10月29日レポート

ゴム紐ジャンプトレーニング
フィジカルトレーニング
50m×7(タイム計測)
100m×2
25秒間走
20秒間走

個別アドバイス

【まさと】
ジャンプ系やバランス系のトレーニングでは大きな伸び代が見られ、練習していく中で走りの能力の向上が期待できる。また基礎フォームに関しての練習や、斤量トレーニングなどの単調な練習に関しても黙々と取り組み、コーチの教えを素直に実践できる性格がまさとの強み。まずはつま先で地面に接地することや、背骨をマッス部の姿勢に保つなどの基礎を身につけていきたい。

【ともき】
ウォーミングアップでのジャンプ系のトレーニングや、下半身の筋力トレーニングなどで高いフィジカルの能力を発揮!特に体幹部に関しては同世代と比べて著名に高い筋力を有している。走りに関しては踵から地面に接地してしまうことや、腕振りを高い位置まで振ることなど基礎的なフォームを身につけることで、持ち味の高い筋力を活かしていきたい。また本人がトレーニングに対して集中を切らしてしまう場面が見られたため、モチベーションを維持できる環境設定を考えていきたい。

【かい】
最近はせいごうなどの年上の先輩と積極的に走り、自分よりも速い選手がどのような走りを行っているかを観察してトレーニングに取り入れようとしている。今回の練習では、スタートにおける姿勢の低さと、それを維持する長さについてフォーム修正を行っていた。大会を機に、自分に足りない部分について良い意味で認識することができ、練習の質が向上している。

【けいた】
前回の練習から引き続きスタートの前傾姿勢の深さや、接地位置について微調整を行いながら練習を行っていた。ただ速く走れるフォームを追求するのではなく、100メートルを想定して最小限の体力消費で加速できるフォームを探求していた。大会に出る中で自分が身に付けるべき走りを明確にイメージでき、それをトレーニングに落とし込めているため、継続して行っていて欲しい。

【せいごう】
大会で課題として挙がったピッチの工場に引き続き取り組んでいた。スタートでは無理にピッチを上げずに、重心移動や地面をきちんと押し出すことで円滑に加速することができている。最小限の疲労でスタートでの加速が可能となり、中盤から後半でピッチを上げる走りへと変化している。そこに加えて以前取り組んでいた骨盤の操作や、腕振りの大きさを調整して、さらにスタートでのストライドを向上させていきたい。

【りゅういち】
友達と遊ぶことに夢中になってしまい、練習の集中力が少し切れてしまっている印象があった。基礎フォームやドリル練習を黙々とやるりゅういちだからこそ、常に高いモチベーションを維持できるような声掛けをこちらも行っていきたい。特に走る相手が固定化されてしまっている印象があるため、いろいろな友達と走り、自分の上達を感じられるような環境設定を行っていきたい。

【しゅん】
背骨の姿勢や腕振りに注目してそれに行う。基礎的なフォームや、自分の気をつけるべき点について理解し、継続して取り組むことができている。今後さらなるレベルアップをするためには、”走る以外の時間”についての質を上げていきたい。前の順番の友達や、自分よりも速く走る先輩の走りを観察し、自分に何が取り入れることができるか等を考えることができると◎。特にピッチを変化させるタイミングについて考えながら練習していて欲しい。

【こう】
初参加で同い年のともきが来たことでお互いに負けたくないという気持ちが働き、50mは全て11秒台で走れてベストを11秒08にまでタイムを上げられていた。「ここまでガムシャラに頑張れる」という自分の気付きも得られたと思うので、次回以降もともきがいなかったとしても追い込めるように自信を持って頑張っていって欲しい。

【まさき】
1年生の子のテンション上がりすぎて収拾つかなくっているところに、まさきが落ち着いてその子をなだめてくれ、場を持ち直すことが出来ていた。まさきが率先して注意してくれるからこそ、他の高学年の子たちも冷静に対応することが出来ており、良い先輩としてまとめてくれていた。その中でも自分は良い練習ができており、100mでは16秒83と記録を伸ばし、トップグループの中でも勝負できるようになってきた。

