変形ダッシュ
50m(フォーム確認)
50m×5(タイム計測)
100m×1(タイム計測)
200m
鬼ごっこ
個別アドバイス
【すみれ】
今回も200mをトップで走り、36秒でゴール。後半までフォームを崩さず走れており、50m等に比べ上体を起こして走れていた。この上体角度で走れると、足も前で回転させやすく50m等の短距離でもさらにスピードアップが狙えると思うので、試してみてほしい。重心を前に倒せば倒すほど良いわけではなく、足の回転位置の方が優先順位では高くなる。
【るか】
50mでは自分自身でも10秒は最低でも切ろうという目的意識を持って取り組めている。フォームをよく変えて模索しており、その中でもつま先着地で重心を前に倒せている時が好タイムが出ている。重心を前に倒すのは、上体を倒すことで行うのではなく、胸や股関節を反らすことで意識して作れると◎。チーム戦の鬼ごっこでは仲間とチームワークを取りながら、最後まで走り続け、チームの勝利に大きく貢献していた。
【こう】
今回はトレーナーとも話し合い、つま先着地を意識して取り組んでいた。ただ意識するが余り、歩幅が伸びづらくなっていたので、着地の意識に合わせて膝を前に出す意識も追加。複数のことを意識することは難しかったかもしれないが、器用にバランスを取って徐々にタイムを上げていけていた。今は極端でも良いので様々な意識を行い、体の使い方を覚えて段々とバランスを整えていけると◎。
【けいた】
最近は友達のカイと一緒に走ることが増え、お互いの実力を認め合いながらもレースでは負けないよう緊張感を保てる良いライバル関係になってきている。50m、100mは目標のタイムを立てて、それに向けて全力で取り組めているが、200mにはまだ目標を立てていられていない。走りのリズム感や再現性を高める意味でも重要な距離なので、こちらもタイムの目標を立てて全力で取り組めると◎。
【りひと】
つま先着地はだいぶ無意識レベルに落とし込めてきたので、次のステップとしては上半身を安定させていきたい。重心を前に持っていくことが重要となるが、上体が前に倒して重心を前に持っていくのではなく、胸や股関節を反らす動きで重心を前に持っていけると◎。また、腕振りも後ろに引いた時に脇が開いて外側に振ってしまっているので、脇を閉じて腕を振ることでより大きな推進力を感じられることを技術練習や走りで体に覚えさせていきたい。
【れお】
胸を張ってダイナミックに腕を振ることが安定して行えるようになってきているが、踵からの着地がまだ改善しきれていない様子。ウォーミングアップで行っている腿上げが改善にとても有効なので、腿上げから歩幅を段々広げて行って走りに繋げていく方法が一番やりやすいと思うので試してみてほしい。50mダッシュの連続で改善を狙うのはなかなか難しいので、ウォーミングアップ時や空き時間に自分で試して出来ると◎。
【たいせい】
スタートでの前傾姿勢に注目してトレーニングを行うことができていた。依然として基礎フォームが定着していない様子ではあるが、つま先接地など少しずつ自ら意識して修正を図ろうとしている。引き続き練習を積み重ねてほしい。
また練習の終盤では集中力を欠いてしまい、友達と遊ぶことに意識がいってしまっていた。楽しむ場面と、集中して練習する場面の切り替えができるようにこちらも声かけしていきたい。
【せいじ】
苦手としているスタートでの前傾姿勢は徐々に上達している。今回の練習では前傾姿勢を取る際に胸が丸まってしまう癖について改善を行った。コーチに肩を抑えてもらい、体全体を傾ける姿勢を覚え込ませることで姿勢の修正を図った。得意としている後半の走りにつなげるためにも、体を傾けて重心移動を使うスタートフォームを身に付けていってほしい。
また練習終盤には同世代の友達と遊ぶことに夢中になってしまっていた。苦手な練習においても楽しんで取り組んでもらえるように環境設定を考えていきたい。
【じゅんいちろう】
練習よりも友達と遊ぶ事に意識がいってしまい、あまりトレーニングに集中することができなかった様子。特に50m走や200m走などの走り込む練習にはあまり関心を見出せず、他の遊びに夢中になってしまっていた。
勝負形式のフィジカルトレーニングなどでは積極的に参加できていたため、じゅんいちろうがモチベーションを持ちやすい環境を考えて練習を楽しんでもらえるようにサポートしていきたい。
【とらのすけ】
安定して50m走において8秒台を記録するなど、技術面が安定して身に付いてきている印象。基礎的なフォームは十分に見つけることができているため、今後は200m走などのロングスプリントも走りきれるフィジカル能力を身に付けていきたい。ジャンプやスキップなどのステップ系のトレーニングを積極的に経験させていきたい。
【かい】
けいたと共に練習を引っ張ってくれる存在となり、チームを引っ張るリーダー役を務めてくれている。以前は勝負に負けると諦めてしまう事が多く見られていたが、最近では友達と切磋琢磨する中で自分自身を高めていこうと努力している。
伸び代としては、練習の質をさらに向上させること。基礎的な技術や、闇雲に走ることで控除する部分は既に見つけることができている。今後は映像分析から自分のフォームを客観的に理解して、何が必要かを考えながら練習する習慣を身に付けていってほしい。
【かずま】
得意としていた後半の走りの技術がさらに向上しており、200mなどのロングスプリントにおいて高い成績を収めている。30秒台を記録するなど飛躍的にタイムが伸びているため、今後も強みであるこの能力を伸ばしていきたい。以前は力んででスタートで力を使い果たしてしまっていたが、最近の走りではリラックスして走りだすことができている。これにより強みである後半の走りを活かすフォームとなっている。今後とも努力を積み重ねていってほしい。
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