フィジカルトレーニング
50m基本ドリル3種
50m×5（タイム計測）
100m×1
200m + 100m
ゴム紐トレーニングor階段トレーニング
個別アドバイス
【はるま】
今回も自分自身に集中し、良いタイムが出なかった時は本気で悔しがり、次に向けて頑張れていた。とは言え、50mの1本目から7秒89と好タイムは出せていた。現状、チーム内でレベルの高いグループにはいるが、同じくらいかハルマより僅かに速い選手もいる環境で、自分を追い込みやすくはなっている。50mでは闘志を燃やせているので、100mや200mでも同様に闘志を燃やせると◎。
【すみれ】
50mを走った後は、タイム測定をしているケンちゃんと一緒にいることが多く、ケンちゃんが他の子にアドバイスするシーンも一緒に見れている。その時にすみれも他の子の走りを見て、言葉に棘はあるがアドバイス的なことを言えている。フォームの見るべきポイントは理解しているので、あとは自分のフォームも動画などで客観視していけると◎。
【けいた】
50mは他の子と競りながら全力で取り組めていたが、100m以上の長い距離は疲労？でなかなか追い込みきれずにいた。試合は100mになるので、どちらかと言うと50mよりも100mに重きを置いて練習した方が良い。100mで試したいフォームやスタートを50mで確認するという位置付けで100mにピークを持ってこれるよう調整していきたい。
【じゅんいちろう】
50mでは8秒73、100mでは17秒2とどちらも好記録を出せていた。より腕振りがダイナミックになり、後半の失速が減っているように見えた。しかしその後の200m+100mでは集中力を維持できず、他の子に対しても「疲れるからやめた方がいいよ」とネガティブなことを言ってしまっていたのが残念。じゅんいちろうもやる気がある時は周りを引っ張るほどのオーラを出せているので、やる気のコントロールをこちらも把握できるように努めていきたい。
【とらのすけ】
今回もスムーズな練習の進行にとても協力的で、最後のゴム紐を使ったトレーニングでは、自分は跳ばずに周りを楽しませる側に回ってくれていた。後輩への注意も嫌味なく伝えられていた。自身の走りについては、最近は特に上体が直立しているので、やや重心を前に倒し、それでいて腿ももう少し上がるような走りを習得できるとさらにタイムアップを期待できる。
【とうわ】
以前は課題となっていたスタートの前傾姿勢の際に背骨を丸める癖が改善されており、常に背骨を正確な姿勢でコントロールしながら走ることができていた。また腕振りや足の降り出しの角度も直線的になり、無駄のない軌道で推進力を生むことができている。これにより後半の減速を最小限にする事できている。
今後の伸びしろとしては、骨盤周りをはじめとした体幹部をキックの力にプラスする事。体の中心の可動性を向上させるなど、応用的なフィジカルトレーニングとフォーム修正を行っていきたい。
【せいごう】
自分1人で走る際人と、競り合う際でフォームの変化が現れてしまい、競争場面で自分の走りが行えなくなることに自ら気づき、修正を図っていた。無意識にフォームが崩る事を防ぐために必要なのが、体幹や臀部の筋力向上。力みが出ると胸が丸まる・顔を前に突き出すフォームとなる。背骨をまっすぐに保てるような腹部の筋力のコントロールや腿裏の筋肉のトレーニングを実施。今後、補強などで姿勢を保つための練習を行っていきたい。
【せいじ】
直立姿勢に背骨を保つ筋力や、動きのコーディネーション能力が高く、ジャンプやスキップの際にも正確な姿勢を保つことができている。伸びしろとしては、スタート時の前傾姿勢に必要な姿勢コントロール。不安定な姿勢をあえて取るような動きを通して、体を傾ける感覚を身に付けさせていきたい。腕振りや足の降り出しはダイナミックになり推進力が得られているため、重心移動を身に付けさせていきたい。
【かずま】
他の友達が行っていたお腹周りの筋肉のコントロール方法について興味を持ち、積極的にコーチに対して質問を行っていた。腹部の筋肉の出力が弱く、体が反ってしまう癖があるため、お腹の筋肉のコントロールは非常に有効な方法。足が接地する際にお腹を収縮させるなど、タイミングに合わせて筋肉を収縮させることを実施してもらった。自身が興味を持った要素を中心に、走りを深めていってもらいたい。
【れお】
最近行っている上級生のフォーム観察は継続して行っており、自ら学びを深める習慣が見られている。今回の練習では上級生の肩の動きと体の傾きの角度を感じてもらい、自らの走りに活かしてもらった。依然として胸を丸めて肩をすくめてしまう癖が見られるため、出力落とした状態で肩周りをリラックスした状態で腕振りを身に付けさせていきたい。またスキップや腿上げなどのドリルも積極的に行ってもらいたい。
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