9月25日レポート

ジャンプトレーニング
50m×1(フォーム確認)
50m×5(タイム計測)
100m×1(タイム計測)
200m×1
リレー
体幹トレーニング

個別アドバイス

【ひろ】
全体のリーダーを務めや、リレーの走順や走行距離を決める話し合いでも中心となって話を展開するなどリーダー的な役割を積極的に担っている。
走りに関しては引き続き前傾姿勢や、踵から着いてしまう接地の修正を中心に取り組んでいた。全力で競争する場面でも徐々にコントロールすることができてきているため、引き続き取り組んでいってほしい。

【すみれ】
200mでは好タイムを記録し、トップスピードに乗った際のフォームが洗練されてきている。特に地面を蹴る際に最小限の力でキックすることができ、空中でリラックスする技術が身に付いてきている。今後の課題としては、得意としている前傾姿勢のスタートから、200mで学んだトップスピードの姿勢に円滑に移行できるようにしていく事。上半身を起こすタイミングや起こし方、目線の変化などを工夫していってもらいたい。

【ゆうま】
スタートのフォーム修正を中心に取り組んでいた。以前はスタートから10m付近で重心が浮いてしまう癖が見られていたが、目線や首の角度を変更することで浮かずに低い重心のまま推進するスタートへと変化していた。身長が伸び、足の長さが長くなっていくことで重心が高重心と変化していく過程で、スタート等の低い重心での動き方を工夫していく事は今後も大事な要点の1つ。フォーム修正に加えて、弱点となっている背筋や臀部の筋力強化も行っていきたい。

【ゆう】
スタートで前傾姿勢が行えてきているものの、それと同時に背骨が過度に屈曲してしまう癖を自身で理解し、修正しようと試みていた。前傾する意識を背骨で作ろうとしているため、体全体を前傾させる意識を持てると改善が図れる。その1歩目として、後方に残されてしまっているお尻を前方に突出していくイメージを持てると◎。

【ゆうご】
太ももや臀部の痛みがあったため最小限の本数でトレーニングを行ってもらう。痛みがあり強度を抑えた中でも、きちんとフォームについて考えながら質の高いトレーニングを行うことができていた。今後も成長期に当たって筋力が上がってくると同時に骨の負担も大きくなるため、臀部やハムストリングスのストレッチをこまめに行っていきたい。

【せいごう】
水曜日の練習で得られた中盤での加速感を今回も再現しようとフォーム修正に取り組んでいた。地面を蹴りすぎずに体全体で押すイメージができており、足が後ろに残らずに素早く前方に振り出すことができている。このイメージで今後も取り組んでいってほしい。今回の練習では、スタートのタイミングについて苦労している様子が見受けられた。きちんとリアクションで出れるように、本日実施した反射神経を鍛えるワークを今後もスタート前にウォーミングアップで行っていきたい。

【はるま】
50m走、100m走、200m走すべての距離において好記録を出すことができている。つま先での接地や、足の入れ替えなどの基礎フォームに関しては十分に正確に行うことができている。今後、次のレベルに走りを進化させるためには自分独自の強みを生かした走りを見つけて行きたいところ。前傾姿勢を深く取れることや、骨盤をうまく使える事などは、はるまの強みであるためここ生かしたフォーム作りを指導していきたい。

【ここね】
フォームが安定せずタイムが乱高下していたが、8秒1台と好記録を出せていた疾走もあった。体がいつも以上に前傾し、足が後方に流れてる傾向にあるので、もう少し腕振りを顔の高さあたりまで高く振れると上体が起き上がりバランスが取れてくるかもしれない。今後筋力が増して、出力が上がってくると、足が流れるフォームは腿裏を痛めるリスクがあるので、今のうちに改善しておきたいところ。

【とうわ】
レッスン前に既に練習を積んでおり、疲労が感じられたが、いつも通りモチベーションは高く取り組めていた。重心を着地足の真上に移動させる側軸の動きがより強調されてきていて、一歩一歩のダイナミックさが増している。ただスタートからの加速姿勢では側軸が強調されすぎて左右に体が振られてしまうことがあるので逆にロスになっている可能性もある。加速姿勢はライバルとの差を見て、試行錯誤して磨いていってほしい。

【りゅういち】
今回は体が前に倒れがちで足が後方に流れ、タイムを伸ばせずにいた。腕振りを体の前では顔の高さあたりまで振れるように意識すると上体が起き上がり、バランスが取れてくるかもしれない。フィジカルトレーニングで行うジャンプトレーニング系は、臀部の筋肉向上の他、瞬発力も上がるのでリュウイチにはとてもオススメ。ただトレーニングをこなすだけでなく、どうしたらもっと遠くへ、高くへ跳べるのか頭を使って取り組めると◎。

【そら】
トップスピードが着実に上がってきており、ライバルに後半詰めるレース展開が多かった。今まではツンのめるような着地になってしまいがちであったが、足が上がってきたことで改善傾向にあり、よりスパイクが活かされてきている印象。ただもう少し着地の角度については改善の余地があるので、まずは腕振りを前ではなく上方向に振るイメージで体の近くで振れると、上への力が生まれ、結果として着地動作が改善されてくる。

【かずま】
また右手が外に肘が伸びがちであったが、足の動きに関してはバランスが取れてきている。ただ力が上に抜けて歩幅が伸びにくくなる時があるので、より前後の動きを強調できると◎。骨盤から足を前に出す感覚を習得できると大きくタイムを伸ばせる可能性もあるので、まずは歩きの時から骨盤を動かす感覚を習得させていきたい。骨盤など胴体部から力を生み出す動作は陸上だけでなく様々なスポーツに活かされるので是非習得してほしい。

【しゅん】
腕振りが肩を振る形で行われており、実際には腕がほぼ振れていない状況になっている。歩きやジョギングの時から腕振りを心掛けて、基礎の動きから確実に習得していきたい。上半身のブレが大きい時はタイムが落ちる傾向にあり、その日のうちでもタイムが大きく左右されている。毎回の走りの感覚を意識して、次に活かせるよう、より自分と対話できるようこちらからも声掛け等で促していく。

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