距離走の走りにより近い形になりましたね!
続いて新しい種目。
コーンを飛び越えるように腿上げで競うリレーです!
素早くを腿を上げ、正確な位置に着地させるトレーニング。
走りでも腿の位置が低い子が多いので、今後も取り入れていきたいトレーニングです!
【本日のメニュー】
坂道ダッシュ100m×8
外周リレー
競技場が使えませんでしたが、そのおかげ競技場周りも空いていて、とても練習しやすい環境でした。
坂道ダッシュでは、レベル別に合わせてスタートのタイミングが変動させます。
それにより全員が力を抜かず競って走ることが出来ました!
最後のリレーは、外周(約600m)を5人で割ってバトンを繋ぎます。
坂道ダッシュでヘトヘトかと思いきや、「オレ長めに走りたい」と志願する子が多数。。
そしてほとんどの子が半袖半ズボンに。。
子供に体力と代謝の良さには驚かされます…!
個別アドバイス
【みこと】坂ダッシュだけでなく体力的な場面でもしっかりと全力を出し切れる。今回の練習では転倒してしまい、無理させないために多く練習に参加させなかったが最後まで本人は走りたいという意思を持っていた!関節などに問題のない怪我ではあったが大事をとってジョグやフォーム確認程度のトレーニングとした。しかし、本人のトレーニングへの意欲が高まっていることがわかる場面であった。今後さらに質の高いトレーニングを詰めることが期待できる!
【ろい】
基礎ドリルの理解度は高く、少しずつ無意識でも行えてきている。しかし、今回のように坂ダッシュなど筋力が求められるトレーニングは苦手な様子。今後体幹なだけでなく、下肢の筋力を向上させていけるとスピードが一段階次のレベルにいけるため重点的に取り組ませていきたい。
【まさき】
スクワットのフォーム勝負にてチームNo1を獲得!もともとあった柔軟性に加えて下肢の筋力が身についてきた。基礎的なフィジカルレーニングは難なく行えるため、この柔軟性・筋力が走りにいきるような応用的トレーニングに今後は取り組んでもらいたい。
まだ踵から足がつくことや、腕振りが小さくなるなど基礎フォームが身に付ききっていないためそちらも徹底して行っていきたい。
【かいる】
本日は坂ダッシュメニューだったため体力的にきつい練習であった。平地の練習では少しずつ練習したフォームが出せるようにはなってきているが、坂ではフォームが大きく崩れ顎が前に出たような姿勢になってしまっている。体幹と臀部が大きな伸びしろの要素のため、重点的に取り組ませていきたい。
【そら】
坂道ダッシュでレベル別のチームに分けた際、自ら高いチームへの志願を行った。
以前も志願することはあったが「やっぱりやめとく」と折れてしまう場面があったが今回は高レベルチームで最後までやり切れていた。
誰よりも長く多く走りたいという気持ちが強く、疲れてモチベーションが落ちるようなことがないのがソラの大きな強み。
フォームの伸び代としては、踵着地になってしまうことがあることと、歩幅を広げようと着地位置が重心から前方に外れてしまっているので、つま先接地を今一度意識し、筋トレ等の補助トレーニングでハムストリングを強化していきたい。
【こうた】
坂道ダッシュでは足が後方に流れてしまう癖が改善。トップレベルの速さで快走を見せていた。
坂道は平地以上に腿を上げないとスピードが出ないため、コウタには最適の練習となった。後半もダレることなく全力で取り組めていた。
本人も自身の走力アップが絶大な自信に繋がっており、練習への集中力も高まっている。
圧勝よりも高いレベル者同士での勝負を好む傾向にあるため、今後の練習もレベルを上手く調整して組み立てていきたい。
【りんたろう】
坂道ダッシュでは高レベルチームに志願。スタートに3秒差をつけて行ったが、「誰々を追い抜く」と一本一本目標を持って走れていた。
負けず嫌いな性格が非常にプラスに働いている。しかしその反面、ガムシャラに走ってしまう場面があるので、速く走る=フォームを意識するする陸上選手としての次の段階へと進めるよう声掛けを行っていく。
着地足を重心まで引きつける動きに伸び代があるため、筋トレでのハムストリングの強化に加え、足を高く上げる意識もプラスしていく。今回の坂ダッシュでは平地よりも腿を上げて走れていたので、冬季は坂ダッシュを積極的に取り入れていきたい。
【しょうた】
フィジカル勝負のコーンを跨ぐ腿上げリレーでは、チームを勝利に導こうとズレたコーンを都度修正する等、積極的なサポートを行っていた。
個人だけでなくチームとしての勝利にも高いモチベーションを感じれるようになってきている。
坂道ダッシュでは先頭で逃げ切るシーンが多かったが、全力で行えていた。
しかし疲弊してくると特に顎が上がり上半身が前に倒れてしまうので、視線の意識、背筋の意識を声掛けで都度行っていく。
また、お尻から背中にかけての筋肉に伸び代があるので、筋トレを補助的に行い、強化していく。
【とうわ】
トレーニング前の瞑想ではトップの集中力を見せていた。勝敗をつけているため勝ちに対するモチベーションからきているものと思われるが、誰よりもストイックに取り組めている。
坂道ダッシュでは腕振りをダイナミックに行い、足を上げて流石の走力を見せていた。
しかし左足のみが踵着地になる場合があるので、まずは左右差を意識で改善していきたい。
空中で足を大きく広げるフォームなので、股関節/ハムストリングの柔軟性向上も今後の伸び代となる。体が固まりやすい冬季だからこそ、ケガ予防も兼ねてストレッチを徹底していく。
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