7月10日レポート

400m×1
50m基本ドリル3種
50m×1(フォーム確認)
50m×7(タイム計測)
100m×2(タイム計測)
リレー

個別アドバイス

【かい】
50mと100mにおいて、どこでトップスピード持ってきたらタイムが向上するかを試行錯誤していた。コーチにも自ら積極的にコミニケーションをとり、並走してペースを確かめてもらおうとするなど前向きな姿勢が多く見られた。その成果として50mでは自己ベスト記録を更新。あとわずかで7秒台のところまで来ている。基礎的なフォームは正確に行えているため、今回のようなペース配分など、応用的な要素引き続き修正していきたい。

【りひと】
トレーニング前に、コーチに対して今日の目標を宣言するなど目的意識を明確に持って練習しようとする姿勢が見られている。重点を置いて取り組んでいる広いストライドでのスタートや、後半からピッチを上げていく走りを繰り返し練習していた。陸上競技は意識したフォームが無意識に行えるまでひたすら繰り返し練習が必要な競技。そのため、成果が出るまでは繰り返しのフォーム練習を繰り返さなければならない。努力している方向性は正しいため、努力しても結果がついてこない時期をなんとか乗り越え、50メートル8秒台達成して欲しい。

【とらのすけ】
最近は、練習に対しての情熱が薄れてきてしまっている印象。特に同世代と競争する際に勝負を投げてしまう場面が多く見られる。本人的にかなりよく考え、多くの努力量を積んだにもかかわらず、なかなかタイムに結果が現れなかったことでモチベーションが低下してしまっている。着実に基礎フォームを身に付けるなど、多くの成長も見られているからこそ、きちんと努力が結果に現れるまで努力を継続してほしい。我々コーチ陣も今一度とらのすけに必要な走りを再考して、本人にも明確な指導をしていきたい。

【るお】
得意のスタートから中盤にかけての加速が円滑になってきており、50mの走りがかなり洗練されてきている。以前はたまにしか出すことができなかった7秒台も7-8割程度の確率で出すことができている。フォームが洗練されてきたおかげで、力まずに最小限の力でスタートを出ることができている。それにより、後半のお尻に余力が残せているのが最も成長した点。今後は100mにおいても得意のスタートからどのように前傾姿勢やピッチを変化させていくのが最適かを、試行錯誤していって欲しい。

【せいじ】
ライバルに勝つということに強いモチベーションがあり、最初の400mアップから全力で取り組んでいる。誰かと競っている時やリレーの時の方がスピード感のある走りが出来ているので、意識の仕方が分かってくればパフォーマンスが安定してくる。フォームに関して、頭部の安定性がないので腕振りを大きくしてバランスを取る方法に加え、視点をどこかに固定する等の方法も試してみていってほしい。

【けいた】
着地動作が上手くなり、以前はツンのめってしまうこともあったが今はブレーキが少なく、跳ねるような走りが出来ている。50mも8秒01と再び自己ベストを更新。本人も7秒台を強く意識してガツガツとした姿勢で練習に取り組めている。クラブ内でも順位が上がってきているが、見下すような発言はなく「一緒に頑張ろうぜ」と前向きな声掛けが出来ている。今後もメンバーを引っ張る存在としての活躍を期待。

【たいせい】
「9秒台を出す!」と意気込んでおり、モチベーション高く取り組めていたが、タイムがなかなか伸びないと気持ちが折れて走るのをやめてしまう傾向にある。調子の良し悪しは必ずあるので、調子の悪い時にこそいかにプラスを詰めるかが重要となってくる。タイムが狙えないのであればフォームを意識したり、他の人の走りを観察する等でも良いので、「次回良い記録を出す」という考えを持てると◎。

【せいごう】
他のメンバーが目標タイムを達成できるようにペースメーカーをやってあげるなど先輩としての振る舞いも出来ている。今回も6秒86と好記録をマーク。一本あたりの出力が上がってきているので体への負担も大きく、腿裏に疲労や痛みを訴える場面も増えてきている。練習前後のストレッチや、練習後のマッサージ、浴槽に浸かる等のケアを徹底することで翌日以降も良い練習が出来るので、練習時間以外の活動にも意識を置いていってほしい。

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