【たいが】
「つま先からの着地を意識したら良い感じに走れた」と自ら意見を言ってくれ、実際に50m10秒86にまで上げられていた。自分と同じくらいの走力の子たちと走ることで、フォームを変えながら勝つために試行錯誤出来ていたことは素晴らしい。今回、腕振りのアドバイスを全体に向けて行ったが、腕振りも普段よりダイナミックに振れていた。学んだり、試したりすることで速くなるという今回の成功体験を基に次回以降も頑張って欲しい。

【美都】
つま先からの着地がだいぶ出来るようになってきた。次の課題は腕振りが低いことで上体がブレてしまっているので、腕振りをより体の近い部分で大きく振れるようになると◎。周りの集中力が切れてしまっている中でも黙々と自分の練習に集中できており、良い意味で周りから影響されにくい。大人とコミュニケーションをとっているときが一番楽しそうだが、段々と会話できる友達も増えてきている。

【りさ】
久々の練習参加で、とても楽しそうに一つ一つの練習を行えており、みんなが集中しやすい良い雰囲気を作ってくれていた。タイムは50m10秒33とやや伸び悩んではいたが、その中でもモチベーションを落とすことなく、同年代の子たちの間で競り合って最後まで走り切れていた。全体に向けて腕振りのアドバイスを行った際も黙々とダイナミックに自主練習を行っていたので、走りにも活かせるように次回参加される時までにも練習を継続しておいてほしい。

【そうすけ】
午前中に大会に出ていたこともあり、練習へのモチベーションが高く真剣に取り組もうとしていた。最初は速いグループの中で競り合って質の高い練習が出来ていたが、途中友達とのからかい合いでテンションを落としてしまっていた。いつもふざけ合っている仲ではあるが、今回は真剣にやりたいソウスケとギャップがありいじられてしまっていた。ただソウスケは間違っていないので、自分のやりたい想いを強く持ったり、真剣に取り組んでいるトップグループの中で走るなどして集中できる環境を作り上げていきたい。

【実土】
途中からの練習参加だったが、100mでは19秒43と自己ベストを更新。先輩たちが焦るほどの成長を見せている。その後の25秒間走などのキツい練習でも真剣に取り組めており、走る前も気迫のようなものを感じるように。ただ休憩中は楽しそうに友達とコミュニケーションを取ったりしているので、その切り替え能力は素晴らしい。この調子でどんどん質の高い練習を積んでいって欲しい。

【はるき】
最近は一段と腕振りと足の回転スピードがかなり向上している。基本的な動作も細かい部分まで身体を使えていて正確な動きなので成長も早く感じる。しかし、目に見えない背後で足が流れてしまう所はまだまだ改善点なので踵をお尻につけるドリルでしっかり癖づけをしていきたい。またさらに次のステップとしてはスタートから20mまでは大きく、そこからは回転数上げていくなど走りのフェーズ毎に合わせた走りも伝えていきたい。

【はるま】
練習前半で転倒してしまい思うような練習ができなかったが、後半ではしっかりダッシュも400mも走れていた。一度気持ちが折れてしまっても自分で立ち直る力がついてきており、アスリートとしての成長を感じた。自分に課す目標やハードルが高いことは良いことだが、挫折しないよう何事も建設的に考え、失敗しても「上手くいかないことが一つ見つかった」とプラスに考えていけると◎。

【りんたろう】
スタートの飛び出し、加速、スピードも順調に底上げされてきている。しかし細かい動きがやはりまだ苦手なのか鈍くなってしまう傾向がある。接地のタイミングと腕振りのタイミングが合ってくるだけでも違ってくる。もうすこし跳ねるイメージが強くても大丈夫なのでその延長線で走るとより良くなる。腿上げ等のアップやフィジカルトレーニングでのジャンプ等、腕を大きくしたことでの変化も感じていってほしい。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

アルファプラス

東京都杉並区の済美山陸上競技場で活動する陸上クラブ/かけっこ教室!
練習を強制されず、自ら楽しむ自立したアスリートを育成します!
アルファプラス

ケンちゃんTwitter