12月12日レポート

フィジカルトレーニング2種
50mフォーム確認
階段ダッシュ×3
骨盤動作講習
坂ダッシュ50m×5

個別アドバイス


【りょうすけ】
坂ダッシュではつま先着地で弾むような走りで9.5秒と平地では8秒台レベルのタイムをマーク。ただ時折、踵接地に戻り、タイムを落としてしまうこともあったのでまだ定着しきっていない様子。このことを本人が自覚し、意識し続けることで結果に繋ってくるので、今のこの成長のチャンスを逃さないよう次回以降も取り組んでほしい。

【すみれ】
前回から引き続き、骨盤動作のトレーニング。日頃からストイックに骨盤を動かす意識をしていたとのことで、さらに自然な形で動かせるようになっていた。今回は女子メンバー同士で感覚を共有し、さらに大きく動かせるようになった様子。次のステップとして、ジョギングでも骨盤を意識的に動かせるようにしていきたい。

【さき】
前回から大きく実力を伸ばしており、今回も今まで接戦していたメンバーに差を付けて走っていた。踵からの着地が長い課題として残っていたが、「スタートの姿勢の時からつま先立ちにして走りだすとずっとつま先で走れる」と、自分で考えて実践、結果に繋げることが出来ていた。今回のは綺麗な成功体験であるので、今後の課題も解決方法を自分なりに考えて取り組んでほしい。

【りゅういち】
階段での骨盤動作講習では、興味を示し何度も確認を願い出るなど、積極的に取り組めていた。フォーム改善にここまで興味を示すことは珍しいので、ここから自分の走りを磨くことのモチベーションも高めていってほしい。走りを長期的に楽しんでもらうためにもこういった技術練習は重要となってくる。

【りさ】
階段での骨盤動作講習では、先輩たちの動きも見ながら行えていた。また自身も骨盤を器用に動かすことが出来ていた。走りでは導入部分として、足を根本から動かす意識で走り、歩きでは骨盤を意識的に動かしていることで、よりダイナミックな走りが行える。骨盤動作は短距離走だけでなく、様々なスポーツで活かせれるので、今後も定期的に行っていきたい。

【なな】
階段で行った骨盤動作を誰よりも器用に行えていた。走りでも骨盤に動きでてきており、上手く使いこなせれば大きくタイムを伸ばせる。現状は、骨盤を動かす意識をすると上半身がグラグラしてしまう伸び代を残しているので、今後もトレーニングを継続して、骨盤を独立して動かせる感覚を学んで行ってほしい。

【せいごう】
50m坂ダッシュではトウワと競って7.66秒と好タイムを記録。上半身の安定性が高く、陸上トップアスリートの山縣選手に似た走りを見せる。その観点からもやはり臀部の筋力強化が重要となってくる。今回学んだ骨盤動作も階段上では意識しても平地では意識しづらい様子であったので、1ヶ月〜2ヶ月程度の中期的な視点を持って取り組んでほしい。

【ゆうご】
階段での骨盤講習では人一倍興味を持ち、「どう?出来てる?」と頻繁に聞いてくる積極性があった。新しい学びに対し非常に貪欲で、素直に受け入れる姿勢は今後も多くの学びを得られるので、この調子で取り組んでほしい。骨盤を動かすことは出来ていたが、足が内に入りやすいので、足を真っ直ぐ前に出せることを意識して行えると◎。

【ひろ】
骨盤動作講習の際に、苦戦しているセイゴウに「説明してあげるよ」と自分の感覚も交え、的確に指導できていた。自ら知識や感覚を共有する姿勢は素晴らしく、感覚を言語化することで自分自身も気付くことは多いので、今後も続けてほしい。また、骨盤を意識的に動かせるようになると、走りでは腰の位置が高くなるので、ひろは特に大きく成長できるポテンシャルを秘めている。

