6月1日レポート

変形ダッシュ
50m(フォーム確認)
50m×5(タイム計測)
100m
加速走80m
鬼ごっこ

個別アドバイス

【すみれ】
50m走ではスタートでのつま先接地と腿をきちんと上げることを意識してトレーニングを行っていた。自分が目的としている動作や、コーチに指導されたことをすぐに体現できることがすみれの強み。練習の最中に左股関節に痛みの訴えあり。痛みの度合いが強かったため、練習は無理のない範囲で参加してもらう。患部の痛みが悪化することや内出血が見られる際は大腿四頭筋の軽度の肉離れなども疑われるため、整形外科受診検討してください。

【まさき】
最近ではチームのまとめ役として、後輩に対して積極的にコミュニケーションをとってくれている。トレーニングにも熱心い取り組むまさきだからこそ、チームメートに対しても高い説得力を持って声掛けすることができている。走りのフォームも洗練されてきており、反発をもらいやすい姿勢を作ることができている。前傾姿勢でスタートした後に、徐々に姿勢を起こすコントロールも円滑に行えているため形像して取り組んでいってほしい。

【せいごう】
最近ではただ全力で走る練習から、さまざまな力感を試すような練習スタイルに変化してきている。7割程度の力感でも、50m7秒を出すことができるようになっており、技術力が向上していることがうかがえる。特に反発をもらいやすい接地位置や背骨の姿勢を整える能力が向上しており、これにより後半減速しづらい走りへと改善を見せている。

【けいた】
スタートにおける前傾姿勢を深くとれるようになってきており、中学生のせいごうと走る際にも出遅れる事なく走り出すことができている。前傾姿勢をとった中でもダイナミックに腕振りを行うことができており、大きな推進力を生むことができている。今後の伸び代としては、姿勢の変化をスムーズにしていくこと。前傾し背をとれた後に急激に上半身を起こしてしまっているため、20m付近から徐々に上体を起こしていくコントロールができると◎。

【りひと】
最近では友達に流されてしまうことなく、黙々と練習に集中して取り組むことができている。楽しむ時には全力で友達と遊び、練習の際には意識を切り替えるといったメリハリを自ら作ることができている。今後は、そのメリハリを周りにも伝播させることができると◎。
走りのフォームはスタートでピッチを刻みすぎず、大きなストライドで出ることで後半に疲労を残さない走りを練習している。少しずつものになってきているため、継続して練習を積み重ねてほしい。

【かい】
チームが整列できない時や、練習が滞っている際に率先して練習を引っ張ろうとする姿勢が多く見られている。多くを語らずに黙々と取り組み姿勢でチームを盛り上げるなど、かいなりのやり方で後輩達に刺激を与えてくれている。
特に100mを走る技術が向上してきている。ピッチを徐々に上げることや、長い距離を走る際にも姿勢を崩すことなくキープするなど応用的な内容を見事に行うことができている。

【かずま】
スタートでの前傾姿勢が深く取れるようになってきており、重心移動をうまく使って走り出すことができている。今後の伸びしろとしては前期姿勢をとると顎が前に出てしまう事や腕振りがコンパクトになりすぎてしまうこと。背骨が丸まりすぎてしまう癖を週施すると、改善傾向が見られたため継続してフォーム修正を行なってもらう。筋力も向上してきており、フォームも変化してきているため継続して取り組んでいってもらいたい。

【とらのすけ】
今回も50mでは8秒台を安定して出せており、集中して取り組めていた。練習がスムーズに進行しないことや、鬼ごっこ等のルールを守らないことを嫌い、それに対してメンバーを注意して周りをまとめてくれていた。口調はやや強めだが嫌味なく言えるのがトラノスケの良いところなので、トラブルが起きると周りもトラノスケに期待しているところがあり、後輩からの信頼も厚い。

【れお】
胸を張り、ダイナミックな腕振りでつま先からの着地も出来ており、基礎的な動きは固まってきている。アドバイスしたフォームをすぐに取り入れることができる器用さを持っているので、次からは骨盤のあたりから足を動かすというやや難しい動きにも挑戦していってほしい。腰を回す動作を走りの中でも取り入れられると大きく走力を伸ばせるので、次回伝えていきたい。

【じゅんいちろう】
50mへのモチベーションは高く、今回もタイムを意識して全力で取り組めていた。しかし50m後は遊びに集中してしまい、100mや200mを走れなかった。100mのスタート地点に移動しているまでは走る気があり、その移動中にじゅんいちろうが遊びに気を取られてしまう場所があるので、そこを避けたりそれまでに100mへの目標設定をするなどして対応していきたい。

【せいじ】
前回は友達に誘われて遊びに集中し、100mを走らずに終わってしまったが、今回も遊びに気を取られそうになったところで「やっぱりオレは100m走る!」と気持ちを切り替えて練習に取り組めていた。しかも100m18秒3と自己ベストを出すことができ、純粋に走ることが好きという気持ちを再認識できた。良くも悪くも一つのことに夢中になりやすいタイプなので、周りの雰囲気等には気を付けて自分を高めていく方向に行ってほしい。

【たいせい】
50mでは段々とタイムを上げ、9秒中盤を出せる本数も多くなってきた。重心を前に倒しつつもつま先らの着地が出来ていることが最近の成長。しかし50mが終わってからは友達に遊びに誘われて次の100mに参加できずにいた。「100mはこの靴じゃ速く走れない」と言っていたが、走らない理由は集中力が途切れてしまったことにあると思う。タイセイは誰よりも本気で練習に取り組み、周りを引っ張っていくことも出来る強さを持っているので、今一度目標設定するなどして気持ちを入れ替えていきたい。

【るか】
50mでは、つま先から着地出来ているが、前にツン飲めるような着地になっており10秒台で停滞していた。ツン飲めらずに真上から下ろすような着地をするようアドバイスしたところ9秒台を連発していた。アドバイスしたことをすぐに実践できる器用さを持っているので、今回のような成功体験を積み重ねて、フォーム改善へのモチベーションをさらに高めて行ってほしい。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

アルファプラス

東京都杉並区の済美山陸上競技場で活動する陸上クラブ/かけっこ教室!
練習を強制されず、自ら楽しむ自立したアスリートを育成します!
アルファプラス

ケンちゃんTwitter