フィジカルトレーニング
50m基本ドリル3種
50m（フォーム確認）
50m×9（タイム計測）
25秒間走
鬼ごっこ
個別アドバイス
【とうわ】
50m走で手足をよりダイナミックに動かせる感覚に気付き、6秒86まで伸ばし最近ではかなりの好記録を出せていた。とうわは感覚が研ぎ澄まされており走りの中で気付きを得て、一本一本修正していけており、今回も「感覚掴めそうだから多めに走りたい」と発言するなど、意識を自分に向けて質の高いトレーニングを積めている。焦って手足を速く動かし過ぎず、一歩一歩ダイナミックな動きを意識した方が今はタイムを伸ばせる傾向にある。
【とらのすけ】
今回も9秒台でタイムが安定していたが、全力で走らない時はフォームを意識するなど自分なりに質を高めてトレーニングを積もうとしている。技術的には腕振りをもう少し大きく振れると、腿も上がりやすくなる。ただダイナミックに動かすには体温が上がっていないと難しく、気温が温かくなってくれば良いが、それまではウォーミングアップを入念にやるところからが重要となる。
【るお】
トレーニングに対しては真面目に取り組み、タイムを更新しようとしているが、疲労が抜け切れていないのか、動きにキレがないことが多い。練習後のストレッチやウォーミングアップなど、走るまでの準備にも意識を置いて取り組めると◎。最近は負けることも恐れず、むしろ速い選手にはリスペクトの言葉をかけるなどアスリートとしてのメンタルも成長してきている。引き続きチームの士気を上げるリーダーとして活躍してほしい。
【かい】
最近なかなかタイムが伸びないことがあったが、今回8秒0台にまでタイムを戻してきた。ただ踵着地など基礎的なフォームの乱れもあるので、これを伸び代と捉えて7秒台に戻すキッカケとして改善していってほしい。まだ腕振りや足の上がりなどダイナミックに動かせる余地も残しているので、しっかりウォーミングアップで体を温め、動きやすい状態を作ってからトレーニングに取り組むよう意識してほしい。
【けいた】
休み明けから段々と調子を取り戻しており、タイムが落ちても自信を失うようなことはなくモチベーション高く取り組めているのはケイタの強さ。今回、かずまに対し「走り方を指導する」と発言し、かずまも快く受けていた。まず走りを観察した後、アドバイスをして手本を見せるなど、良い指導が出来ていた。人に伝えることで、なんとなくの感覚を言語化することになるので自分の考えの整理にもなる。今後もこのような活動を積極的に取り組んでほしい！
【まさき】
2人1組で行ったフィジカルトレーニングにおいて、非常に高い成績を収めていた。体幹の筋力を使いながら動いていく種目に関して正確に行うことができていた。走りにおいては、苦手としている体の前傾がうまく行えていない様子。体が前に倒れこむ力を利用する感覚を見つけていきたい。
【しゅん】
背骨の姿勢に注意して走りを行うことで、腕振りの可動域が非常に大きくなってきている。以前は首周りから肩にかけた筋肉が力みすぎる癖が見られたが、無駄な力が入ることなく腕振りを行えている。これによりストライドが以前よりも大きくなり、タイムの更新につながっている。50メートルにおいては7秒台記録するなど上達が著しいため、この取り組みを継続していきたい。
【せいじ】
スタートにおいて前足に体重を乗せた状態でセット姿勢をとり、前足のキックを最大限に使う意識を持ってもらう。少しずつ前足で蹴るタイミングと、腕振りを行うタイミングが合ってきているため、引き続き練習を行っていきたい。人の動きを見ることで動きに影響が良い意味で出るタイプであるため、先輩の動きを参考にしてもらうためにも上級生と積極的に走らせていきたい。
【かずま（前）】
グループワーク形式のトレーニングでは積極的に発言するなど、リーダー的な役割を担うように変化してきている。きちんとトレーニングに関して考えており、チームメイトに対しても思いやりのある声かけが行えるため信頼を深く築くことができている。
走りに関してはいまだに肩の力みがあるため、背骨の姿勢を様々なパターンで試し、力が抜けるポジションを探していきたい。
【かずま（関）】
50メートル走において思うようにタイムが出ずに、やや意欲が失われてしまった瞬間があったが、そこから自ら今回の練習の目的意識を持ち、意欲を向上させることができていた。タイムや友達と競るのではなく、歩幅や姿勢など自分自身にフォーカスを当てるような目的を与えると努力がしやすい様子。本人の意欲が向上しやすい環境設定を考えていきたい。
【はる】
地面に足が接地する際に重心が低くなってしまい、ブレーキ要素の強いキックとなってしまっている点が伸びしろ。自分のお尻の真下で接地し、腰を斜め上に突き出すような意識を持っていると改善が期待できる。アキレス腱に張りを訴える等の傾向もあるため、8割程度の出力でフォームを意識するトレーニングを中心に取り組ませていきたい。
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