【じょうたろう】
50m坂ダッシュでは8.3秒と平地では7秒代レベルのタイムを記録。つま先からの着地で足の回転位置も高く走りの基礎は忠実に抑えたフォームで走れている。直近の伸び代として、上半身が前傾していることから、ツン飲めるような着地となっているので、やや上半身を起こし腿を上げる意識を強化、腕振りも高く振れるようになるとバランスがとれて、よりブレーキの少ない着地が出来るようになる。

【まさき】
フィジカルトレーニングではいつも通り高い成績を残せた。また、階段トレーニングでは骨盤などの難しい動きをうまく再現できていた。高い身体能力を走りに活かす意味でも、今後も階段や坂ダッシュトレーニングは継続してとりくんでいきたい。

【かずま】
階段トレーニングではコーチ陣に積極的に質問を行い、難解な動きの習得にチャレンジしていた。さすがの理解力で、動きを再現。綺麗なフォームで走ることはできているので、フィジカルトレーニングや階段トレーニングなどで地面をキックする力を向上させていきたい。

【さくと】
フィジカルでの姿勢系トレーニングでは好成績を記録。ゆっくりとした動きではきれいな姿勢を保つことはできるが、速い動きでは姿勢が崩れる傾向がみられる。階段や坂ダッシュの際は背骨をまっすぐにすること、ももをしっかり上げることを意識して走行中の姿勢を身につけていきたい。

【はるま】
坂や階段ではバランスを崩す場面が多くみられた。これは弱点ではなく、大きな伸びしろ!スタートでの加速は非常にうまく、その後のトップスピードを維持する能力を高めることが晴馬の今後の課題。

【とうわ】
階段トレーニングでは新しく骨盤の動きを習得。大きく可動するだけでなく、運動させる方向も正確に再現できていた。次の練習では、この動きを走りの中で取り入れてみるべくチャレンジしてほしい。骨盤の操作が身に着けば、ストライドが大きく拡大できるため、後半の伸びが大きく改善することが期待できる。

【みっきー】
階段トレーニングでは地面を蹴るコツをつかめたようで、その後のダッシュでは切れのある走りがみられた。走る前に階段トレーニングや、坂ダッシュなどでお尻の筋肉を活性化させてから走るトレーニングを行えると◎。まだまだスピードを上げられるポテンシャルはあるため、今後も継続してトレーニングを行いたい。

【そら】
坂ダッシュや、階段トレーニングでは苦戦しながらも、姿勢をきれいに保とうと挑戦。足が後方に流れる癖を修正するためには有効なトレーニングのため、今後も継続して取り組んでほしい。足の流れを修正してピッチが上がれば更なるトップスピードの向上が期待できる。

【てつし】
チームメイトをまとめるリーダーとして多くの行動がみられた。また目上の存在としてだけでなく、年下にも学ぼうとする姿も見られ、スポーツだけでなくすべてにおいて必要な能力であるため、今後も大いに発揮していってほしい。
走りに関しては階段や坂ダッシュでは姿勢が崩れる場面が多くみられた。日頃から体幹などの姿勢を整える筋肉を強化できると改善が期待できる。

【ななこ】
もともと強い下半身の筋肉に加え、体幹部をうまく使えるようになることでさらなるスピードアップが期待できる。階段トレーニングの後での坂ダッシュではキレが出ており、スピードでの加速が円滑であった。骨盤などの体幹部のトレーニングを今後は多く取り入れて、ストライドの拡大を図っていきたい。

【ゆう】
土曜日では自身よりも速い子ともトレーニングをすることができ、切磋琢磨する中で質の高いトレーニングを積むことができていた。フィジカルトレーニング、階段トレーニング、坂ダッシュすべてで、きちんと狙いをもってトレーニングに臨めていた。特に骨盤の動きには熱心に取り組み、見事習得していた。
次回ではタータントラック上で自身よりも格上の子と走り、更なる発見をして、トレーニングの質をさらに向上させていきたい。

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